2026/27明治安田J1リーグ第13節

2026/27明治安田J1リーグ

2026.10.31土

鹿島アントラーズ

エウベル (14')

エウベル (22')

マテウス ブエノ (36')

チャヴリッチ (70')

4

AWAY

FULL TIME

1

3-1

1-0

セレッソ大阪

パブロ サバック (25')

メルカリスタジアム

24,251人

HIGHLIGHTSハイライト

監督コメント

■パブロ マチン監督

「立ち上がりから相手の良い選手たちが素晴らしいプレーを見せたシーンが多かったと思います。相手は決めるところをしっかり決めました。ただ、最初にチャンスを作ったのはウチなので、そこで決め切れていたらまた違った試合になった気がします。相手に関しては、恐らく前半は4本シュートを打って3ゴールを決めました。まさに決め切るところをしっかりと決めたチームだったと思います。3ゴールを決められてしまうとひっくり返すのは大変です。後半は形を少し変えて攻撃に勢いを持っていく入りをしました。途中までどうなるか分からない展開にもなりましたが、4点目を取られてしまい、試合にも大きく影響しました。今できることは、1週間しっかりと準備をして、良いトレーニングをして、ダービーに向かっていくことです。少し痛みを抱えている選手がどれだけ回復できるか。そこもカギになってくると思います。スモールスカッドでやっている今シーズンですが、誰が出ても活躍できることを証明する、その覚悟が決まった試合になりました。ダービーに向けて最善を尽くしたいと思います」

Q:入りこそ先にチャンスを作りましたが、すぐに5バックで構える状態になり、相手の攻撃を受ける展開になりました。前節も含め、リーグ戦のここ数試合はプレスが掛からず常に相手に主導権を握られる前半になっています。どこに課題を感じていますか?
「僕が思っていることは、システムに限らない、ということです。3枚で守っている時間もあれば、最終的に5枚で守る局面もありますが、システムに限らず自分たちが守備で持っているアイディアとしては、1対1のデュエルです。そこで1つ1つ勝てないと、集団として強い守備になりません。僕が課題として感じて、修正しないといけないと思っていることは、守備をしている局面よりも、リスク管理です。攻撃している時に守備の準備ができていない。そこからひっくり返されたところで1対1になってしまう。1対1になれば相手の方が優勢に立ってしまう。攻撃しながらも守備をすること。リスク管理を含めた準備。そこが大事ですし、今、自分たちが修正しないといけないことだと思っています。再度、言いますが、システムよりも、守備のアイディアを浸透させていかないといけません。それが無いと、どんな形で守っても、難しい展開になるのではないかと、個人的には感じています」

Q:後半は(前半終了時と)同じメンバーで臨みました。前節に関しては、ビハインドを追い付いて逆転しようという気概が交代策からも感じられました。もちろん、ホームとアウェイの違いもありますし、相手も違います。さらにカップ戦から中2日で、交代カードを早めに切りづらい状況だったかも知れません。それでも、後半の戦いからは、2点差を追い付く、ひっくり返すという気概は感じにくかったです。ハーフタイムを含め、どのような狙いで後半に臨まれましたか?
「後半に関しては、色んな選手のコンディションを考慮する必要がありました。パブロ(サバック)に関しては、前節はコントロールした形でした。今回は、(ルヴァンカップの)水戸戦で長い時間出場した(櫻川)ソロモンを温存する形になりました。後半のプランとしては、入りは我慢しながら、少し時間が経ったところで勢いを持って出ていこうと。パブロとソロモンを並べて、より攻撃に出ようと思いました。ルーカス(フェルナンデス)に関しても水戸戦では(横山)夢樹のアクシデントにより急遽出ることになり、たくさん出ましたので、今日に関しては(早めに)代えるタイミングを見ていました。同じメンバーだったとしても、前に人数を掛けて攻撃的に出る姿勢は、後半の立ち上がりから伝えていました。ただ、攻撃に出ていく時にエラーが起きてしまった。それが試合の流れに影響を与えたと思います。夢樹に関しては、まだ足首が万全ではなかったですが、攻撃的に行きたいところもあって、投入しました。ゴールにはつながらなかったですが、チャンスをクリエイトすることはやってくれました。ただし、1-4というスコアもあり、より大きな影響を与えるプレーを攻撃で出せなかったという印象です」

Q:現時点の段階で、負傷交代した香川選手の状態について
「前半途中で足首を捻ったか、打撲か、というところです。細かい部分はまだ分かりません。勝つ気持ちが強く出る選手なので、その気持ちが痛みを上回れば、出ていたと思いますが、今日に関しては自分から交代を申し出る形でした。ある程度のケガなのかなという印象はあります」

選手コメント

■パブロ サバック選手

Q:厳しい試合になりました。今日の1-4という結果をどう受け止めていますか?
「タフな試合になりました。4失点、特に早い時間帯での失点はゲームプランが崩れてしまう。0-2から1-2にしたところで希望もありましたが、3失点目で試合は決まってしまったと思います」

Q:ここ数試合、前半で失点して難しくなる試合が続いています。失点は決して守備陣だけの問題でもなく、前からの守備も含めてチーム全体の問題だと思います。プレスを含めて守備に関して自身の役割はどう考えていますか?
「おっしゃる通り、僕自身も役割をしっかりやらないといけないと思っています。中盤で構えた時は、中盤にスペースを与えないように、中を閉じてそこから出て行くことが役割です。プレスを掛ける時は、自分もアグレッシブに最大限やっていかないといけない。今は目に見えて失点が多いです。勝つためには減らさないといけないので、そこはチームとして取り組まないといけないです」

Q:得点シーンはサバック選手の良さが出ましたが、ゴールを振り返ると?
「先ほど自分でも映像を見たのですが、良いゴールだったと思います。試合を重ねるごとにルーカス選手との相互理解は深まっています。彼はクオリティーが高い選手ですし、彼が前を向いた時は、ペナルティーエリア内に良いクロスとパスを送ってくれます。今日の得点に関しても、頭にピンポイントのクロスを届けてくれたので、コースを狙うだけでした」

Q:次節は大阪ダービーです。過去、何人もの外国籍ストライカーが印象的なゴールを決めています。そのようなシーンを作って欲しいという期待も込めて、次節への意気込みをお願いします
「ダービーはそのタイミングで1位でも最下位でも関係ありません。とにかく勝たないといけない試合です。この街のベストを決めるという意味で、必ず勝たないといけません。チームとして結果が付いてきていない状況ですが、浮上のきっかけにもできる試合です。ファン・サポーターの皆さんを喜ばせたい。ここ数試合、結果を残せていないので、次は何としても勝って、ファン・サポーターの皆さんに喜んでもらいたい。もちろん点が取れたら最高ですが、何よりチームが勝つことが一番大事なので、今週はさらに集中して、ハードワークして準備したいと思います」

■田中 駿汰選手

Q:立ち上がりこそチャンスも作りましたが、ここ数試合と同様、今日も前半の早い時間帯から相手に主導権を握られた試合になってしまった。前半の進め方についてはどう振り返りますか?
「先制点を取られているので、そこは反省点です。同じことを繰り返してしまっているので、そこはチームとして反省していかないと、(いつまでも)勝てないと思います」

Q:後半も攻め切れなかったですが、どこに難しさがありましたか?
「相手のプレッシャーがある中で、どう崩していくのか。少し考えがバラバラというか、ちょっとのズレから失点につながり、点が取れない状況も続いています。それが今日の試合では反省点になったと思います」

Q:「考えがバラバラ」な部分は、戦術的なやり方が統一されていないのか、点を取りたい思いが強いがゆえに、一人一人の気持ちが先走ってしまったのか、どのあたりに課題を感じましたか?
「今日の試合は戦術どうこうではないと思います。簡単に失点していますし、そうなると監督のやりたいサッカーも難しくなる。基本のところ、まずやるべきことをやらないと、今日みたいなチームを相手にしたら、自分たちの弱さが出てしまう。この試合を無駄にしてはいけないですし、チーム全員でしっかり反省したい。簡単に『次に向かっていく』とは言えないですが、試合は来るので。1週間を大切に準備していかないといけないです」

Q:次節は大阪ダービーです。どのような思いで向かいますか?
「ダービーはただの1試合ではありません。大事な試合であることは分かっています。サッカー選手としてのプライドや意地がみんなあるので、その全てを次の1週間に注いでいかないといけない。そういうことを全てやった上で、結果が付いて来る。勝てていない現状を受け止めて、次のダービーは死に物狂いで戦って、勝点3を取って、そこから浮上したと後から思えるように戦いたいです。チームとしてバラバラにならず、まとまって次のダービーに向かってやっていきたいと思います」

■井上 黎生人選手

Q:厳しい試合になりました。今日の1-4という結果をどう受け止めていますか?
「フォーメーションが、やり方が、ではなく、シンプルに僕たちがもっと戦わないといけなかった。その気持ちが見えない試合になってしまった。だから球際で負けるし、大事な局面で決められてしまう。今日はそれを凄く感じました。こういう試合を続けていたら、本当に落ちるので、僕も含めてですけど、みんながもっと危機感を持ってやらないと、チームは変わらないと感じます」

Q:そうした危機感がより強まる試合になった?
「そうですね。自分さえ良ければいい、ではなく、サッカーは11人でやるスポーツ。誰かが出たら誰かがカバーする。誰かがミスをしたらそれをカバーするのがチーム。今はそれがありません。それを感じている選手が多ければ多いほど、早く変われます。次はダービー。ダービーだからというわけではないですが、試合は続くので、一刻も早くそういう部分を修正しないといけないと感じています」

Q:この試合に向けては、鹿島相手にどういう戦いを意識して入りましたか?
「まずレオ セアラ選手のところが脅威で、クロスの入り方も上手い。フリーで打たれると、必ず枠に飛ばしてくる。その周りをかき乱してくるのが鈴木選手や松村選手。そこは試合前日に後ろの選手と中盤の選手で話はしていたので、前半の入りは良かったかも知れないですが、それを続けることができないのが、現状の僕たちの力。4失点もしているようでは、後ろはダメだと思います」

Q:改めて、次節は大阪ダービーです。どう捉えて向かっていきますか?
「変わるきっかけはたくさんあると思っています。そこで変われるか変われないかは僕たち次第。サポーターの皆さんには、8試合リーグ戦で勝ちを届けられていないので、申し訳なく思うし、だからこそもっと勝ちたい思いを全面に出さないとダービーも勝てない。一つのきっかけで変われると僕は思っています。それを伝えて、僕もみんなの声を聞いて、修正して臨みたいと思います」

■岡澤 昂星選手

Q:香川選手の負傷交代を受けて入りましたが、どういうプレーを意識して入りましたか?
「皆さんも分かっているように、(香川)真司さんにしかできないプレーはあります。逆に僕が得意としているハードワークや2列目から背後に飛び出していくプレーはいくつか出せたと思います。真司さんの代わりに出たからと言って、真司さんの役割をしようとしていたわけではなく、自分の特長でチームに勢いをつけられたら良いなと思って入りました。ラストパスなど数字を残せる選手にならないと、レベルの高いJ1では生き残っていけないと痛感しました」

Q:急遽の出場にはなりましたが、岡澤選手個人としては、良い入りもできたのではないかと思います。ただし、結果としては1-4という敗戦を喫しました。アウェイの鹿島というリーグでも屈指の難しいスタジアムでプレーして、今日の試合から感じたことは?
「気迫や勝利への飢えが根本的に違ったのかなと。どこか自分たちは温いところがあると思います。なかなか結果が出ていない状況で、年齢に関係なく、自分も発信していかないといけない。一つ一つの球際は今の僕たちに足りていないところ。そこが大きく試合を左右したと思います。自分たちの良さは出しながらも、そういうところは鹿島さんを見習わないといけない。勝利にもっと貪欲に、個人としてもチームとしてやって行かないといけないと感じました」

Q:次節は大阪ダービーです。どのような思いで臨みますか?
「僕自身、小学生の頃から含めると、長い間このエンブレムを背負ってプレーしています。ダービーはプライドを懸けた試合になります、内容は言っていられない。プライドが強い方が勝つと思うので、勝つことだけを意識して、次の1週間を過ごしてダービーを迎えたいと思います」