ACL第4戦 vs全北現代 試合前日会見
本日行なわれた試合前日会見の内容をお知らせいたします。
レヴィー・クルピ監督
「みなさんおはようございます。明日の試合は非常に楽しみにしています。というのは、大阪での試合と両チームともにメンバーが変わっているからです。さらには、両チームともに勝利を目指して戦うおもしろいゲームになるかと思います」
キム・ボギョン
「韓国でやるゲームなので、楽しみです。ホームで勝ったので、アウェイでも負けないよう、勝つような試合をしたいと思います」
【質疑応答】
Q 相手チームで特にマークすべき選手はいますか?
A 監督「全北は非常に攻撃的なサッカーをするチーム。そのなかで、ブラジル人の選手は非常に技術が高いと思うし、さらには韓国の選手で非常に背の高い選手もいます。さらにベースとして非常にフィジカル的にパワフルなサッカーをします。ということで、具体的に名前は挙げませんが、すべてに気をつけないといけない、マークしなければいけないと思っています」
Q 日本での試合では全北はベストのメンバーではなかったが、明日はベストでくるはず。明日はどんな戦略で試合をしますか?
A 監督「私たちのチームは、2人の韓国人選手を除いては非常にいいチームです。今のはもちろん冗談です(笑)。全北がフィジカル的にパワフルなサッカーをするのに対して、私たちは、技術とスピードを持ち味としたサッカーをします。ゲームはおそらく、技術とスピード対フィジカルということになると思います。それは、両チームのメンバー、誰が先発かということには関係ないと思います」
Q (ボギョンへ)外国のチームに所属して、あなたが韓国のチームと対戦するのは初めてだと思うが、どうか。本来は左のサイドが多いが、明日は中央でプレーすることについてどう思うか?
A ボギョン「代表ではサイドが多いが、セレッソはフォーメーション自体が違うので、特にそれについて戸惑いはありません。与えられたポジションをこなすのが自分の役割だと思っています。今シーズン初めて、韓国に来て韓国のチームと試合をするわけですが、自分としてはうれしいし、楽しみにしています」
Q 全北にはいい選手がたくさんいますが、セレッソとして気をつける選手について、おしえてください。
A 監督「全北には、エニーニョとルイスがいますが、セレッソにはキム・ジンヒョンとキム・ボギョンがいます」
Q(ボギョンへ)南アフリカのワールドカップで、イ・ドンク選手と一緒でしたが、連絡は取っていましたか?
A ボギョン「歳が離れているので、イ・ドンクとは連絡を取っていませんが、こちらにいるチョンスとは取っています」
Q キム・ジンヒョンがセレッソにいて、サポートは受けていますか?
A ボギョン「先にセレッソにはジンヒョンがいて基盤を作ってくれていたので、非常にいい環境で入りやすく、感謝しています」
Q ;歴代ACLでは、韓国人選手が所属している日本のチーム、例えば鹿島アントラーズやガンバ大阪がいい成績を残していますが、今回もそういう期待をお持ちですか?
A 「非常に期待しています。いい結果が出るのではと思います。というのは、韓国の選手は非常にフィジカルが強く、日本のサッカーにはないプラスαをもたらしている。さらに日本の選手も数多くヨーロッパでプレーしているが、日本と韓国、日本とヨーロッパの交流を深めることで、日本のサッカーそのものがレベルアップしていくと思います」
Q 今、勝点で並んで首位ですが、この直接対決に勝てば、グループリーグ突破につながるかと思いますが、いかがですか?
A「おっしゃるとおりで、明日の試合の重要性はこれまでにないものだと思います。全北も強いですが、我々も勝者のメンタリティを持ち始めた、それを築きつつあるチームなので、明日の試合は勝利という結果だけにこだわって、戦いたいと思います」
Qマルチネス、永井という選手らの起用の仕方についていかがでしょうか?
A「リザーブの選手たちの重要性はいつもより大きいです。なぜならば、フィジカル的に非常に厳しい試合になると予想されるからで、3人の交代枠の使い方を考えながら試合を進めていくことは非常に重要だと思います」
☆会見の最後には、相手チームのチェ監督、チョ選手とのフォトセッションを行ないました。