【StubHub ワールドマッチ2017】セレッソ大阪vsセビージャFC 記者会見の様子
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本日、開催しました「StubHub ワールドマッチ2017 セレッソ大阪vsセビージャFC」の記者会見の内容についてお知らせいたします。
◆玉田稔 代表取締役社長
「皆さん、こんにちは。私の方から今回の試合の成立に至った経緯を簡単にご説明させていただきたいと思います。今年からJリーグが1ステージ制に戻りまして、夏場ですね、7月の中旬にサマーブレイクということで、海外から強豪チームを招きまして、対戦するということで、Jリーグインターナショナルリーグとして、鹿島さんとセビージャさんが7月22日にカシマスタジアムで対戦されることになりました。その流れの中で、我々としても、合宿を張るのか、どこかのチームと対戦するのかと考えていた中で、7月12日に天皇杯の3回戦がございまして、本来ですと、その後、期間が空くのですが、浦和さんが出場されるスルガ銀行カップが8月の中旬に予定されており、(その関係で)セレッソと浦和の試合が7月22日に繰り上がってきたということがございまして、なかなか日程調整がうまくいかなかったんですけども、7月の17日あたりだとゲームが可能だということになりました。何とかこのあたりでセビージャさんとの試合が実現できないものかと考えておりましたところ、今年度からセレッソ大阪のグローバルチケッティングパートナーとして一緒に事業をやらせていただいておりますStub Hubさん、スペインの企業でございますので、こちらにお声がけさせていただいたところ、ご協賛いただくということが決まりました。本当にありがとうございます。という経緯により、Stub Hub ワールドマッチ2017と題して、7月17日、祝日になりますけど、ヤンマースタジアム長居でセビージャさんと対戦させていただくことになりました。私の方からは以上になります」
■柿谷曜一朗選手
「皆さん、こんにちは。素直に、セビージャというクラブ、テレビで見ているようなチームと試合ができることは心からうれしいですし、どこまで通用するのかというのは選手全員が楽しみにしているところでもあります。この試合をするにあたって、たくさんの関係者の方に協力していただいているので、まずそこに感謝しないといけないですけど、僕たちプレーする立場としては、たくさんのお客さんが試合を見に来てくれると思う中で、相手は強いですけど、思い切りぶつかって、90分間しっかり戦いたいなと思います」
■清武弘嗣選手
「皆さん、こんにちは。今回、こういう試合ができることは素直にすごくうれしいですし、(セレッソ大阪の)若い選手たちが、セビージャという、今年すごく強いチームを身近で見て、対戦できることはすごくプラスだと思うので、すごくいい機会だと思います。しっかりと、セレッソ大阪もセビージャに勝てるように頑張りたいと思います」
■ラモン・ロアルテ・ヘルナンデス(セビージャFC マーケティング ダイレクター)
「残念ながら、日本語があまりうまく話せないので、英語にて失礼いたします(以上、日本語で話す。最後に)オオキニ(場内笑)
(ここからは英語で)まずは関係者の皆さんに感謝の言葉を伝えたいと思います。Jリーグの関係者、メディアの皆さんにも感謝を伝えたいです。セレッソ大阪と対戦することをとても誇りに思っております。セレッソは日本の中でも、最も強いチームだと聞いていますので、試合をすることを本当に楽しみにしています。我々は8月の欧州チャンピオンズリーグの予選に向けて、プレシーズンが日本で始まるわけですが、そこで、セレッソ大阪というビッグクラブ、そして鹿島アントラーズと試合ができることはいいことですし、とても楽しみにしています。サンキュー、オオキニ(笑)」
■ハビエル・コルバチョ(StubHub アジア パシフィック地域マネージャー)
「まず、玉田様、関係者の皆さまに感謝の言葉を申し上げたいと思います。昨季のセレッソ大阪のJ1リーグ昇格おめでとうございます。そして、今季のこれまでの成績がとてもいいので、大変うれしく思っています。シーズン中よりパートナーとして連携させていただいている延長で、今回の話があり、こういうイベントを企画できたことはたくさんのファンの喜びにもつながると思いますので、とても誇りに思っています。ラモン様にも感謝します。チャンピオンズリーグにも出場が決まり、おめでとうございます。セビージャはとても長い歴史を誇り、タイトルもいっぱい取ってきたので、たくさんの日本のファンも喜ぶと思います。少しだけStubHubについて紹介させてください。StubHubは50か国でチケットプラットフォームサービスを展開しています。新しい国でこういった仕事を始める時に、その国のトップチームと一緒に連携するのが、私たちの戦略であります。だからこそ、セレッソ大阪と今回提携し、弊社にとって日本で初めてのタイトルスポンサーとなることを決意しました。また、セレッソ大阪ならびに日本のサッカーを日本国外に向けてプロモートする機会をいただき大変光栄です。スポーツエンターテイメントの団体、130団体とも、こういったパートナーシップを結び連携しております。提携先団体と協力し、チケット購入体験におけるイノベーションを起こすことを目指しています。これはビジネスのためだけではなく、世界中のファンの皆さんのためにやっているものです。アリガトウ」
■質疑応答
─ハビエル・コルバチョさんにお伺いします。今年からセレッソ大阪とパートナーシップを結ばれたということですが、セレッソ大阪にどういった魅力を感じているのか。また、今後、セレッソ大阪との新しいプランや取り組みがあれば教えて下さい。
「昨年からセレッソ大阪さんとグローバルチケッティングパートナー・公式リセールプラットフォームとして連携をしてきました。セレッソ大阪さんからこの話をいただいたとき、弊社のビジョンとも一致しました。弊社のビジョンは、世界中のファンがイベントに行きやすい世界をつくることです」
─清武弘嗣選手に伺います。あらためて、昨年まで所属していたセビージャとの試合に対する気持ちをお聞かせ下さい。
「セビージャというクラブは僕もプレーして、偉大なクラブだと感じましたし、世界で活躍している選手、代表選手もたくさんいます。今季はサンパオリ監督の下、いい成績を残して終わったと思いますし、すごく強いチームだと思っています。そういう相手と試合ができることはすごく光栄ですし、先ほども言ったように、若い選手がセビージャと試合をすることはいいことですし、そこから学ぶこと、直接感じることはあると思うので、色んなモノを見て、感じて欲しいなと思います」
─柿谷曜一朗選手にお伺いします。セビージャのイメージ、スペインサッカーのイメージをお聞かせ下さい。
「キヨ(清武弘嗣)の方が知っているんじゃないですか?(笑、場内笑)スペインのサッカーはバルセロナやレアル・マドリードがピックアップされがちですけど、セビージャもそこに匹敵する強さを持ったチームだと思いますし、僕たち日本、アジアの選手は、『セビージャ』と聞くと、スペインのサッカーを引っ張っているチームだというイメージがあります。そういうチームとどれだけできるのか。(セビージャが)どこまで本気でやってくれるか分かりませんが、僕らは全力でやって、相手が『本気でやらなアカンな』と思うくらい、思い切ってやれればいいと思います」
─ラモン・ロアルテ・ヘルナンデスさんにお伺いします。プレシーズンを日本で始める意義をどう考えておられるのかというところと、先ほど柿谷選手も仰っていましたが、セビージャとしては、今回のセレッソ戦に向けてどの程度の戦力、選手を揃えてやられるおつもりなのでしょうか。
「セビージャはこの12年くらいの歴史の中では、リーグではとてもいい順位で終えています。3年連続ヨーロッパリーグにも優勝しています。ただ、今年はタイトルを取ることができませんでした。なので、このプレシーズンの準備が本当に大事だということを皆さんに伝えたいと思います。開幕から結果が付いて来なければ、(リーグ戦の)トップ3には入れません。来季、トップ3に入るためには、プレシーズンの準備が本当に大事になります。なので、この試合に対しても、本気で戦いたいと思います。試合に出ている選手たちはオフに入りましたが、また7月3日に合流します。なので、こういった機会で私たちの新しいチームを皆さんに見せることを楽しみにしています。7月13日に日本に来ます。チームがスタートしてから10日間くらいで日本に来ることになりますが、いい準備をして、いい練習をして、いいスタートを切りたいと思っています。来季に向けて、新しい選手も合流すると思います。新しい選手の力を借りて、チームのレベルを上げて、リーガ、そして、チャンピオンズリーグに向けていい準備をしたいと思います。今、セレッソは4位だと聞いていますので、とてもいいことですよね。とても成功していると思います。フレンドリーマッチですが、本気で戦って、いい競争ができればと思います」