セレッソ大阪 チーム始動記者会見実施のお知らせ
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本日、開催しました「チーム始動記者会見」の内容についてお知らせいたします。
〇玉田稔代表取締役社長
「皆さん、こんにちは。去年に比べると、メディアの方の数がちょっと増えているかなと思います(笑)昨年は非常にいい成績を残すことができました。これも、ファン、サポーターの皆様、ヤンマー、日本ハムを始めとしますパートナー企業、スポンサー企業、多くの方々のご支援をいただいたおかげだと感謝しております。メディアの方々にも、いろんな場面でたくさん報道いただき、ありがとうございます。今年も引き続きよろしくお願いいたします。先ほど、9時半に選手全員が集まりまして、今年の方針を説明してきました。私が社長に就任したのは2015年なんですけど、そこから方針は、基本的に変えていません。「サッカー、チームの主人公は、サポーターと選手にある」ということです。チーム力というのは、クラブ、会社を含めた“オールセレッソ”の力を向上させることが、チーム力の向上につながるのではないかと思っています。それと、就任の時にもお話ししたことがあるんですけど、やはり、全社員、全関係者が同じ方向を向いて、一つの目標に向かって力を合わせてやることによって、その目標が達成できると考えておりますので、そういったところを選手、監督に説明させていただきました。今年の目標なんですけど、なかなか昨年度の成績が良かったものですから、数字として具体的に申し上げるのは難しいかなというところもあるのですが、2020年にですね、キンチョウスタジアムを桜スタジアムに改修ということで、プロジェクトをやっておりまして、その時点ではACLに出場して、常時タイトルを争えるチームにしていきたい、という目標がございました。なので、少し早いタイミングでACL出場ということが掴めましたし、念願の初タイトルも獲得しました。今年の目標としては、3つというか、2つの目的と1つの手段のようなお話になるかと思います。まず、最終目標としては、今シーズンがそうであるように、来シーズンも、必ずACLに出場したいということです。ACLに出場するということは、イコール、リーグでは3位以内ということと、天皇杯のタイトルを取ることになってきます。従って、ACL出場を目標の一つに置きながら、もう一つは、ルヴァンカップ、リーグ戦、天皇杯、ACLと4つのタイトルにチャレンジする機会を与えていただきましたので、この4つに真摯に取り組んで、チャレンジャーとして取り組みたいと思っています。昨年、タイトルを2つ取れたんですけど、振り返ってみますと、1試合1試合の積み重ねでタイトルにつながったと思います。今年もこの2つの目標を果たすために、1試合1試合、チーム全員、さらには冒頭に申し上げましたように、クラブ、会社も含めて、個々の選手の頑張りを引き出すような組織としてチャレンジしていきたいというのが今年の目標です。監督、大熊部長の方から補足や説明もございますので、私からのご挨拶と目標は以上にさせていただきます。本年も引き続きよろしくお願いいたします。
〇尹晶煥監督
皆さん、お久しぶりです。去年1年間、本当にいい成績を出すことができましたので、そういった責任を、また今年、負うことになると思います。今年1年、困難なシーズンになると思います。先ほど社長のお話にもあったように、チームの方針、目標は、選手、スタッフが共有しながら、去年在籍していた既存の選手と、後ろにいる新加入の選手を含めて、もう一度挑戦する心を持ちながら、挑戦者として挑んでいきます。タイトなスケジュールの中で、間違いなく厳しい局面は来ると思います。選手、フロント、スタッフが一心同体となりながら、もちろん、皆さんも一緒に参加していただければ嬉しいです。厳しいシーズンを皆で解決することができるならば、絶対にいい結果が出ると思います。私たちセレッソ大阪というチームが、アジア、世界に羽ばたこうと、名を轟かそうとしています。去年、その基盤を作り上げたと思います。今年、それを引き継ぐことができれば、チームとしてまた発展していけると思います。その部分を理解しながら、今年も指揮していこうと思っています。たくさんの方にスタジアムに来ていただけるように、いい結果、たくさんの楽しさを提供できるように最善を尽くしたいと思います。ありがとうございます。
〇大熊清チーム統括部長
本日はお忙しい中、お集まりいただきましてありがとうございます。また、昨シーズンは、スポンサーの皆様、サポーターの皆様、そして、我がチームのように喜んでいただいたり、悔しがったりしていただいて、毎日グラウンドにも足を運んでいただいた皆様には心より感謝しております。今年の目標にも掲げていますが、一喜一憂というか、チームに入り込んで取材、応援していただいたことに、心より感謝申し上げたいと思います。初優勝や二冠を取れたのも、そういう力があったからだと思いますので、今シーズンもぜひ一緒に戦っていただければと思っております。新加入選手に関しましては、組織、チームは継続と変化が必要だという中で、どのようにアジア、世界に通ずるかという視点で、尹監督と編成会議を何度も行いまして、今季のチーム編成になりました。その中で、セレッソに合う選手、性格的、人格的、プレー的にも個性がある選手、セレッソに新しい風を吹き込んでくれる選手、尹監督も言っている、競争と結束のできる選手というところで、いろんな面で話をして、プレーも見ながら、獲得を決めさせてもらった経緯があります。今までのセレッソが築き上げたモノも大切に、新しい風を吹き込んで、4つのタイトルに向けてチャレンジする中で、尹監督を中心にまた新たなセレッソができると思います。応援の方、よろしくお願いします。
〇18 FW ヤン・ドンヒョン選手
初めまして、ヤン・ドンヒョンと申します。1日でも早くチームに慣れて、チームに貢献できるようにしたいと思います。そして、この場にもたくさんの方が来られていますが、皆さんの期待にも応えることができるように、日々、頑張っていきたいと思います。チームが望んでいる結果を達成できるように、少しでも力になることができればと思っています。よろしくお願いします。
〇13 FW 高木俊幸選手
浦和レッズから来ました、高木俊幸です。チームの勝利に貢献できるように、去年より一つでも多くのタイトルが取れるように頑張りたいと思います。よろしくお願いします。
〇16 DF 片山瑛一選手
初めまして、ファジアーノ岡山から来ました片山瑛一です。クラブの目標達成に向かって、日々、精進していきますので、よろしくお願いします。
〇32 MF 田中亜土夢選手
ムーミンの国からやってきました、田中亜土夢です(場内笑)タイトルを取るためにやってきました。これまでの経験を、ここでしっかり出したいと思います。よろしくお願いします。
〇39 MF チャウワット・ヴィラチャード選手
チャウワットと申します。バンコク・グラスからやってきました。セレッソにとっていいシーズンになるように、私も頑張ります。
〇1 GK 永石拓海選手
初めまして、福岡大学から加入しました永石拓海と申します。セレッソ大阪を応援して下さる全て方々に感謝しながら、精一杯プレーしていきたいと思います。よろしくお願いします。
〇40 FW 安藤瑞希選手
長崎から来ました、安藤瑞希です。できるだけ早く試合に出て、自分も得点を取って、スタメンの座を勝ち取って、年齢は関係ないというところに自分からどんどん挑戦して、自分でもぎ取りたいと思います。頑張ります。
〇28 FW 中島元彦選手
C大阪U-18から昇格しました中島元彦です。底辺からのスタートになるので、這い上がれるように頑張ります。
〇34 FW 山田寛人選手
C大阪U-18から昇格しました山田寛人です。まずはJ3で二けた得点を目標として、J1の舞台でも多く出られるように頑張りたいと思います。よろしくお願いします。
〇41 MF 魚里直哉選手
関西学院大学から加入しました魚里直哉です。ユースで育ったこのクラブに戻ってくることができて、大変うれしく思っています。早くチームの勝利に貢献できるように、精一杯努力していきます。よろしくお願いします。
〇渡邉翔 フィジカルコーチ
こんにちは。今シーズンからフィジカルコーチに就きます渡邉です。よろしくお願いします。チーム、選手のために全力でサポートしたいと思いますので、よろしくお願いします。
〇巴山仁 通訳
皆さん、こんにちは。監督通訳の巴山仁と申します。チームの目標のために最善を尽くしたいと思いますので、よろしくお願いします。
≪質疑応答≫
Q:玉田社長にお伺いします。昨シーズン、間近で選手たちの成長を感じられたと思います。それでもまだ足りない部分もあると思います。今年の成長をどう期待していますか?
〇玉田稔代表取締役社長
足りないものというか、皆さんもご承知の通り、今までセレッソは、優勝争いをした翌年はあまりいい成績を残せないというジンクスがあります。ただ、セレッソにはこれまで数々のジンクスがあったのですが、昨年、ほとんど打破しましたので、今年もそういうジンクスを打破すべく、ああいう目標を掲げました。選手たちには、より強い気持ちを持って欲しいとお願いしているのですが、もし足りないものがあるとすれば、強い気持ちだと思います。監督以下、明日からキャンプに入りますが、チーム全員が共通認識を持って、強い気持ちで戦ってくれることが最大のポイントかなと考えております。
Q:大熊チーム統括部長にお伺いします。今季の補強のポイントとして、前線の選手が多いかと思いますが、何か意図はありますか?
〇大熊清チーム統括部長
ヤン・ドンヒョン選手、安藤選手もそうなんですが、ACL出場に伴って、今季は4つのタイトルにチャレンジできます。ただし、中2日であったり、過密日程でもあります。そういうチャレンジをする中で、守ることもそうですが、高いレベルで点を決めることは、ある意味、素質であったり、タイプであったりがあると思います。その辺は、十二分に尹監督とも確認をした上で、人格も含めて(獲得を決めました)。試合は11人しか出られません。チームというところで、競争と結束ができること(も大事でした)。国内でもACLでも、タイトルを狙うという意味では、前線の選手の素質、得点を入れる能力と人間性を重視しました。
Q:尹監督に質問します。去年はJ2から昇格して、チャレンジャーとして挑んだシーズンだったと思います。二冠を取って、今年は追いかけられる立場になったと思います。今年もハードワークがベースになるとは思いますが、どんな戦いを考えていますか?
〇尹晶煥監督
まず、今までやってきたことに変化はないと思っています。去年、いい成績を残したので。ただ、慢心が体に染み付いている可能性もあるのですが、早くそこから脱却することが大事だと思います。先ほどもお話したのですが、既存の選手と新加入の選手が、いかに早く溶け込めるかも大事です。タイトなスケジュールはみんなで克服するものだと思います。去年のようにするのかということは、蓋を開けてみないとわからないところもあるのですが、上を目指します。去年、二つタイトルを獲得したのですが、それをキープすることも大事です。自信を持って、慢心しなければ、十分、我々の選手たちは頑張ってくれると考えています。
Q:新加入の選手に質問します。外から見たセレッソの印象と、今季、そのセレッソでどんなプレーで貢献したいですか。
〇18 FW ヤン・ドンヒョン選手
去年、セレッソ大阪の試合を見ながら、すごく闘志を持って戦う印象を受けました。そして、選手個人、個人の能力も高いレベルだと感じました。チーム、監督が何を望んでいるのかを自分で考える時間も持つことができました。僕がどういう風にやっていけばいい成績を挙げることができるか、日々考えながら、精進していきたいと思います。
〇13 FW 高木俊幸選手
去年、対戦したり、試合も最後の方の天皇杯を見させてもらいましたけど、まずやっぱり、ハードワークがしっかりできるチームという印象です。その中で、選手の個人、個人が持つ上手さやアイディアがあると思います。ハードワークという部分では、自分は正直、まだまだ足りていない部分だと思うので、しっかりそこは、このチームでプレーするからには絶対にできないといけない部分だと思います。その先の攻撃の部分は、しっかり自分の持ち味を出して、チームのアイディアの中に早く溶け込めるように努力したいと思います。
〇16 DF 片山瑛一選手
僕は2年前のJ1昇格プレーオフでセレッソと戦った身なので、その時のすごく悔しかった気持ちは残っているのですが、それと同時に、スタジアムの素晴らしい空気感や、クラブとしての素晴らしさを感じています。そういった中で、昨年はタイトルを獲得して、個の力も高く、ハードワークもする素晴らしいチームだと思っています。僕の特徴でもあるハードワークで、さらに競争し合えればいいなと思います。癖は強いですけど(笑)ちょっとロングスローも投げられるので、そこも見ていただければいいかなと思います。
〇32 MF 田中亜土夢選手
ムーミンの国から試合を見させていただきましたけど(場内笑)、すごく闘志溢れるというか、闘えるチームだと思いました。そこで僕もプレーできたらという気持ちもありました。今までの経験をこのチームで出すのはもちろんですけど、僕もそこに加わりたいです。ハードワークできる選手であると自分では思っているので、いいアクセントになればいいなと思っています。
〇39 MF チャウワット・ヴィラチャード選手
昨年のチャリティーマッチでセレッソと対戦しました。その時もとても強かったです。セレッソには代表選手や強い選手も揃っているので、そういった選手から学びながら、チームに貢献できればと思います。
〇1 GK 永石拓海選手
自分は去年も練習参加で何度も先輩方にお世話になっていますし、非常にあったかいチームだなと感じています。セレッソの試合は何試合も見ましたが、熱く戦っているところを見て、自分も熱く戦うことが持ち味なので、そういうところをしっかり出して、チームの勝利に貢献していきたいと思います。
〇40 FW 安藤瑞希選手
自分も練習参加した時に、このクラブはクラブ力があって、選手もスタッフも、支えてくれているサポーターの方々も熱いと感じました。だからこそ、このチームでやりたいという気持ちになりました。だからこそ、早く試合に出て、このチームの底上げというか、下からどんどん這い上がって、スタメンで出て、点を決めて、いいチームを作り上げる一員として頑張っていきたいと思っています。
〇28 FW 中島元彦選手
僕は小学生からセレッソにいるので、ずっと見てきたんですけど、チームのためにいかにプレーできるかが大事だと思うので、しっかりチームのために行動して、積極的に走って、ハードワークできるように頑張りたいと思います。
〇34 FW 山田寛人選手
僕も3年間、U-18でやってきて、セレッソのトップチームの練習や試合を間近で見ていたので、憧れの気持ちもありました。そこに、自分の力でいち早く、勝利に貢献できるように頑張っていきたいと思います。
〇41 MF 魚里直哉選手
ユースの頃からセレッソのことを気にしてきて、僕がユースに在籍していたころより年々強くなっている印象があります。技術、スピード、フィジカル、全てにおいて、J1トップクラスのチームだと思っています。自分の特長はスピードあるプレーなので、攻守において、そういうプレーでチームに貢献できたらと思います。
Q:今日からセレッソ大阪でプロとしての人生が始まります。プロサッカー選手としてどういった選手になっていきたいか。プロサッカー選手としての目標を改めて教えてください。
〇1 GK 永石拓海選手
自分は日本代表を目指しているので、このJ1トップクラスのチームでしっかり揉まれて、日本代表を目指してチャレンジしていきたいと思います。
〇40 FW 安藤瑞希選手
私生活やサッカー外のところでも、小さい子供たちが見ても、「この選手はしっかりしているな」と思われたいです。サッカーもそうですけど、私生活の部分でもサッカー選手になったからといって変わってはいけないと思っているので、そこは意識してしっかりやっていきたいと思います。
〇28 FW 中島元彦選手
サッカー選手として、観客やサポーターに認められる選手になって、見ている人が楽しめるようなサッカーができたらいいなと思います。
〇34 FW 山田寛人選手
セレッソの先輩方で、海外で活躍している選手は多くいるので、自分もその後を付いていけるように頑張りたいです。
〇41 MF 魚里直哉選手
今年の自分の最初の目標として、トップチームで試合に出る、ということがあるので、そこを達成できるよう、努力していきたいと思います。
記者会見動画はこちらからご覧ください。(LIVE配信の動画のため13分頃から会見が始まります。)