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■試合データ(選手・監督コメント/写真/スタッツ)
https://www.cerezo.jp/matches/2020-08-30/
公式戦9連戦のスタート。敵地での横浜FC戦に臨んだセレッソ大阪は、前節のベガルタ仙台戦から先発を2人変更。レアンドロ デサバトがメンバ―外に、丸橋祐介がベンチに入り、高木俊幸と片山瑛一がスタメンに名を連ねた。片山は、リーグ戦では今季初の先発となった。
ボールを握って試合をコントロールしたいチーム同士、ボール保持の局面では、丁寧につなぎ、相手の陣形を崩すべくトライする。立ち上がり、セレッソは横浜FCにボールを握られる時間が続いたが、セットプレーも含めて慌てずしのぐと、14分、最初のチャンスをモノにする。
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この試合はボランチで先発した奥埜博亮の縦パスを高木がフリック、中央で受けた清武がドリブルでDFをかわし、GKの位置を見て冷静にゴール右隅に流し込み、先制点を奪った。
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ここからはセレッソが試合をコントロール。相手にボールを持たれるも、スピードアップさせず、シュートチャンスは作らせない。逆に38分、深い位置で坂元達裕が切り返してシュート、44分にも藤田直之のロングパスを受けた片山が胸トラップからシュート。いずれも相手守備に阻まれ、2点目こそならなかったが、効果的に好機を作った。
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後半も立ち上がりから攻勢に出たのはセレッソ。47分、坂元のカットインしてからのシュートはクロスバーに弾かれたが、58分、待望の追加点が生まれた。自陣で片山がカットしたところから、清武、藤田、清武とつなぎ、広いスペースで受けた清武がドリブルで加速。キックフェイントで相手DFを3人、引き付けると、こぼれたボールに反応した奥埜からブルーノ メンデスへつなぎ、フリーのブルーノ メンデスが落ち着いてネットを揺らした。
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守備でうまくコントロールしながら2点を先取する申し分のない試合運びを見せたセレッソだったが、「とても難しい最後の15分になった」と試合後にロティーナ監督も振り返ったように、終盤、セレッソは防戦一方になり、86分に失点。さらに攻め込まれると、試合終了間際にも深くまで進入されたが、最後のシュートは松田陸とキム ジンヒョンが体を張って阻止。同点は許さなかった。
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そして、ロティーナ監督が「最後の15分」と話した76分に出てきたのが、かつて日本代表で10番を背負った中村俊輔だった。何気ない縦パス、サイドへの展開で、セレッソは全体が押し下げられた感は否めない。改めて、その技術力の高さ、凄みを感じさせられた。
勝利したセレッソは、勝点を27に伸ばし、再び2位に浮上。今節からの公式戦9連戦に弾みを付けることに成功した。中2日、次はJリーグYBCルヴァンカップのプライムステージ、柏レイソル戦に挑む。