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【Match Preview FC東京戦】シーズン後半戦の始まり。3位・FC東京との上位対決を制し、リスタートを図りたい

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リーグ戦7試合ぶりの敗戦を喫した前節の鹿島アントラーズ戦から中3日、セレッソ大阪は、敵地での明治安田生命J1リーグ第18節・FC東京戦に挑む。

05年以来となる、クラブタイ記録のリーグ戦7連勝を懸けて臨んだ鹿島戦は、1-2で敗れる悔しい結果となった。「相手チームが素晴らしい戦いをした。それは認めないといけない」とロティーナ監督は振り返る。それでも、リーグ戦5試合ぶりに先発復帰したブルーノ メンデスが早速ゴールを決め、試合終盤は同点に追いつくチャンスも幾度となく作った。交代で入った選手たちが試合の流れを変えるなど、最後までチーム一丸で戦い抜く姿勢を見せたことは、今後につながる明るい材料だろう。


鹿島戦では、前半、相手のプレスに苦しむ場面も見られた。FC東京も、プレスの強度、前からのアグレッシブな姿勢を強みとして持っているだけに、セレッソとしては、その時間帯をどうしのぐか。相手の強度が高い、早い時間帯での失点は避けたい。ボール保持の局面では、FC東京の陣形の隙を突くボールの運び方を徹底し、シュート、得点に結びつけていきたい。ホームで行われた第9節での一戦は、緊張感のある展開が続き、スコアレスドローに終わった。今節も拮抗した内容になるだろう。勝利を掴むためには、集中力を持続させ、90分間を戦い抜くことが求められる。

前節を終え、全チームとの対戦が一巡した。今節が後半戦のスタートとなるが、前半戦を終えて、セレッソは12勝3分3敗。(ヴィッセル神戸との2戦目は対戦済)。首位の川崎フロンターレこそ先を走っているが、セレッソも、勝点としては申し分のない数字を残した。「目標は変わっていない。後半戦も常に勝点3を狙って、1試合1試合、戦っていきたい」とキャプテンの清武弘嗣も話すように、再びここから、1戦1戦、勝点3を積み重ねていきたい。


9連戦と長かった9月の戦いも、残すところあと2試合。最後のひと踏ん張りを迎える局面に差し掛かっている。今節のFC東京戦、次節のベガルタ仙台戦と、いずれもアウェイでの戦いとなるが、10月最初の一戦、ホームでの川崎戦を良い形で迎えるためにも、この2試合は極めて重要。まずは今節。リバウンドメンタリティーを発揮し、前節の敗戦を払拭する勝利を掴み取りたい。
■ロティーナ監督

Q:前節は、試合終盤に相手のハンドが見逃される不運もあったが、リーグ戦7試合ぶりに敗戦を喫した。選手たちと共有したことは?
「いくつかあって、まずは、相手チームが素晴らしい戦いをした。それは認めないといけない。試合の流れも自分たちに味方しなかった。我々に味方して、我々が勝つ試合もあるのですが、前節に関しては、細かい流れの部分が相手チームにいっていた。審判の判断については、我々がコントロールできることではないので、そこにエネルギーを使っても意味がない。我々にとって不利な判定になることもあれば、有利な判定になることもあると思っています」

Q:今節のFC東京も、前線からのプレスを含め、強度が高い相手だが、勝つためにポイントになることは?
「強く、インテンシティーの高いチームなので、試合中に問題が起こるとは思います。ただ、準備したことをしっかりと表現して、高いインテンシティーやプレスを攻略していくことを狙っていきます」

■清武弘嗣

Q:前節で対戦カードが一巡。神戸との2戦目は終わっていますが、前半戦は12勝3分3敗。この結果をどう捉えていますか?
「例年に比べて成績はいいと思いますけど、6試合、勝点3を落としていると考えると大きいですし、優勝するには、そういう6試合も、しっかり取っていかないといけないと思います」

Q:その6試合も、川崎フロンターレ戦を除くと、拮抗した試合でした。前節の鹿島アントラーズ戦も、どちらに転ぶか分からない試合でしたが、前節はどう捉えていますか?
「どういう結果になってもおかしくない試合だったとは思いますが、鹿島の方が、セカンドボールへの反応も早かったですし、僕たちも学ぶべき試合だったと思います。この負けを引きずらないようにして、明日の試合は、細かいところも突き詰めながら戦いたいです」

Q:明日の試合も含め、シーズン後半戦へ向けた意気込みをお願いします
「目標は変わっていないですし、僕たちのやること、サッカーは、後半戦も変わりません。常に勝点3を狙って、1試合1試合、戦っていきたいです。どんな相手にも勝てるサッカーを目指して、最終的にはトップの位置で終われるように頑張ります」

■ブルーノ メンデス

Q:前節は、先発復帰の試合で早速、ゴールという結果を残しました。コンディションも良さそうに見えたが?
「3試合くらい、離脱していたのですが、前節、先発に復帰できて、チームのためにゴールできたことは良かったです。ただ、勝利で終われなかったことが悔しいので、ここからアウェイが2試合続きますが、アウェイで2勝できるように準備していきます」

Q:前節でシーズンの前半戦が終わりました。自身としては、欠場する試合もありながら、5得点という結果を残しています。この数字についてはどう捉えていますか?
「前半戦は、いい状態で終われました。僕だけではなく、チームとして、いい形で終われて良かったと思います。後半戦も、前半戦に引き続き、全員がいい状態をキープして戦いたいと思います。個人的にも、ゴールするために準備していますし、できるだけ多く取れるように頑張ります。ただ、いつも、ゴールはチーム全体で取ったゴールだと思っています」

Q:首位との勝点8差をどう考えていますか?
「前節は悔しい結果に終わりましたが、前を向いて戦うことが大事です。明日もまた難しい試合になるとは思いますが、勝点3だけを目指して戦います。その後も勝利だけを目指して、最後は川崎を抜いて、1位になれたらと思います」

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