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【4/2 鳥栖戦】Match Review

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■試合データ(選手・監督コメント/スタッツ) https://www.cerezo.jp/matches/2021-04-02/ 代表ウィークが明け、再開された明治安田生命J1リーグ。セレッソ大阪は、今節、唯一の金曜ナイトゲームとして、ここまで4勝2分と無敗のサガン鳥栖をホームに迎えた。 前節まで7試合連続で先発を果たしていた坂元達裕と原川力が負傷離脱したことで注目された先発だが、ボランチには藤田直之が、坂元が抜けた右サイドハーフには西川潤が入った。 松本泰志と山田寛人も今季初めてメンバー入りを果たし、ベンチから出番を待った。
ここまで6試合を無失点で来ている鳥栖は、ガチガチに守備を固めるのではなく、自分たちから積極的にボールを保持し、試合を優位に進めていくことで守備の時間を減らし、結果、失点もゼロで抑えてきた。今節も、立ち上がりからボールを握ってきたが、セレッソも立ち上がりは前から積極的にプレスをかけ、途中からはしっかりとセットした中でコンパクトな陣形を保って対応する。
攻撃では、4分、西川のFKにニアで豊川雄太が逸らし、ファーで大久保嘉人が合わせてネットを揺らしたが、ここは大久保がオフサイドでノーゴール。13分にも大久保が中央での連係からシュートを放つと、20分には、西川がドリブルで持ち運んでシュート。果敢にゴールを目指す。前半アディショナルタイムには、藤田のロングスローから清武弘嗣がシュートチャンスを迎えたが、ここはDFに防がれた。 前半を0-0で折り返した後半、試合はいきなり動いた。セレッソのキックオフで始まると、大久保が下げたボールを瀬古歩夢が前線へロングキック。豊川が競ってこぼれたボールに反応したのは奥埜博亮。ファーストタッチで相手をはがしてシュートコースを作ると、右足を振り抜き、ゴールに突き刺した。鳥栖の開幕からの連続無失点記録を止める一撃によりセレッソが先制に成功すると、49分にも高い位置でボールを奪い、最後は豊川がシュート。
64分、鳥栖のCKから、エドゥアルドのヘディングがクロスバーに当たる場面こそあったが、セレッソのペースで試合は進むと、77分、鳥栖のファン ソッコがこの試合2枚目の警告で退場となる。これで数的優位に立ったセレッソだが、若干、受けに回ってしまうと、ここから試合終了にかけて、鳥栖に連続してチャンスを作られる。それでも、GKキム ジンヒョンの好守もあり、失点を防ぎ、タイムアップ。
終盤の試合運びには課題も残したセレッソだが、開幕から6戦無敗を続けてきた鳥栖に1-0で競り勝ち、ホーム4連勝を達成。試合前の時点で、勝点1差で追いかけていた鳥栖を抜いて、3位浮上を果たした。

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