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【4/14 徳島戦】Match Preview

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≪ACLの延期に伴い、前倒し開催される今節。指揮官も戻り、勝利へ向けて万全を期す≫

AFCチャンピオンズリーグの延期に伴い、前倒し開催として行われる明治安田J1リーグ第18節。セレッソ大阪は、ホームに徳島ヴォルティスを迎えての一戦に挑む。

直近のアビスパ福岡戦は、第8節・横浜F・マリノス戦に続き、安全面を考慮してレヴィー クルピ監督はベンチ入りせず。それでも、2試合連続で指揮を執った小菊昭雄コーチの下、チームは一体感を持って戦うと、途中出場の中島元彦と加藤陸次樹が得点し、チームに新たな活力を注入。先制された試合で、一度は逆転に成功した。ただし、横浜FM戦に続く終了間際の失点により、勝点3を逃す結果に。試合の締め方には課題も残した。

中3日でのホーム連戦となる今節。試合に向けた前日取材には、レヴィー クルピ監督が対応。「現場にいる人間としては、ピッチに立てることが何よりの喜び」と、笑顔で“復帰”を果たした心境を語った。試合当日まで問題がなければ、今節はレヴィー クルピ監督がベンチに戻り、指揮を執る予定だ。


対戦相手の徳島は、第6節からクラブ史上初のJ1リーグ3連勝を達成。J2で積み上げてきたボールを握って試合も支配するスタイルをJ1の舞台でも遺憾なく発揮している。前節こそ、そのスタイルを作り上げた前監督のリカルド ロドリゲス監督が率いる浦和レッズに0-1で敗れたが、内容自体は徳島が優勢に進める時間帯も長かった。セレッソとしては、徳島にボールを持たれる展開も想定しつつ、プレスに行くところとブロックを作るところの使い分けをハッキリさせ、規律を持った守備で対応したい。その上で、相手のプレスをかいくぐって作った好機を確実に仕留めることが重要だ。相手のペースになっても決して慌てず、1試合の中で、勝機を手繰り寄せていきたい。


レヴィー クルピ監督が不在の2試合でアピールに成功した選手たちもいる。指揮官の選択肢は豊富になった中で、どのような先発を選び、どう試合の中で変化を付けていくかも、今節の見どころだ。「このようなパンデミックの状況の中でも、スタジアムに足を運んで下さって、応援して下さる。我々としては、そういった皆さんの期待に応えるゲームをしないと��けない。感謝の気持ちをピッチで見せる、我々の持っているパワーを全て見せる、そういった試合を明日は期待して欲しいと思います」と話す、帰ってきた指揮官とともに、3試合ぶりの勝利を目指す。

≪前日コメント≫

■レヴィー クルピ監督

Q:安全を考慮して、しばらく隔離生活を送っていたと伺っています。監督自身は陽性判定ではなかったですが、改めて、現在の状態は?
「調子はいつも通りですが、ホテルに長いこといたので、(運動不足で)脂肪が溜まり過ぎて、そちらが心配です(笑)」

Q:グラウンドに立てない間、もどかしい気持ちもありましたか?
「今日、現場に復帰したのですが、現場にいる人間としては、ピッチに立てることが何よりの喜びなので、本当に今日は嬉しかったです。普段できることができなくなったときに、有難みが分かる。当然のようにあることの有難みが、改めて分かりました」

Q:監督が不在の間に行われた、直近の2試合をどう見ていますか?
「こういったパンデミックの状況下で、チームにも突然、陽性者が何名か出ました。難しい状況の中で、選手たちは、できることはやり尽くしてくれたと思います。完璧なモノを求めることは難しい状況だったと思いますが、試合に勝ちたい気持ちを選手たちは最後まで見せてくれました。誰が出たとしても、私が求めていることを理解して、ピッチでプレーしようとしてくれていると感じました」

Q:ここ数試合、新たなパワーをもたらした選手もいますが、特に目に留まった選手はいますか?
「皆さんもご覧になった、素晴らしいゴールを決めた中島元彦ですね。モトは、持っている力を試合でしっかりと出しました。実力を実戦で発揮したことは、注目に値すると思います。実戦向きの選手だと思いました。ただ、彼だけではなく、試合に出るチャンスはなくても、チームの中で競争して、能力の高さを示してくれている選手はたくさんいます」

Q:復帰予定となっている今節へ向けて
「まずこの場をお借りして、サポーターの皆さんに感謝の気持ちを伝えたいと思います。このようなパンデミックの状況の中でも、スタジアムに足を運んで下さって、応援して下さる。我々としては、そういった皆さんの期待に応えるゲームをしないといけない。最低限、ピッチの中で全力を尽くして、勝利をサポーターに捧げる姿勢を表現したい。感謝の気持ちをピッチで見せる、我々の持っているパワーを全て見せる、そういった試合を明日は期待して欲しいと思います。選手たちに伝えたことは、『相手をリスペクトしつつ、我々のホームゲームということを考えると、セレッソらしい攻撃的な姿勢を示しながら、勝利をサポーターに届けよう』と。そういう話をしました」

■加藤陸次樹

「ここ2試合、勝利がないので、とにかくチーム一丸となって今節は勝利を掴みたいです。個人としては、得点でチームの勝利に貢献できたらいいと思います」

Q:レヴィー クルピ監督もチームに復帰し、より雰囲気は引き締まった?
「そうですね。監督が戻ってきて、よりセレッソらしい雰囲気になったと思います」

Q:自身としては、出場時間に関わらず、今節も得点を目指す?
「そうですね。得点が全てなので、そこは意識しています。勝利につながるゴールを取りたいです」

Q:得点、アシストを目指すことを前提として、ここから先発の座を狙う上で、果たしていきたい役割をどう考えていますか?
「前線で起点になることは常に意識しています。途中から出ている現在は、試合の流れを見ながら、『入ったらこうしよう』とか自分がやるべきことを考えています。毎試合、やることを考えながら試合には入っています」

Q:徳島ヴォルティスとは昨季もJ2で戦ってイメージはあると思うが、求められるプレーは?
「相手はポゼッションをして来るチーム。サイドも高い位置を取って来るので、逆に、奪った後など、自分たちがそこを狙って、高い位置で起点を作って攻めていきたいです」

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