【6/27 傑志戦】Match Preview
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≪連勝を目指す今節。グループステージ突破へ向けて、力強く歩みを進めたい≫
広州FCとのグループステージ初戦を2-0で勝利し、3年ぶり4度目のAFCチャンピオンズリーグの戦いをスタートさせたセレッソ大阪。中2日で迎える第2節は、同じく初戦を2-0で勝利した傑志との対戦になる。
広州FCとの初戦を振り返ると、セレッソが序盤からボールを握って試合を支配。セットプレーから2点を挙げた。CKから2アシストした原川力は、キック精度の高さを披露し、攻から守への切り替え、前線への飛び出しでも貢献。まさに中盤を司る活躍を見せた。また、先日、日本代表デビューを果たした坂元達裕も、自身初のACLでその力を遺憾なく発揮。得意のドリブルで相手を翻弄し、何度もチャンスを作った。幸先の良いスタートを切ったセレッソだが、広州FCが主力を帯同させず、若手中心のメンバー編成であったことも踏まえると、戦いはここから。試合後、「まだまだチームとしては成長過程。今後の試合をどう戦うかが、より大事になってくる」とレヴィー クルピ監督も勝って兜の緒を締めた。
香港プレミアリーグ王者・傑志との対戦となる第2節。最初の注目は、前節から中2日の日程で、指揮官がどのような先発を送り込むかという点。ボールを握る時間が長かった初戦の展開を考えると、極端に体力を消耗することはなかったとも思われるが、気温や湿度の高さもあり、選手によっては疲労も残っただろう。前日会見で「明日の試合に向けては、最後まで選手のコンディションを見極めながら、先発メンバーを決めたい」とクルピ監督も話したが、何人かは先発を入れ替える可能性もあり、新たにスタートからピッチに立つ選手のプレーにも期待したい。
タイのポートFCとの対戦となった初戦。傑志は、ボールを握られる時間こそ長かったが、序盤のピンチをしのぐと、セットプレーとカウンターから効率よく得点を重ね、2-0で勝利した。チームのエースである、デヤン ダミヤノヴィッチにもゴールが生まれ、チームの士気も上がっているだろう。セレッソとしては、守備時はダミヤノヴィッチを前に残して10人で守る傑志の守備をどうこじ開けていくかがポイント。相手��カウンターにも警戒しつつ、ボールを握った状態から先制点、２点目と畳み掛けていきたい。また、傑志対ポートFC戦は雨中での一戦となったが、今節以降も、天候やピッチコンディションに合わせていくことも重要になる。初戦を勝利したチーム同士による第2節。連勝を飾り、グループステージ突破へ向けて力強く歩みを進めたい一戦だ。
≪試合前日会見コメント≫
■レヴィー クルピ監督
「試合に向けた準備としてはいつもと同じですが、明日の試合を楽しみにしています。残念ながら無観客ではありますが、テレビを通して、タイの皆様も含めて、いい試合をお届けできればと思います」
Q：傑志は守備的なチームで、初戦のポートFC戦ではカウンターの威力も見せていたが、どのような対策をして臨まれますか？
「試合に向けて、特別なことはありません。よく言っていることですが、サッカーにおいて大切なことは2つ。しっかり攻めて、しっかり守る。それは、どんな戦術、フォーメーションであっても変わりません。シンプルですね。相手がどこであれ、しっかり攻める、しっかり守る。そのための準備をすることが大切になります」
Q：選手たちのコンディションはどのように見ていますか？
「幸い、フィジカル的に問題がある選手はいないと思います。多少、ケガが気になる選手はいますが、ほぼ全員がいいコンディションにあると思います。その中で、私はいつものリーグ戦であれば、選手をあまり入れ替えずに試合に臨むことが多いですが、明日の試合に向けては、最後まで選手のコンディションを見極めながら、先発メンバーを決めたいと思います」
■中島元彦
「勝つためにここに来ているので、勝点3を取れるようにプレーしたいと思います」
Q：タイはとても暑いが、リカバリーも含め、明日の試合に向けてどういう準備ができた？
「しっかり水分補給をすることを心掛けながら、初戦に出た選手はリカバリーでストレッチなどをして、試合に出ていない選手はコンディション維持のためにミニゲームなど体のキレを出すための練習をしました。全員、いい練習ができているので、試合に向けていい準備ができたと思います」
Q：ACLには初出場になるが、個人的な目標も��め、ACLに対する思いは？
「先ほど監督とも話しましたが、ここでたくさん点を取れば、海外からいろんなオファーも来る。ここで結果を残せるように、自分自身、試合に出たら結果という数字を残せるように頑張っていきたいと思います」
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