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【6/30 ポートFC戦】Match Preview

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≪グループステージ3連勝を懸け、地元タイ・ポートFCとの一戦に挑む≫

3年ぶり4度目のAFCチャンピオンズリーグでの戦いを連勝でスタートさせたセレッソ大阪。中2日で迎える第3節は、地元タイのクラブ、ポートFCとの対戦となる。


傑志との第2節を振り返ると、初戦と同様、セレッソが序盤からボールを握って試合を支配。ただし、相手の組織的な守備を前に思うようにチャンスを作れずにいると、前半終了間際にカウンターから失点。ビハインドを負う苦しい展開となった。それでも後半、さらに高い位置で攻撃の圧力を強め、ミドルシュートの意識も高めていくと、69分にアダム タガート、71分にチアゴと連続ゴールが生まれ、試合をひっくり返した。1点目は右サイドを突破した坂元達裕の貢献も大きく、2点目は、チアゴのミドルシュートに至る過程でテンポ良いパス回しが光った。「課題も残った」(坂元)試合になったことは事実だが、難しい展開を逆転でモノにしたことはチーム力の証。「選手たちが最後まで諦めない勇気とパワーを見せ続けた。逆転する気持ちを最後まで強く持って勇敢に攻め続けた選手たちを心から称えたい」と試合後はレヴィー クルピ監督も選手たちに賛辞を惜しまなかった。

グループステージ3連勝を目指して臨む今節。ポートFCは、昨シーズン、BGパトゥム・ユナイテッド、ブリーラム・ユナイテッドに次ぐ3位でリーグ戦を終えた。さらには3年連続リーグ3位という成績が物語るように、近年は安定した結果を残しており、タイ代表も多く抱える難敵だ。選手個々を見ても、5番のセルヒオ スアレスや91番のジョン バッジョ、33番のフィリップ ローラーなど個で違いを作れる選手も揃っている。「タイという国自体、サッカーがすごく成長している。明日の試合も拮抗した試合になると思う」とレヴィー クルピ監督も警戒感を強めるように、地力で上回るセレッソとしても、簡単に勝てる相手ではない。前節と同様、最後まで戦う気持ちを強く持ち続けてプレーすることが重要だ。

開幕からの2試合は、“引かれた相手をどう崩すか”という課題と向き合ったセレッソだが、今節に関しては、ポートFCもボールをつないで戦うこ��をスタイルとしているだけに、セレッソが守備から入る時間もあるだろう。相手の攻撃をしっかりと跳ね返した上で、ポゼッション、カウンターの両方でポートFCの守備の隙を突き、得点を重ねていきたい。中2日での3戦目であり、今節は再び現地時間17時キックオフに戻る。コンディション調整の難しさも出てくる頃だが、ここまで出番の少ない選手も含めた総合力で戦い抜き、グループステージ突破へ近づく勝点3を掴みたい。

≪前日会見コメント≫

■レヴィー クルピ監督

「準備の中で一番大事になるのは、選手のコンディショニングです。試合に出ている選手はしっかりと休みを取る。試合に出ていない選手はコンディションを維持する。そこを重点的に考えながら準備を進めています」

Q:明日の試合に勝てばグループステージ突破も見えてくるが?
「とにかく1試合1試合、勝利を目指して戦うことが大事です。明日、対戦するポートFCさんは、タイのサッカー界を象徴しているチームだと思います。というのは、タイの皆さんを見ていると、本当にサッカーが好きなんだなと。そして、それに合わせてサッカーがすごく成長している国だと思うので、明日の試合も拮抗した試合になると思います。その試合で勝利を収める、そこだけを考えて臨みたいです」

Q:明日は17時キックオフ。暑さも予想されるが、タイの暑さは不利になると考えている?
「気温の影響がないわけではないですが、両チームとも同じ条件です。確かに対戦相手が地元タイのクラブということで、不利な部分があるのかも知れませんが、日本の夏も蒸し暑い。さらに、選手たちはタイに来て1週間以上経っており、試合も2試合戦っています。タイの暑さにも慣れてきたと思います。コンディションに関してはスタッフも気を配っているので、暑さに関係なく、明日はいい試合ができるのではないかと思います」

■坂元達裕

「海外のチームと対戦する中で、毎試合、相手の特徴も違いますが、その中で自分たちの良い部分をどれだけ出せるかが大事になると思います」

Q:とてもいい時期を過ごしていると思う。日本代表でのプレーに続いてACLでもプレーされているが、どのような経験��糧になっている?
「自分は今年になるまで代表の経験がなく、海外のチームと対戦する機会もなかなかなかった中で、今年は代表でも、この大会でも、海外のチームと対戦する経験を得られています。それは大きいことですし、自分の自信にもなっています。もっともっと、色んな国のチームに通用するプレーをしていかないといけないと思っています」

Q:中2日で試合が続いている中で、現在のコンディションは?試合が続く中でのコンディション調整の難しさなどはありますか?
「もちろん疲労感がゼロというわけではないですけど、こういう中2日でも戦う力を付けていくことは必要ですし、コンディションが100(%)ではない中でも、どう自分の力を出していけるかは大事なこと。試合の間でしっかり回復させながら、これからの試合にも臨んでいきたいです」

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