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【4/17 福岡戦】Match Preview

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≪今季初の連勝を目指す今節。タフなバトルを制して、勝点3を持ち帰りたい≫

JリーグYBCルヴァンカップグループステージ第4節・鹿島アントラーズ戦から中3日。セレッソ大阪は、敵地に乗り込み、明治安田生命J1リーグ第9節・アビスパ福岡戦に臨む。

鹿島戦は激闘の末に惜しくも1-3で敗れてしまったが、新加入のジェアン パトリッキが公式戦初先発で73分間プレーし、ケガで出遅れていたアダム タガートも今季初出場。途中から試合に入った清武弘嗣が好プレーでチームを活性化させるなど、敗戦の中にも多くの収穫を手にしたセレッソ。

「ケガしていた選手たちがどんどん復帰し、いつもに増して、タフで激しいポジション争いが繰り広げられている」と小菊昭雄監督もチームの様子について語るが、ほぼ全選手がピッチに戻ってきたことで、チームの競争力は一段と高まりを見せている。特に競争が激しいFWでは、山田寛人と加藤陸次樹が好調を維持しているが、「コンディションは100%に近づいている。チームのために自分のベストを尽くしたい」と話すブルーノ メンデスや、鹿島戦で得点を決めた北野颯太など、スタメンを狙っている選手は多い。今節の相手、福岡は堅守が持ち味でもあるだけに、今節プレーするFW陣には、そうした相手の守備を打ち破るパワーとコンビネーションに期待が懸かる。

福岡は、ここまでリーグ戦8試合を戦い、1勝4分3敗、4得点6失点と、得点、失点ともに少なく、ロースコアの試合が続いている。そうした意味では、何よりカギを握ると思われるのが先制点。今節も拮抗した展開になると予想される中で、セレッソとしては何としても先に点を奪い、試合を優位に進めていきたい。守備では、大型FWに当ててくる福岡のロングボールへの対応と、そこから生まれるセカンドボールの争いが重要になる。

また、サイドには突破力のある選手も多いだけに、サイド攻撃にも十分、警戒したい。昨季の福岡とのアウェイ戦では、試合終了間際に失点して敗れているだけに、今節は最後まで跳ね返す力や、相手のホームの圧に負けずに戦い抜く集中力も必要とされるだろう。

現在、セレッソは勝点12で6位に位置している。まずまずのスタートを切ったが、ここからさらに勢いを付け、��位へ食い込んでいくためには、何より連勝が必須。今節の福岡戦、次節の鹿島戦は、今季全体を占う意味でも非常に重要な2試合になる。まずは敵地に乗り込む今節。「タフなゲームになる」(小菊監督)ことは間違いない一戦だが、ベンチメンバーも含めたチーム全体の力で勝利を掴み、今季初の連勝で、チームの成長力を加速させていきたい。

≪試合前日コメント≫

■小菊昭雄監督

Q:リーグ戦での連勝を目指す、今節のアビスパ福岡戦に向けて
「福岡に勝って連勝することによって、上位争い、優勝争いという道筋が開けてきます。明日はタフなゲームになると思いますが、必ず結果が欲しい試合です。連戦で疲弊していた選手たちも、ルヴァンカップを回避することで、コンディション、メンタル的にもリフレッシュできました。ルヴァンカップ(第4節・鹿島アントラーズ戦)では敗れてはしまったのですが、これまでケガで苦しんでいた選手たちも含めて、ピッチで戦う姿、持ち味を発揮する姿を見て、リーグ戦で出ていた選手たちも色んなことを感じたと思います。チームとしてもいい状態ですので、明日は何とか連勝して、大阪に戻ってきたいと思います」

Q:昨季と大きくスタイルは変わっていないと思われる、アビスパ福岡について
「守備は堅く、全員が自己犠牲して戦えるチームです。クロスからの攻撃、カウンターも含めて多彩な攻撃をしてきますので、手強い相手だと思っています。ただし、そういった難敵相手に連勝することで、さらにチームの成長スピードがアップします。内容と結果が伴った勝利で大阪に帰って来たいと思っています」

Q:ルヴァンカップで途中出場した清武選手とアダム タガート選手について
「久しぶりの試合でしたので、精神的、肉体的な疲れもあったと思いますが、この2日間も元気にやってくれました。彼らの復帰はチームにとっても大きいですし、私自身も嬉しく思っています。タガートに関しては、休んでいた期間も長いので、ここからもっとコンディションを上げていかないといけない状態です。よりコンディションを上げていくために、高い気持ちで引き続きやって欲しいと思います。ケガしていた選手たちがどんどん復帰している状態ですので、いつもに��して、タフで激しいポジション争いが繰り広げられています」

Q:前節、負傷交代した山中選手の状態について
「幸いにも、大きなケガには至らず、ホッとしています。今週は微妙な状況でしたが、丸橋も舩木も素晴らしい準備をしてくれていますので、今回は亮輔に関しては、次の試合に向けてコンディションを上げていく、1日でも早い回復に努めていく時間に充てたいと思います」

■ブルーノ メンデス

Q:開幕から2ヶ月が経ったが、現在の自身の状態について
「コンディションは100%に近づいています。チームのために自分のベストを尽くして、チームの手助けをするためにプレーしています。チームとしても、リーグ戦での調子はいいと思います。前回のルヴァンカップでは敗れてしまったのですが、明日の試合で勝てるように準備してきました」

Q:小菊監督のもとでプレーするのは今季からだが、2トップに求められる役割への理解について
「過去に2年間、コーチとして一緒にやっていましたし、また小菊監督のもとに戻って来ることができて嬉しく思います。監督はコミュニケーションを取ってくれます。分からないことも聞きやすい監督なので、監督が求めていることを100%出せるように準備しています。小菊さんのためにも頑張りたいと思います」

Q:昨季、在籍していたアビスパ福岡との一戦になるが?
「昨年1年間プレーして、知っている選手も多く、どういう戦い方で来るかも大体、分かります。守備もガツガツ来ると思いますが、監督が僕を必要としてくれるのであれば、チームのために精一杯、戦いたいと思います」

Q:守備が堅い相手に対して、どのような攻撃で打開することをイメージしている?
「確かに相手は守備が堅いので、カギになるのはコンビネーションだと思います。そのために練習でも準備してきました。FWの争いも激しいので、そこで出番を勝ち取った選手たちが、練習でやってきたことを試合で出せれば、得点も取れると思います」

Q:激しいFWの競争の中で、出場機会を掴むために必要になることは?
「僕はベストを尽くすだけです。争いが激しいことはクラブにとっては良いこと。クラブが強くなるためには必要なことです。みんな個々の力があります。僕が出たら、練習でやっ��きたこと、自分ができることを100%出して、勝利を引き寄せたいと思います」

Q:今節への意気込みをお願いします
「CBには友人のグローリもいて、対戦するのは楽しみですが、僕たちも勝つために今節に臨みます。準備してきたことを100%出して、勝って、帰って来たいと思います」

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