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Match Preview

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≪昨年の悔しさを歓喜に変えるべく挑むルヴァンカップ決勝。3つ目の星へ。「セレッソファミリー全員で優勝したい」≫

記念すべき30回目のJリーグYBCルヴァンカップ。そのファイナルの舞台に、セレッソ大阪が戻ってきた。今大会はグループステージから戦ってきた中で、ガンバ大阪、鹿島アントラーズ、大分トリニータと同居したグループステージを2位で通過すると、トーナメントでは、湘南ベルマーレ、川崎フロンターレ、浦和レッズを撃破。2年連続でファイナル進出を決めた。迎えたサンフレッチェ広島との決勝戦。昨年の雪辱を果たすべく、国立競技場のピッチに立つ。

広島には、今季ここまで公式戦3連敗を喫している。もっとも、だからこそ、小菊昭雄監督、選手たちはこの一戦を心待ちにしている。「準決勝の後、『相手は広島』と聞いた時は身震いしました。振り返ると、広島とは、いつもチームが好調な時に対戦し、止められてきましたが、この決勝のために過去3度の敗戦もあったと思います」と指揮官が語れば、「今年1回も勝てていない広島が決勝の相手。最後にその悔しさを晴らせるということで、舞台も整っています。チームとしては、これ以上ない気持ちで臨めます」と加藤陸次樹。チーム全員、この一戦に懸ける思いは強い。「みんなでつないできたファイナル。その気持ちを大切に臨みたい。広島を超えた先にタイトルがある。しっかり自分たちで乗り越えて、勝ち取って、セレッソの強さを証明したい」と鈴木徳真も話す。広島の強さはどのチームよりも体感し、理解しているが、そうした相手とタイトルを懸けて再び決勝で対戦できることをパワーに変えて臨みたい。「広島に敗れて成長できました。その成長した姿を明日は見せたいですし、何よりも結果にこだわって戦いたいと思います」(小菊監督)。

決勝の前日には、国立競技場で練習も行った。「相当、雰囲気はいい」(松田陸)「素晴らしいスタジアム」(山中亮輔)と選手はそれぞれ感触や思いを味わった。小菊監督とともに前日会見に登壇したキャプテンの清武弘嗣は、「先ほど前日練習も終えたのですが、このスタジアムがたくさんの人で埋まることを想像するだけでワクワクします。こんなに幸せなことはないと実感します。明日は本当に楽しみ」と笑顔を見せた。17年の初戴冠を知る松���陸は、「僕も25、6(歳)でタイトルを獲ったのですが、今のチームも、その年代が多くなっています。ここで優勝することで、そういう選手も色んなことを経験できる。さらにセレッソも強くなると思う」と3つ目の星をとる意義を力強く話す。

5年ぶりのルヴァンカップ優勝、クラブとして3度目のタイトル獲得まであと1勝。舞台は整った。昨年のリベンジ、そして“打倒・広島”へ。セレッソ大阪に関わる全ての人たちの力で成し遂げて、国立競技場で歓喜の瞬間を迎えたい。

≪試合前日コメント≫

■松田陸

Q:前日練習で国立競技場のピッチに立って感じたことは?
「相当、雰囲気はいいですね。この中で明日は多くのお客さんが来てくれると思うのですが、その中でサッカーができるのは幸せなこと。何回も経験できることではないので、まずは楽しみたいです」

Q:新国立のピッチは初めて?
「初めてですね。スタジアムに近付いたのも、入ったのも初めてです(笑)モチベーションも上がりました」

Q:17年の優勝を経験している選手も少なくなってきた中で、今年のチームでタイトルを獲る意味をどう考えますか?
「僕も25、6(歳)でタイトルを獲ったのですが、今のチームも、その年代が多くなっています。ここで優勝することで、そういう選手も色んなことを経験できる。さらにセレッソも強くなると思うので、『タイトルを必ず獲る』という気持ちで戦います」

Q:タイトルを獲る喜びと、昨年は悔しさも経験しています。両方を経験して、改めて決勝に臨む気持ちについて
「やっぱり2位ではダメだと思います。チーム全体、セレッソファミリー全員で優勝したいと思います。優勝して、笑って終わりたいです」

■山中亮輔

Q:練習を終えて、国立競技場の芝の感触や雰囲気について
「素晴らしいスタジアムだなと感じました。僕はドロー(抽選)で来たのですが、戻ってくることが達成できて、決勝に向けて気持ちは高ぶっています。必ずセレッソにタイトルをもたらしたいと思います」

Q:明日は多くのお客さんの来場が予想されるが?
「たくさんの方が見に来てくれると思いますし、素晴ら��い雰囲気の中でサッカーができるので、その喜びをプレーで表現できればと思います」

Q:チームの状態について
「昨年は決勝で悔しい思いをしました。今年はその忘れ物を取りに来ました。チーム一丸で戦う雰囲気もできていますし、今日も素晴らしい雰囲気の中で練習できたので、明日を楽しみにしていて欲しいです」

Q:改めて、タイトルへの意気込みを
「このクラブに3つ目のタイトルをもたらしたいと思いますし、そのために全身全霊を懸けて臨みます。必ずカップをピンクに染めましょう!」

■加藤陸次樹

Q:前日練習で国立競技場のピッチに立って感じたことは?
「感じたことのないスタジアムの雰囲気で、入った瞬間、少し緊張感もありました。芝の感じも含めて素晴らしい環境でプレーできることが幸せです」

Q:明日のイメージも沸いてきましたか?
「そうですね。ゴールを取ることだけを考えて、自分のゴールでチームに勝利をもたらしたいと思います」

Q:広島について
「守備の強度も高いですし、僕自身、高校時代に一緒にやっていた選手も多いですが、素晴らしい選手が揃っています。今年は1回も勝てていないですが、試合の内容的には悪くないと思っています。あとは結果。気持ちで勝てるようにやっていきたいです」

Q:相手の後ろ3枚をどう攻略するイメージを描いている?
「捕まらない動きをしたいです。オフ・ザ・ボールの動きは得意なので、動き出しで相手の隙を突けたらいいと思います」

Q:改めて、決勝へ臨む意気込みについて
「この舞台で点を取りたい、という強い気持ちを持って臨みます」

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