• X
  • LINE
  • Facebook

Match Preview

  • 3/12 鳥栖戦
  • メディア

“ホーム連戦”となる今節。ルヴァンカップでつかんだ勢いを加速させ、リーグ戦の今季初勝利を目指す

 JリーグYBCルヴァンカップ、グループステージ第1節から中3日。セレッソ大阪は、再びホームにて、サガン鳥栖との明治安田生命J1リーグ第4節に挑む。


FC東京をホームに迎えたルヴァンカップでは、序盤から一進一退の攻防の末、試合終盤、途中出場のカピシャーバが決勝点を奪い、1-0で勝利。今季の公式戦初勝利を挙げた。



開幕からリーグでは3戦未勝利が続いていただけに、1勝がもつ重みは大きく、「僕としても気持ちは前に進みましたし、チームとしても、もっともっと行ける、という勢いが出たのではないかと思います」と、鈴木徳真はチームに起きた変化について話す。そのルヴァンカップでは、今季初先発となる選手や、新たな組み合わせも試した中で、「たくさんの新たな発見もありました」と小菊昭雄監督。「継続すべきところと、少し変化を加えたいところ、両方をもちながら、今節に向けて準備しました」と指揮官は話すだけに、今節どう融合されるか、注目される。新戦力も加わった中で、現在は、ビルドアップに守備の意思統一にと、チーム力を高めている最中だが、明日の試合で表現したいことについて、「勝つことです」と鈴木はキッパリ。「ホームで勝つ、リーグ戦で勝つ、それが一番、表現したいこと」と、リーグ戦における今季初勝利だけを目指し、チームは試合に挑む。



対戦相手の鳥栖は、昨シーズンから大幅に選手が入れ替わった中で、開幕戦こそホームで大敗を喫したが、その後はガンバ大阪とのアウェイ戦で引き分け、前節はホームで名古屋グランパスに勝利し、チームを立て直して今節に臨んでくる。セレッソとしては、相手のテンポ良いパスワークを出させないよう、前線からの連動した守備がカギになる。その上で、起点となるFWもしっかり抑え、奪ってからの素早い速攻、さらにはボールを保持して敵陣に入る遅攻を使い分け、主導権を握っていきたい。また、先日のルヴァンカップでは、昨シーズンの負けなしが続いていたときのような、チームの一体感が見られたが、今節に関しても、先発で出る選手、途中出場で勢いを加える選手、試合を締める選手と、ベンチも含めた18人全員でしっかりと試合をデザインしていきたい。


ルヴァンカップの試合後、監督、選手たちは「次のリーグ戦が大事」と声を揃えていた。再びホームで戦える地の利も生かし、今節こそ、リーグ戦における今季初勝利を手にしたい。


小菊昭雄監督


Q:ルヴァンカップの試合後、「一つ勝つことで、よりチームの成長スピードも増す」という言葉がありましたが、今節に向けたチームの雰囲気について

「始動日から、選手たちは精一杯、いい雰囲気で毎日を過ごしてくれていましたが、一つ勝つことで、さらに選手の集中力は増し、笑顔や自信に満ちた雰囲気になるなと、改めて感じました。そういう意味でも、大きな一勝でした」


Q:ルヴァンカップの一戦も踏まえ、より先発の選択肢も増えたのでは?

「そうですね。たくさんの新たな発見もありました。継続すべきところと、少し変化を加えたいところ、両方をもちながら、今節に向けて準備をしました」


Q:前節の浦和レッズ戦後、「セットした状態での守備」を課題に挙げていたが、ルヴァンカップでは、前線を日本人選手だけで組んだことで、コミュニケーションの取り易さはあったように思います。ただ、もちろん外国籍選手も組み込んだ状態での守備も高めていく必要はあるが、そのあたりのバランスについて

「外国籍選手とは、コミュニケーションの部分や、もちろん、前所属チームでやってきたスタイル、サッカーもありますので、微調整はこれからも必要になります。そこは我慢強く、継続してトレーニングを重ねていく必要はあります。日本人選手でやるメリットも、昨年からの積み上げのところで、非常に大きなモノがあります。継続する部分、変化させる部分。素晴らしい選手が揃っているだけに嬉しい悩みも尽きないですが、明日の勝利だけを目指して、しっかりと自分自身がジャッジして、勝利に近づくチョイスをしたいと思います」


Q:中3日での試合になるが、選手のコンディションについて

「勝利したことで、全員がより一層、ギラギラした雰囲気でトレーニングできました。コンディションは万全の選手が多いので、明日も躍動してくれることを楽しみにしています」


鈴木徳真選手


Q:ルヴァンカップの試合はどのように見ていた?

「(スタジアムの)上から見ていて、両者、互角の戦いだったと思います。ゴールチャンスも平等にあって、その中でこっちが最後に決め切って勝つことができて、いい流れができたのではないかと思います」


Q:ルヴァンカップの試合後、「一つ勝つことで、よりチームの競争や成長スピードも増す」という監督の言葉がありましたが、実際、その後の練習の雰囲気は、勝ったことで変わった部分はありましたか?

「そうですね。僕としても気持ちは前に進みましたし、チームとしても、もっともっと行ける、という勢いが出たのではないかと思います」


Q:ビルドアップ、守備の意思統一と、現在は様々な部分を高めている最中だと思うが、明日の試合で表現したいことは?

「戦術とかいろいろありますが、まず表現したいことは、勝つこと。ホームで勝つ、リーグ戦で勝つ、それが一番、表現したいことです」



Q:明日は誕生日ですが、誕生日当日に試合は過去にありますか?

「昨年もアウェイの清水戦がちょうど誕生日でした。今年はホームで迎えることができます」


Q:今年1年の抱負はありますか?

「目標は、タイトルを獲ること。それしか頭にないので、ただただ、それを実現するために毎日取り組んでいるところです」


サガン鳥栖戦特設サイト


 


TOP > ニュース一覧 > Match Preview