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Match Review

  • 11/25 京都戦
  • メディア

前半の失点を跳ね返せず、0-1で敗戦。今季のホーム最終戦を勝利で飾れず


■試合データ(スタッツ/試合レポート)

https://www.cerezo.jp/matches/result/2023112509/


今シーズンのホーム最終戦となった今節。セレッソ大阪は、京都サンガF.C.との明治安田生命J1リーグ第33節に臨んだ。先発は、前節から1人変更。日本代表の活動から戻った毎熊晟矢がメンバーから外れ、進藤亮佑が右サイドバックに入った。ベンチには、出場すればJ1では今季初となる清武弘嗣も戻ってきた。



序盤、試合の入りは悪くなかったセレッソだが、次第に京都のプレスを前に、劣勢の展開を余儀なくされる。6分、自陣からのパスをカットされてフィニッシュまで持っていかれると、20分、左サイドを割られて失点。その後もセレッソはビルドアップがうまくいかず、ボールを敵陣まで運べない。35分にも、DFラインからのビルドアップを狙われショートカウンターを受け、決定的なピンチを招いたが、ここは相手FWのシュートが枠を外れ、事なきを得た。前半は攻撃が停滞、シュートまでたどり着けなかったが、アディショナルタイムに決定機。柴山昌也のCKをマテイ ヨニッチが合わせたが、ヘディングシュートは相手DFに防がれ、同点とはならなかった。前半はこのまま0-1で終了。セレッソとしては、後半に向けて修正が求められた。



後半開始から小菊昭雄監督は動く。ジョルディ クルークスと上門知樹に代え、阪田澪哉と奥埜博亮を投入。奥埜は香川真司とダブルボランチを組み、柴山がトップ下へ。阪田は2列目の右サイドに入った。前半は京都のプレスをかいくぐれなかったセレッソだが、後半はアタッキングゾーンにボールを運ぶ回数も増えていく。50分には、GKキム・ジンヒョンが素早く右サイドへ展開。柴山がドリブルで持ち運び、カットインからシュートを放つ。その後も柴山や後半から入った阪田が攻撃を活性化。前半とは流れを変えてみせると、70分、ついにこの瞬間が訪れた。今季ここまでケガに苦しんできたキャプテンの清武がピッチへ入る。同じく復帰戦となった為田大貴と同時に投入されると、ここからセレッソの攻撃が加速。77分には、清武のFKがクリアされたこぼれ球を拾った山中亮輔(75分から出場)がワントラップから左足で強烈なシュートを放つ。枠を捉えた一撃だったが、ここは元セレッソの守護神、ク ソンユンに指先で防がれた。ここで得たCKからもビッグチャンス。ショートコーナーで始めると、最後は清武のクロスに奥埜がフリーで合わせたが、シュートは惜しくもクロスバーを越えた。85分にも清武を起点に好機。左サイドを崩すと山中のクロスにファーで進藤が合わせたが、ヘディングは枠を捉えることはできなかった。



後半は京都のシュートを3本に抑え、55分に一度だけあった被決定機もGKキム ジンヒョンが好セーブで追加点は阻止。ホーム最終戦での敗戦を避けるべく、終盤にかけて攻め続けたセレッソだったが、最後まで1点が遠く、タイムアップ。詰めかけた満員のサポーターに勝利を届けることはできなかった。試合後は、ホーム最終戦セレモニーとして森島寛晃社長、清武キャプテン、そして最後に小菊監督が挨拶。1年間のサポートへ感謝の思いを述べるとともに、来季の飛躍を誓った。今季もラスト1試合。アルビレックス新潟とのアウェイゲームへ向け、しっかりと準備を重ねたい。


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