大阪府との包括連携協定締結について

本日、12月21日、セレッソ大阪は大阪府と包括連携協定を締結いたしました。大阪府が取り組む地域社会の活性化、府民サービスの向上に対し、サッカーを核とした企業・チーム活動を通して一層の貢献、連携を図ることを目的としております。締結に際し、大阪府庁にて吉村洋文大阪府知事と森島寛晃社長とで締結式を行いましたのでお知らせいたします。

吉村 洋文 大阪府知事コメント

『大阪府知事の吉村です。本日はセレッソ大阪さんと包括連携協定を結ぶことができて大変うれしく思います。セレッソ大阪といえば、大阪を代表するJリーグのクラブチームの一つであります。また、セレッソ大阪さんはこれまで様々な地域に根ざした活動を展開してこられました。サッカー教室の選手の派遣であったり、それから環境美化の取り組み、いろんな地域とともに育ってきたのがやはりセレッソ大阪だなと思っております。そのセレッソ大阪さんと今回包括連携協定を結んで一緒に大阪を盛り上げていこう、一緒に大阪を元気にしていこうじゃないかというふうに思っております。2025年大阪・関西万博もございます。大阪の魅力を最大限発信していく、セレッソの皆さんとともに大阪の魅力増進に、大阪を元気にしていく活性化をぜひ一緒にさせてもらえたらなと思っていますのでよろしくお願いします。今回、セレッソ大阪さんが30周年ということで、大阪を世界に誇れる街にしたいという熱い思い、これはまさに私も同じであります。大阪を世界に誇れる熱い街にしていくためにセレッソ大阪さんと包括連携協定を結んで、そして一緒に大阪を盛り上げていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします』

森島 寛晃社長 コメント

『ただいまご紹介にあずかりました、セレッソ大阪の森島でございます。セレッソ大阪はサッカーを核とする事業を展開し、夢・希望・感動にあふれたスポ ーツ文化の振興と地域社会の発展に貢献することを、クラブが果たすべき使命として掲げております。この言葉は、J リーグと WE リーグ、それぞれに所属する男女のプロサッカーチームの興行を主としながら、その事業活動を通じて、ファン・サポーターをはじめとするセレッソファミリーの心を 動かし、より良い社会、まちづくりに貢献したいというクラブの想いを表現したものです。 クラブ設立 30 周年を機に、そのクラブ理念の具現化をより加速すべく、セレッソ大阪は For Our Osakaというコンセプトを掲げることといたしました。 セレッソ大阪が大阪の誇り・シンボルとなり、大阪というまちを世界に発信していければと考えております。サッカーには、夢を創る力、人を成長させる力、人と人、公共機関や企業を結びつける力、人々の生活を豊かにする力があります。 セレッソ大阪が、この地大阪にあることで人が成長し、様々なソリューションが生まれ、地域社会の発展に貢献することが、大阪の人々の生活を豊かにすることにつながる、そのような役割を果たし、大阪を、世界一のまちにしたい。これがセレッソ大阪の想いです。 ただし、クラブ単体の力で、この想いを実現するのは、果てしなく長い道のりであり、とても難しいのが現実です。そしてこのたび、我々の活動を支えていただいていた大阪府様へ、クラブからお声がけをさせていただき、包括連携協定を締結する運びとなりました。 大阪府様とは、これまでも、ウォーキングフットボールやOSAKA SPORTS PROJECTなどの地域貢献活動において協働させていただき、一定の成果も上がってきております。 セレッソ大本連携をきっかけに、既存の協働の更なる拡大や、環境保全などの新しい分野へのチャレンジ に積極的に取り組んで参りたいと考えています。 セレッソ大阪のホーム ゲームにおいて排出される CO2 をオフセットし、実質ゼロ化するCO2 ゼロチャレンジという活動を12 年前から独自にパートナーのお力添えを賜りながら実施しております。 また、世界的なイベントである大阪・関西万博開催まで 500 日を切っています。現在、夢洲に て建設されている大阪万博のパビリオンはセレッソ大阪の練習拠点である舞洲と目と鼻の先です。 選手たちの様子を見に舞洲を訪れることがよくありますが、この地大阪が世界の中心になるんだ なとワクワクします。来年 1 月 16 日に開催されるOSAKA SDGs フォーラム 2023にも参加させ ていただきますが、そのような各種イベントへのご協力も含め、万博の成功に向け、セレッソ大阪も微力ながら貢献できればと思います。 男女プロチームを持つサッカークラブとして、競技面、事業面いずれにおいても、アジアそして 世界を見据えて、みなさまとともに成長していきたいと考えていますので、今後ともあたたかいご 声援を賜りますよう、何卒よろしくお願いいたします。 そしてリーグ優勝も目指したいと思っております。私からのご説明は以上となります。ありがとうございました』