ホームタウンレポート: 「アダプティブファッションショー2024 ザ・セカンド」が開催されました
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2024年10月12日(火)、障がいを持つ方々のファッションへの想いを応援する「アダプティブファッションショー2024 ザ・セカンド」が開催されました。このファッションショーは、障がいを持つモデルの方々と、ファッションを学ぶ学生が一緒にアイデアを出し合いながら衣装を作り、その成果を発表するイベントです。重度の障がいがあっても「おしゃれを楽しみたい」という想いを形にするため、社会に向けてアダプティブファッションの重要性を発信することを目的としています。
セレッソ大阪は、このプロジェクトに企画段階から参加しました。使われなくなったグッズを提供し、それらをリメイクして心から試合観戦を楽しんでいただける新たなファッションをつくり上げていただきました。当日は、西尾選手からモデルとなった障がいを持つ方々や、個性的なファッションをデザインした学生さんに向けてビデオメッセージをお送りしました。また、セレッソ大阪のスタジアムDJ・西川大介がMCを担当。200名を超える観客や参加者が集まった会場は熱気にあふれ、おおいに盛り上がりました。
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主催者の感想:本イベントでは、来場者や参加者から多くの賞賛をいただき、好評な結果となりました。取り組みの中で、学生やモデル、スタッフがそれぞれ多くの経験を積み、学びを得る機会にもなりました。また、多くの方にこの取り組みについて知っていただくことができ、今後の発展につながる手応えを感じています。新たなアイデアも生まれ、今後さらに多様な可能性が広がることを期待しています。
モデルの皆さんの輝く姿と、プロジェクトに関わった全ての方々の熱意に触れ、今回のイベントがいかに意義深いものかを改めて感じました。これからも、障がいを持つ方々の権利と尊厳を大切にし、彼らを支える活動に全力で取り組んでまいります。こうした取り組みが、より良い社会と未来を築く一歩となることを信じています。
アダプティブファッションとは
アダプティブ(Adaptive)とは直訳すると「適応する」という意味。近年、世界では障害者向けウェアを「Adaptive clothing」「Adaptive wear」と称されています。服が人に適応するというポジティブな意味で使われており、ファッション企業からも注目されている分野です。