アンバサダー日記「失敗が失敗でなくなる」
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3月19日(水)、酒本 憲幸アンバサダーが堺市立赤坂台中学校で講話授業を実施しました。1年生・2年生の約200人の生徒の皆さんを前にして、少し緊張気味の酒本アンバサダーでしたが、自身にとっても生徒さんにとっても緊張を解くアイスブレイクを行うことで、あっという間に場は和みました。
男子生徒の皆さんには、いつも通りのパス回しゲーム。クラス対抗戦はやはり盛り上がります。また、女子生徒の皆さんに実施したのは、「だるまさんが転んだ」をアレンジしたもの。クラス全員が手をつないで、酒本アンバサダーの手からボールが離れた時点を合図に一斉にスタートし、手元にボールが戻るとストップを繰り返してゴールを目指します。15人前後の人数が手をつないで一歩を踏み出すのは、かなり息を合わせないと難しいことだとわかりました。誰かが早くても遅くても列が乱れて、スタート地点からやり直しです。チームプレーの原点を感じさせられるゲームでした。
講話授業ではチームワークの大切さを、実施したアイスブレイクになぞらえて伝えました。また、これから受験を迎える新2年生、新3年生が参加していたことから、自身の高校受験について、サッカー選手になる夢をもっていた中で、第1志望の学校へは行けなかったけれど、サッカーの強豪校に入ったことで自身の夢を実現させることができたことを伝えました。その時は悲しい気持ちになるかもしれないけれど、夢を持ち続けることで「失敗が失敗でなくなった。将来の自分があるのは、今の自分があってこそ」、皆さんにも逃げることはせずに、いろんなことに挑戦して欲しいと伝えました。ただし、プロサッカー選手になってからも常に競争という世界だったこと、お互いを高めあう存在ではるけれど、チームメイトは常にライバルであるとも伝えました。これから大きな山場を迎える皆さんにとって、大きなアドバイスとなったことでしょう。休憩時間には、サッカー部の皆さんがこの機会に!と酒本アンバサダーを囲んで、楽しいひと時になったようです。