株式会社セレッソ大阪の役員人事について
株式会社セレッソ大阪は、取締役会において役員人事が以下のとおり承認されましたことをお知らせいたします。
役員人事について
役員コメントについて
森島 寛晃よりコメント
「セレッソファミリーの皆様、いつもセレッソ大阪に対して多大なご支援とご声援をいただきありがとうございます。このたび、代表取締役会長に就任することとなりました。セレッソ大阪を支えてくださっているすべての皆様に感謝の気持ちを忘れず、クラブのさらなる発展に向けて、これからも全身全霊で業務に取り組んでまいります。後任の日置は、スポーツ界で培った豊富な知見と実績を活かし、セレッソ大阪が更なる成長を遂げるための大きな力となってくれることを期待しています。セレッソファミリーの皆様とともに、最高の景色を皆様とともに見られるよう、引き続きクラブ一丸となって努力を重ねてまいります」
日置 貴之よりコメント
「この度、代表取締役社長の職を拝命いたしました、日置と申します。近年、スポーツの世界はビジネス、競技の両面でとてつもないスピードで進化と国際化を遂げています。特にサッカーにおいてはその流れが顕著であり、世界規模での大きなうねりの中に、日本も巻き込まれていく、まさに幕末のような状況に置かれています。セレッソ大阪は、ヤンマーディーゼル時代を含めると日本で最も古いサッカークラブの一つであります。この長い伝統と歴史を守り育み、よりよい状態で次の世代へと継承していくことが私の使命です。また、『循環育成型クラブ』として世界でも輝きを放てる次世代のサッカー選手を育て続けることも同じく重要なことと考えています。ファンの皆様、パートナーの皆様、地域の皆様、そして全てのステークホルダーの皆様にとって『なくてはらならない』クラブになれるよう、森島会長の下で皆様にスペクタクルなサッカーと新しい世界水準のサッカービジネスを展開していきたいと思います」
役員プロフィールについて
森島 寛晃(もりしま ひろあき)
1991年、東海大学第一高等学校を卒業後、ヤンマーディーゼルサッカー部へ入団。1993年、同クラブはセレッソ大阪へ改称され、その後も引き続き活躍。2008年12月に現役を引退し、翌2009年よりセレッソ大阪アンバサダーおよびサッカースクールコーチに就任。その後、2012年にセレッソ大阪エリートクラス監督、2013年に同エリートクラス総監督、2014年にエリートクラスダイレクターを歴任。2016年にはチーム統括部フットボールオペレーショングループへ所属し、2017年に同部長に昇格。2018年12月より代表取締役社長に就任し、クラブの運営と発展に貢献。2025年4月には代表取締役会長に就任し、現在に至る。サッカー選手としての主な実績は1995年から2002年にかけて日本代表に選出され、数多くの国際試合に出場。1998年フランス大会および2002年日韓大会のFIFAワールドカップに出場し、2002年大会では1得点を記録する。主な受賞歴には1995年のサントリーシリーズ最優秀新人賞およびJリーグベストイレブン、1999年のJリーグたらみオールスターサッカーMVP、2000年の1stステージ優秀選手賞とJリーグベストイレブン、2009年のJリーグ功労選手賞がある。
日置 貴之(ひおき たかゆき)
大学を卒業後、株式会社博報堂に勤務。続いて、FIFA Marketing AGにてワールドカップのマーケティングに携わる。その後、起業し、北海道日本ハムファイターズのブランディング、NFL、NBA、UFC、ESPNなど海外スポーツの日本のビジネスパートナーとして放映配信権販売、スポンサーシップアクティベーション、ソーシャルメディアの運営などを専門的に行う。2010年よりプロアイスホッケーチーム「H.C.栃木日光アイスバックス」の代表、2022年よりリーグワンのラグビーチームの事業領域におけるアドバイザー、2023年よりセレッソ大阪のアドバイザーとして大阪を中心に活動。2016リオオリンピックパラリンピックにおけるフラッグハンドーバーのチーフプロデューサー、東京オリンピック・パラリンピック競技大会の開閉会式のエグゼクティブプロデューサーを務めた。2025年2月に株式会社セレッソ大阪の代表取締役副社長に就任。4月より代表取締役社長に昇格し現在に至る。
写真左:森島 寛晃
写真右:日置 貴之