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Match Preview

  • 4/2 岡山戦
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今シーズンホーム初勝利、新体制でのホーム初勝利を目指す今節。対人でのバトル、結果に強くこだわり、最後まで戦い抜きたい


前節の明治安田J1第7節・浦和レッズ戦から中4日。ホーム連戦となる今節。セレッソ大阪はファジアーノ岡山を迎え、明治安田J1第8節に挑む。前節の悔しい引き分けを受け、今節こそ待望の今シーズンホーム初勝利を手にしたい。


前節の浦和戦は、開始2分、鮮やかな形で先制点を奪うことに成功。登里享平のパスを受けたチアゴ アンドラーデがサイドの背後を取って中へクロス。これをラファエル ハットンがダイレクトで流し込み、自身ホーム初ゴールを決めた。まさに浦和戦の前に行われたJリーグYBCルヴァンカップ1stラウンド1回戦・カマタマーレ讃岐戦の流れを引き継ぐ“登里―チアゴ”の縦関係が機能。ハットンも前線で深さを取りつつワンタッチでゴールを陥れる自身の持ち味を発揮した。新加入の両ブラジル人選手がコンディションを高めてきたことは今後につながるポジティブな要素。浦和戦の25分に負傷交代したチアゴも幸い離脱は避けられた様子だ。もっとも、今節に関しては阪田澪哉も戻ってきており、浦和戦は契約上出場不可だった本間至恩も今節からは出場可能。左ウィングの競争力は高まっている。本間は公式戦から遠ざかっているため試合勘に不安も残すが、「自分が入ってオプションになりたい」と意気込むだけに、早速メンバー入りするかも今節の見どころになる。また、浦和戦のポジティブな点としては、北野颯太、中島元彦、田中駿汰で組んだ中盤が機能したことも挙げられる。特に中島がボール保持・非保持の両面で効果的なプレーを見せたことで、“相棒”の北野もより自由を謳歌。「もっくんが中盤にいることで相手のマークが分散する感覚もありました」とその効果を振り返る。その中島は、ベガルタ仙台に所属していた昨シーズン、岡山とのJ1昇格プレーオフ決勝で敗れ、あと一歩で昇格を逃して涙を流した。セレッソに復帰した今季、「対戦が楽しみな相手」に岡山を挙げているだけに、そのプレーには注目したい。



対する岡山は、J1に初昇格して迎えた今シーズンだが、ここまですでに3勝を挙げるなど、7試合で勝点11を積み、堂々の6位。「昨シーズンから選手が残ったこともそうですし、昇格して、流れを掴んでいるチーム」(アーサー パパス監督)であり、前節は横浜F・マリノスに勝利し、今節に向けても勢いを持って臨んでくるだろう。試合のポイントの一つは、相手のハイプレスをどうはがして前進するか、という部分。足元ばかりにならず、ウィングを背後に走らせるパスも効果的に使いながら岡山の矢印を裏返していきたい。また、守備では相手の1トップ2シャドーに起点を作らせないこと。第6節・横浜FC戦の1失点目や前節の失点は、相手の大型FWに起点を作られたところから始まっている。前節の試合後、香川真司は、「センターバックが(サイドに)出た時は、ファウルで止めることも必要。ハッキリプレーすることも必要だったかなと思う」と話したが、田中も「各々が『自分の前の相手に仕事をさせない』という責任感を持つことが必要。引っ張り倒すぐらいでもいい。もっとズル賢くやってもいい部分がある。守備で奪い取る回数が少ないと感じているので、迫力ある守備をしないといけない」と現在の課題に言及した。そうしたデュエルの意識向上に加え、今節の相手も3バック。簡単にサイドを変えさせないこと、振られた後のウィングバックに対するファーストディフェンダーとスライドの徹底もカギになる。

 

新チームが始動して約3ヶ月。「全体的にはポジティブな感覚です。トレーニングの質も凄くいいですし、監督の考え方もハッキリしているので、やり続けていけばいくほど、時間が経てば経つほど、良くなっていくと思います」と話したのはハットン。「チームが辿っている道は間違っていないと思います。やってきたことが結果に表れるか、その部分だけ。続けていくことが大事だと信じています」とアーサー パパス監督も自信を示す。前節は内容を考えると悔しい引き分けに終わったが、試合後のサポーターは最後まで声援を止めなかった。そうした鼓舞に応えるためにも、辿っている道のりの正しさを証明するためにも、結果に強くこだわり、今節こそ今シーズンのホーム初勝利を掴みたい。



試合前日コメント

アーサー パパス監督


Q:前節から中4日と期間は短いですが、今節・ファジアーノ岡山戦に向けてチームで確認したことは?

「まずはしっかりとリカバリーをすること。前節、出し切ったパフォーマンスを維持するためにも回復は重要です。前節はいいパフォーマンスを見せたのですが、結果的には追い付かれてしまったので、最後のところをどう締めるかに関しては、チームとして改善しないといけない、理解しないといけない。そこを落とし込む時間を過ごしました」

 

Q:試合の締め方について、選手たちと共有した考えを話せる範囲でお願いします

「前節の試合後、相手監督のコメントに『勝点1は幸運だった』という言葉もあったように、自分たちのしっかりと構築したプレーは出せたと思います。ただ、『自分たちの攻撃的なスタイルを貫いて、常に5点を取る』という話ではなく、1-0なら1-0でしっかり締める、2-0なら2-0でしっかり締める、そういった締め方は選手たちとも会話をしながら確認しました。選手たちを責めることはありません。全てを出し切っています。その上で、最後の締め方に関しては、今節に向けて選手たちとも話し合いました」

 

Q:ファジアーノ岡山はJ1昇格1年目ながら、すでにリーグで3勝を挙げています。スタッツとしても、1試合平均パス数は20位で最下位な一方、失点数は3とリーグ最少です。チームとしての特長がハッキリしている相手ですが、試合のポイントになることは?

「岡山は昨シーズンから選手が残ったこともそうですし、昇格して、流れを掴んでいるチームと言えます。長い時間をかけてメンバー同士の信頼関係も厚いと思いますし、それが結果にも表れています。相手の特長であるロングボールなどにはしっかりと対応しながら、自分たちが組み立ててきたスタイルは崩さずに、しっかりと攻撃しながら立ち向かっていきたいと思います」

 

Q:岡山は前から積極的にプレスをかけてくる守備も特長ですが、セレッソが積み上げてきた攻撃を発揮すれば、かいくぐっていける自信もありますか?

「選手、チームが辿っている道は間違っていないと思います。やってきたことが結果に表れるか、その部分だけです。集団としてまとまっていますし、どう表現すれば勝てるかは確信しているので、それを続けていくことが大事だと信じています」

 

Q:ここまでリーグ戦で7試合指揮を執られて、監督の掲げる「攻撃で相手を圧倒するサッカー」の一端が随所に見られていますが、うまくいっている部分と課題について

「選手たちもチームも成長しています。勝利こそ掴めていませんが、7試合の内、4試合、5試合のパフォーマンスは良かったと思います。チームとして、攻撃の部分でも学び続けています。我々のアイディアを構築しながら継続することが重要です。課題としては、失点してはいけない場面で失点しない。そこに尽きます。フットボールの世界、一気にうまくなることはないので、少しずつ時間をかけながら、という部分は変わらずやっていきたいと思います」

 

Q:攻撃面に関しては、北野颯太選手が起点としていい動きを見せているが、改めて評価について

「とにかくハードワークしている選手です。フィジカル的な数値もJ1リーグ全体を見ても出ています。彼の働きは攻撃だけではありません。あとはプレーを結果につなげるために、若手選手に対してはしっかりと接していくことも大切です」

 

ラファエル ハットン選手



Q:前節はホームでの初得点を決めました。サポーターが集まるゴール裏の前で決めた瞬間の気持ちは?

「前節は自分たちが望んでいた結果ではなかったですが、浦和という強い相手に対し、早い時間帯に先制できたこと、サポーターの前で得点を取れたことは印象深く、嬉しかったです。ただ、勝利という結果が付いてこなかったことは残念なので、早くこの順位から脱出できるよう、今節こそ必ず勝利という結果につなげたいと思います」


Q:讃岐戦、浦和戦と、チアゴ アンドラーデ選手、ルーカス フェルナンデス選手らブラジル人同士でのコンビネーションから得点を量産しています。一方で、北野選手、中島元彦選手、田中駿汰選手らもブラジル人選手たちの動きをしっかり見ていると思います。中盤の選手たちとの連係については?

「前線の3トップは言葉が伝わる分、より連係は取りやすいです。ただ、言ってもらったように、中盤の選手とも、言葉こそ直接は伝わらないですが、3選手とも質の高い選手ですので、喋らずとも分かり合える部分は大きいです。全く問題なく連係は取れています」

 


Q:開幕からハットン選手のプレーを見ていると、周りを生かすボールのさばき方が印象的だが?

「2つあると思っています。1つ目は、先ほども言いましたが、ブラジル人同士、言葉が伝わり、考え方が似ているので連係を取りやすいこと。また、他の選手に関しても、日々のトレーニングから特長や考え方は理解してきました。ただ、まだ3ヶ月しか経っていないので、もっともっと成長する余地はあります」


Q:新しい監督のもと、新たなスタイルに取り組んできた3ヶ月について

「短い期間でこれだけのパフォーマンスが出せているので、全体的にはポジティブな感覚です。結果も時間の問題だと思っています。それは練習や試合を通して、自分が感覚的に感じていることです。トレーニングの質も凄くいいですし、監督の考え方もハッキリしているので、やり続けていけばいくほど、時間が経てば経つほど、良くなっていくと思います。それと同時に結果も付いてくると思っています」


ファジアーノ岡山戦特設サイト


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