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Match Preview

  • 4/6 広島戦
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今シーズン初の連勝を目指す今節。敵地でサンフレッチェ広島を撃破し、さらなる波に乗っていきたい


今シーズンのホーム初勝利を手にした前節のファジアーノ岡山戦から中3日。セレッソ大阪は、敵地に乗り込み、サンフレッチェ広島との明治安田J1リーグ第9節に挑む。21年のアウェイゲームを最後に勝利がない相手だが、今節こそ勝点3を奪い、今季初の連勝を果たしたい。


ホーム連戦となった前節の岡山戦は、平日にもかかわらず17,141人と多くの観衆で埋まった中、開始3分、見事なカウンターから先制に成功。持ち前の快速を生かし、ハーフェーライン付近から独走してニアを撃ち抜いたチアゴ アンドラーデのコンディションが上がってきたことは間違いない。直後のピンチでは2試合連続で先発したGK福井光輝が好セーブを見せれば、24分には、今度はCBの畠中槙之輔がスライディングで相手の決定機を阻止。守備でもこの一戦に懸ける気迫が伝わるプレーが続いた。ただしその畠中が40分、右足を痛めて交代すると、44分に失点。一瞬、落ち込むムードも漂いかけたが、ピッチ脇から香川真司やキム ジンヒョンが懸命に味方を鼓舞すると、前半アディショナルタイムにFKから勝ち越し。中央に寄った岡山守備陣の配置を見たルーカス フェルナンデスが機転を利かせてマイナスのパスを送ると、ルーカスとアイコンタクトを取っていたハットンがうまく合わせた。これでハットンは公式戦3試合連続ゴール。フランスリーグ1部でタイトル獲得にも貢献した男の本領が発揮され始めてきた。試合終盤は相手のクロスに対応したGK福井が味方と頭同士で激突するアクシデントもあり、急遽、6人目の選手交代としてキム ジンヒョンがピッチに入る。オフサイドで取り消しにはなったものの、後半アディショナルタイムには岡山のパワープレーからネットを揺らされたシーンもあり、最後は肝を冷やしたが、開幕戦以来となる勝点3を掴み、スタジアムは歓喜に包まれた。「チームの雰囲気もグッと明るくなった」(田中駿汰)中で迎える今節は、今シーズン初の連勝を目指す一戦。相手が強敵であることは確かだが、チーム一丸で「走って、泥臭く」(田中)戦い抜きたい。



広島は前節、ホームで首位の鹿島アントラーズを1-0で撃破。随所に球際の強さを発揮して鹿島の強力2トップ(鈴木優磨、レオ セアラ)を抑えると、新加入の前田直輝がキレのあるプレーを見せて決勝点も奪取。今節へ向けても意気揚々と臨んでくるだろう。その強みを挙げればキリがない。荒木隼人、佐々木翔を中心とした3バックは固く、GKは日本代表の大迫敬介。田中聡と川辺駿で組むダブルボランチは力強さと技術を兼ね備えており、ウィングバックにはクロスがうまく、前後を上下動できるタフな選手が揃っている。攻撃陣も新加入のジャーメイン良はキープ力に優れ、ヴァレール ジェルマンに前田、加藤陸次樹とシャドーの人材も豊富だ。攻守で隙のない相手だが、セレッソとしては前節の岡山戦で得た良かったところと課題を生かせる相手でもある。マンツーマン気味のハイプレスを特長とする広島の守備に対し、長短のパスを織り交ぜてプレスを回避しつつ、広島の3バックの攻略に向けてはウィングバックの裏をうまく使うことがポイント。前節と同様、両WGで起点を作り、相手CBにプレッシャーをかけていきたい。岡山戦から修正したいポイントは、失点場面に詰まっている。岡山戦では1トップのルカオに起点を作られたところから失点につながったが、今節はジャーメイン良を「しっかり潰すこと」(田中)がカギになる。また、システム上どうしても大外で余る相手のウィングバックにどう対応するかも引き続き改善点。アーサーパパス監督は、「ボールを持っていない時でもアグレッシブな姿勢を保つこと」に加え、「ボールを持っている時の質も改善」も今節のテーマに挙げた。

 

前節の岡山戦は、開幕戦以来7試合ぶりとなる勝点3を獲得。先制しながら勝ち切れない試合が続いていただけに、「流れを断ち切れた」(香川)重要な勝利になったことは間違いない。ただし、序盤の遅れを取り戻すには、ここで立ち止まるわけにはいかない。1対1の競り合いで負けないこと、チーム全体で最後まで走り抜くこと、その上で今節に向けて取り組んできた攻守の戦術もしっかりと全員で遂行し、今後に向けて大きな意味を持つ勝点3を掴み取りたい。



試合前日コメント

アーサー パパス監督



Q:ハイプレスと強固な3バックを擁する守備。1トップ2シャドーを起点に攻めてくる攻撃。ウィングバックがいる3-4-2-1のシステム。サンフレッチェ広島はファジアーノ岡山とも似た特長がありながら、さらに個々の強さ・組織力も高いが、どう挑む?
「選手たちの質、チームのクオリティーを考えても、前節の相手より強いことは間違いありません。ただ、ブレてはいけないことは、自分たちが組み立ててきたフットボールを出すこと。ボールを持っていない時でもアグレッシブな姿勢を保つこと。そして、前節の試合後も話しましたが、ボールを持っている時の質も改善して、明日の試合に挑みたいと思います」

Q:前々節・浦和レッズ戦以降、中島元彦選手をインテリオールのポジションで起用して連戦を重ねているが、彼の評価と、さらに伸ばして欲しい部分は?
「すごく賢い選手であることは分かっていました。賢い選手は色んなポジションができますし、彼にとって、初めてやるポジションではないので、チームにバランスをもたらしてくれています。プレーはすごく良いと思います。あのポジションは、ハードワークしながら自分のプレーを出すことも求められますが、彼のプレーには満足しています。その上で伸ばして欲しい部分は、チームのボール保持にもっと参加すること、さらに、ボックスにどんどん入っていくことは求めていきたいです」

Q:前節、勝利を得たことで、少し重圧から解放された部分もありますか?また、今節は上位に行くためには重要な試合になるが?
「全ての試合が重要であることに変わりはありません。前節、勝ち切れたことは大きかったですし、それに価するプレーを選手たちが発揮してくれたとも思っています。ただ、前節は終わったこと。すでに頭は明日の試合に切り替わっています。簡単には勝てない相手ですが、継続する部分は継続して、改善する部分は改善して、明日の試合に臨みたいです」


田中 駿汰選手


Q:前節は開幕戦以来となる勝利を掴みましたが、どのような勝利になりましたか?
「開幕戦以来の勝利だったので、チームにとってはとても大事な勝点3になりました。チームの雰囲気もグッと明るくなりました」

Q:連勝を目指す今節。サンフレッチェ広島は強敵ですが、今節に臨む意気込みについて。
「力のあるチームですが、個人的にもチーム的にも苦手意識はありません。十分、戦えると思っています。毎試合そうですが、特に守備の部分が大事になってくると思います」

Q:前節、広島の1トップ2シャドーは今季の新加入選手が並んでいたが、守備で大事になるポイントは?
「前線には個性を持った選手も多いですが、特にジャーメイン良選手が起点になっているシーンが多い。ポストプレーもできますし、裏抜けもできます。クロスにも入っていける選手なので、彼をしっかり抑えることが重要になると思います。1トップかシャドーかは分かりませんが、そこをしっかり潰したいです」


Q:ハイプレスやマンツーマン気味の守備。1トップ2シャドーを起点に攻めてくる攻撃。ウィングバックがいる3-4-2-1のシステム。広島は岡山とも似た特長があり、さらに個々の強さ・組織力も高いが、前節良かったところ、課題を生かせる部分もあるのでは?
「良かったところは生かせると思いますが、同じことをやっていたらやられると思うので、前節の課題は改善していく必要があります。そこはミーティングでも話し合いました。良かったところは継続しながら、課題は改善して臨みたいです」

Q:前節の課題について、どのあたりを改善点として今節に向けて取り組んだ?
「ウィング(バック)ですね。どうしても3バックの相手と対戦するときはウィング(バック)が空いてしまうことが多いので、その対応と、FWに収められた時のプレスバックです」

Q:上位に行くために、今節は非常に重要な試合になるが?
「大事な試合であることはチーム全員が思っています。力のある広島に勝てれば、チームとしての自信も付きます。絶対に連勝したいので、チーム全員で本気になって戦いたい。100%以上の力を出さないと勝てない相手だと思うので、いつも通り全員で走って、チームのために泥臭く戦いたいと思います」

試合情報

2025明治安田J1リーグ 第9節 vs.サンフレッチェ広島 15:00キックオフ @エディオンピースウイング広島

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