MATCH PREVIEW
試合の見どころ
FOCUS ON DATA
データは語る
SAKURA DIARY
セレッソ番記者コラム
PICK UP PLAYER
今節の注目選手
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試合の見どころ
目指すは勝利のみ。覚悟をもって戦い抜く
J1リーグは開幕3試合を終えて1分2敗とスタートで躓いたセレッソ。しかし、直近のJリーグYBCルヴァンカップではFC東京を1−0で下し、今シーズンの初勝利を挙げた。この勢いを加速させ、リーグ戦でも巻き返していきたい。 そのFC東京戦は、4日前の水曜日に行われた。大事なオープニングマッチには、香川真司や加藤陸次樹、松田陸ら多くの選手が今シーズン初先発を飾った。序盤からボールを保持して試合を優勢に運ぶ。加藤がヘディングシュートを放つなどゴールに迫る一方で、FC東京にもチャンスを許すが守護神キム ジンヒョンが好セーブを見せ、失点を免れる。 スコアレスのまま突入した後半、両チームとも積極的に交代カードを切り、試合は徐々にヒートアップ。ともに決定打を欠いていたが、86分、ついに歓喜の瞬間が訪れる。奥埜博亮のスルーパスにレオ セアラが抜け出し、GKの鼻先で冷静にラストパス。このボールに途中出場のカピシャーバが猛然と詰め、押し込んだ。その後はしっかりとゲームを締め、ヨドコウ桜スタジアムに笑顔の輪が広がった。 そして迎えるJ1リーグ第4節は、ホームでサガン鳥栖と雌雄を決する。川井健太監督体制2年目、ロジカルに進化を続けるチームは開幕3戦で1勝1分1敗。前節は名古屋グランパスに1−0で勝ち切るなど、まずまずのスタートを見せている。 DF山浩介、MF河原創、FW富樫敬真ら各ポジションに即戦力クラスを迎え入れ、伝統とするハードワークをベースに得意のサイドアタックに磨きをかけている。そのため、セレッソとしてはまずサイドの攻防で優位に立つことが重要。一対一で負けないことはもちろんだが、数的優位を作る場面をいかに増やせるか。いい立ち位置を取ることや運動量も欠かせない要素になる。 FC東京戦後、西尾隆矢は「鳥栖戦は勝たないといけない試合」と言葉に力を込めた。その思いはチーム全員が共有している。桜の維持と誇りが問われる重要な一戦。強い覚悟をもって、鳥栖を撃破してみせる。
FOCUS ON DATA
データは語る
FOCUS ON DATA データは語る
①通算対戦成績 サガン鳥栖とのJ1通算対戦成績は、セレッソ大阪の8勝4分6敗(23得点・20失点)と勝ち越している。特に21年、昨シーズンと現在は4戦無敗中(2勝2分)でもある。ちなみに、ルヴァンカップでも5勝2分(18得点・5失点)、J2でも8勝1分5敗(23得点・13失点)と勝ち越しており、全体的に相性の良さは光る。 ②鳥栖とのホームゲームは勝率約8割! 先のデータをさらに後押しする材料が、“対鳥栖”におけるホームゲームでの勝率の高さ。J1、J2、リーグカップにおいて、鳥栖とのホームゲームは過去19試合行われているが、対戦成績は15勝4敗。勝率は約79%と圧倒している。「公式戦におけるホームゲームでの勝率」は、J1・17クラブのうち“対鳥栖”が最も高い。今シーズンのリーグ戦初勝利を目指す今節。過去のデータも追い風に、勝点3をつかみたい。 ③2017年の対戦時とシチュエーションが酷似 直近のルヴァンカップ初戦の試合後、「2冠を獲った17年、そして昨年も、ルヴァンカップで勝つことでチームの競争、雰囲気が一気に上がった」と話したのは小菊昭雄監督だが、特に今シーズンと状況が酷似しているのが17年。あの年もリーグ戦では開幕3戦未勝利の後、水曜日に行われた横浜F・マリノスとのルヴァンカップ初戦で勝利し、週末の鳥栖戦でリーグ戦初勝利を挙げた。今シーズンもルヴァンカップでのシーズン初勝利の後に、リーグ戦でも初勝利を飾り、勢いに乗っていきたい。 (文=小田尚史)
SAKURA DIARY
セレッソ番記者コラム
決勝点を呼び込んだスタジアムの熱気。今節もその再現を
各報道で事前に今シーズン初先発の可能性が伝えられていた“香川真司効果”か、今週水曜日に行われたルヴァンカップ・グループステージ第1節は、平日のナイトゲームにもかかわらず、1万人を超える(10,615人)多くの観衆が集まった。これは第1節の全会場の中でトップの数字だった。 そうした熱気に包まれた中、大声援を受けた選手たちは勝利を目指して懸命にプレー。特にスコアレスで迎えた試合終盤の雰囲気は圧巻で、スタジアム全体から発せられた“この試合に勝つ”という熱気が、カピシャーバの決勝点を呼び込んだと言っても過言ではない。 セレッソ復帰にあたり、「ホームでは勝てる、という雰囲気を作っていきたい。それはサポーターの力が何より大事」と話したのは香川だが、選手たちが勇気づけられる空間が、間違いなくそこにはあった。 試合後のミックスゾーンでは、勝利の喜びもそこそこに、選手たちはすぐに次なる戦い、リーグ戦に目を向けていた。3戦未勝利の17位で迎える今節。流れを変えるために、選手、スタッフはできる限りの準備をして試合に挑む。 そのチームの背中を後押しするスタジアムの空気を作る上で、サポーター一人ひとりも当事者だ。聖地・ヨドコウ桜スタジアムでリーグ戦の今シーズン初勝利を飾り、上昇気流に乗っていこう。 (文=小田尚史)
PICK UP PLAYER
今節の注目選手
攻守両面の舵取り役を担う副主将
攻守におけるポジショニングに優れ、ピッチを支配するボランチ、鈴木徳真が今節のキープレーヤー。 攻撃では正確なパスで構成力を高め、守備では優れた予測力によりセカンドボールを回収する。 前節の浦和レッズ戦で今シーズン初先発を果たすと、後方からうまくボールを引き出し、素早く展開。ビルドアップの“潤滑油”として機能した。 今節も、鳥栖のプレスをどうかいくぐってボールを前に運ぶか、さらには守備での立ち位置も含め、攻守両面で舵取り役を担う彼が試合のカギを握る。 今シーズンは副キャプテンも務め、チーム内における存在感は増している。試合当日の3月12日は26歳の誕生日でもある背番号17。昨シーズンのホーム鳥栖戦では見事なゴラッソを決めた。今節も、チームを勝利に導く活躍に期待したい。 (文=小田尚史)
SCHEDULE試合当日のスケジュール
- 10:00CEREZO STORE オープン
- 10:30SAKURA SOCIOブースオープン セレッソバルオープン
- 11:00「キッズパークSupported by YANMAR」オープン
- 11:30先行入場開始(グレードに応じ順次入場)
- 12:00一般入場
- 13:10Let's clap together!※場内
- 13:15選手ウォーミングアップ
- 13:48セレッソ大阪選手紹介
- 14:03キックオフ
※記載時間は予定となっております
PLAYERSセレッソ大阪の注目選手
PICK UP PLAYERSセレッソ大阪の注目選手
MATCH DATA対戦成績、スタッツ
セレッソ大阪
- 6位
- 勝ち点36
- 得失点差6
- 直近5試合の戦績
サガン鳥栖
- 11位
- 勝ち点30
- 得失点差2
- 直近5試合の戦績
- 過去の対戦成績
- 選手リスト
CEREZOスタジアムの楽しみ方
STADIUM ACCESSスタジアムアクセス
ヨドコウ桜スタジアム大阪市東住吉区長居公園1-1大阪・梅田から30分圏内!さらには最寄駅からも徒歩5分という好アクセス!
- Osaka Metro御堂筋線「西田辺」駅から徒歩7分
- Osaka Metro御堂筋線「長居」駅から徒歩7分
- JR阪和線「鶴ケ丘」駅から徒歩5分
- JR阪和線「長居」駅から徒歩8分
- 近鉄南大阪線「針中野」駅から徒歩20分
- 梅田からのアクセス
- Osaka Metro御堂筋線「梅田」駅から約20分乗車 「西田辺」駅から徒歩7分、約25分乗車 「長居」駅から徒歩7分
- なんばからのアクセス
- Osaka Metro御堂筋線「なんば」駅から
乗車約15分、「長居」駅から徒歩7分 - 天王寺駅のアクセス
- JR阪和線 「天王寺」駅から乗車約6分 鶴ケ丘駅から徒歩5分
※駐輪場をご用意しております
・ヨドコウ桜スタジアム北東側 北こども広場付近
・ヨドコウ桜スタジアム西側 JR高架下付近