MATCH PREVIEW
試合の見どころ
FOCUS ON DATA
データは語る
SAKURA DIARY
セレッソ番記者コラム
PICK UP PLAYER
FW 20 加藤陸次樹
MATCH PREVIEW
試合の見どころ
逆転突破へ、目指すは勝利のみ!
5月以降の公式戦は6勝1分2敗と調子を上げてきたセレッソ。ケガ人を抱えながらも、進藤亮佑やカピシャーバ、ヤン ハンビンら序盤は陰を潜めていた選手たちがピッチで躍動し、チームに活力と勢いをもたらしている。本日のゲームは今シーズン3度目となる大阪ダービー。誇りを懸けた一戦を制し、このまま突っ走っていきたい。 先週末はJ1リーグ第17節を戦った。首位に立つヴィッセル神戸を迎え撃った一戦は、序盤から強度が高く、球際でバチバチとした戦いが繰り広げられる。香川真司のヘディングシュートなど惜しい場面を作るも、前半はスコアレスのまま終了。 勝負の後半、50分には舩木翔のクロスにジョルディ クルークスが飛び込み先手を奪う。しかし、喜びもつかの間、直後には同点に追いつかれる。その後は互いに交代カードを切りながら2点目を奪いにいく。ネットを揺らせないまま試合終了が近づいた後半アディショナルタイム。飛び出した相手GKに対し、加藤陸次樹がプレスをかける。こぼれたボールを北野颯太がゴールへと蹴り込み、劇的な決勝弾! 首位撃破を成し遂げ、過去最多の観客数で埋まったヨドコウ桜スタジアムが大いに沸いた。 激戦から中7日、本日も重要な一戦に挑む。JリーグYBCルヴァンカップ、グループステージの最終節、ガンバ大阪とのダービーだ。変革期にある宿敵クラブはシーズン序盤から低迷を続けていたが、現在は復調。J1リーグで3連勝中と勢いをもって乗り込んでくる。 その3試合で8得点と攻撃陣が好調なだけに、セレッソとしてはまず堅い守備で対抗しつつ、先手を奪う展開に持ち込みたい。相手のポゼッションサッカーを受けず、プレッシングやカウンターからリズムをつかめるか。試合の入りがいつも以上に重要になる。 というのは、セレッソは勝ち上がりのために勝利と大量得点が必要になるからだ。現在1勝2分2敗のグループ最下位。まず2位に入るには、勝利した上で1位京都サンガF.C.と2位FC東京の一戦で京都が引き分け以上の結果を残す必要がある。 セレッソ、京都がともに勝利し、2位になった場合も全5グループの2位チームのうち成績上位3チームのみがプライムステージに進出するレギュレーションのため、他グループの結果にも左右される。セレッソは現在の得失点差「-5」を少しでも良くしなければいけない。突破に向けて極めて厳しい条件だが、可能性がある限り最後まで戦い抜く。何より、ホームのダービーで負けることは許されない。一対一や球際で相手を凌駕し、目の前の勝利を目指すのみ。その先に、タイトルへの道が続くことを信じて、宿敵を打ち破る。
FOCUS ON DATA
データは語る
DATA① 通算対戦成績 リーグカップでの通算対戦成績はセレッソの3勝5分3敗(16得点・15失点)。得失点も含め全くの五分だが、直近は2勝2分と4戦無敗。4-0で勝利した2021年の準々決勝第2戦から負けていない。リーグ戦も含めた直近10試合の大阪ダービーでもセレッソが6勝3分1敗とガンバを圧倒。公式戦における通算60回の対戦成績こそ負け越しているが、元号が令和に変わって以降、両チームの力関係は確実に逆転している。 DATA② 5試合で2得点はワースト ここまでグループステージ5試合を消化してセレッソが奪った得点は『2』。これは今大会に参加している20チーム中、最も少ない数字であり、グループステージ突破へ向け、追い込まれた要因の一つでもある。必勝態勢で臨んだ前節のFC東京戦も、いい形で攻め込みながら1点が遠く、スコアレスドローに終わった。逆転での勝ち上がりを果たすには大量点が求められる今節。公式戦3戦連発を目指す北野颯太ら攻撃陣の奮起に期待したい。 DATA③ 大量得点で勝った大阪ダービーは? “大量点での大阪ダービー勝利”を遡ると、最初の項目でも触れたとおり、2021年の準々決勝第2戦では、敵地で4-0という結果を残している。この試合では、今節のPickup Playerに挙げた加藤陸次樹もゴールを記録。再現といきたいところだ。また、リーグ戦では2019年9月(第27節)、2022年5月(第14節)の試合で、ともにホームで3-1での勝利も達成している。かつては大敗することもあった大阪ダービーだが、近年はセレッソの複数得点も目立つ。 (文=小田尚史)
SAKURA DIARY
セレッソ番記者コラム
勝たなければいけない試合、それが大阪ダービー
2021年8月28日。小菊昭雄監督にとっての“初陣”が、大阪ダービーだった。敵地に乗り込んだJ1リーグ第27節。松田陸のゴールが決勝点となり、セレッソが1-0で勝利した。直後のルヴァンカップ準々決勝第1戦こそ0-1で敗れたが、続く第2戦に4-0で大勝すると、以降は4勝2分と負け知らず。アカデミーの指導者時代から「ガンバには負けたくない」と対抗意識を燃やしてきた指揮官は、トップチームの監督になって以降、大阪ダービーは6勝2分1敗と無類の強さを誇る。オフ明け14日の練習後、今節に向けての意気込みを問われた際も、「大阪ダービーは勝たないといけない。勝つことだけに集中して戦いたい」とキッパリ語った。 ルヴァンカップのグループステージ突破という条件に照らし合わせると、セレッソは大量得点での勝利が求められる。今節、勝って、もう一つのカードで京都が引き分け以上で終えると、セレッソがEグループの2位にはなるのだが、『2位の中での上位3チームがプライムステージ進出』という条件を考えると、現在の得失点差「-5」を埋める必要がある。もっとも、そうした条件云々以前に「大阪ダービーに勝つ」ことは最高のエネルギーをチームに与えてくれる。直近の試合で神戸に勝った勢いを持続させてリーグ後半戦に向かうためにも、緩い試合はできない。現在、大阪ダービーの覇権は完全にセレッソが握っている。公式戦における大阪ダービーの通算対戦成績も徐々にその差は縮まっており、逆転するのも、そう遠くない未来だろう。桜の誇りに懸けて、青黒には、勝て──。 (文=小田尚史)
PICK UP PLAYER
FW 20 加藤陸次樹
「チームを勝たせるゴール」を求め続ける背番号20
グループステージ突破へ向け、勝利に加えて大量点も求められる今節。期待したい選手が背番号20、加藤陸次樹だ。ルヴァンカップの前節、アウェイFC東京戦での負傷により、その後のリーグ戦はしばらく欠場が続いていたが、直近の神戸戦で復帰。78分に投入されると、90分+3、前からのプレスで相手GKのコントロールミスを誘い、北野颯太の決勝ゴールにつなげた。 今シーズンの大阪ダービーでは、敵地に乗り込んだJ1リーグ第11節で、終了間際にヘディングによる劇的な決勝点を決め、見事チームを勝利に導いた。「チームを勝たせるゴールを決めたい」が口癖の和製エース。前からのプレスでチームに勢いをもたらすとともに、大阪ダービー2戦連発を目指し、勝点3を引き寄せたい。 (文=小田尚史)
SCHEDULE試合当日のスケジュール
- 11:00CEREZO STORE オープン
- 14:30SAKURA SOCIOブースオープン
- セレッソバルオープン
- 15:30先行入場開始(グレードに応じ順次入場)
- 16:00一般入場
- 17:15選手ウォーミングアップ
- 17:48セレッソ大阪選手紹介
- 18:03キックオフ
※記載時間は予定となっております
PLAYERSセレッソ大阪の注目選手
PICK UP PLAYERSセレッソ大阪の注目選手
MATCH DATA対戦成績、スタッツ
セレッソ大阪
ガンバ大阪
- 過去の対戦成績
- 選手リスト
CEREZOスタジアムの楽しみ方
STADIUM ACCESSスタジアムアクセス
ヨドコウ桜スタジアム大阪市東住吉区長居公園1-1大阪・梅田から30分圏内!さらには最寄駅からも徒歩5分という好アクセス!
- Osaka Metro御堂筋線「西田辺」駅から徒歩7分
- Osaka Metro御堂筋線「長居」駅から徒歩7分
- JR阪和線「鶴ケ丘」駅から徒歩5分
- JR阪和線「長居」駅から徒歩8分
- 近鉄南大阪線「針中野」駅から徒歩20分
- 梅田からのアクセス
- Osaka Metro御堂筋線「梅田」駅から約20分乗車 「西田辺」駅から徒歩7分、約25分乗車 「長居」駅から徒歩7分
- なんばからのアクセス
- Osaka Metro御堂筋線「なんば」駅から
乗車約15分、「長居」駅から徒歩7分 - 天王寺駅のアクセス
- JR阪和線 「天王寺」駅から乗車約6分 鶴ケ丘駅から徒歩5分
※駐輪場をご用意しております
・ヨドコウ桜スタジアム北東側 北こども広場付近
・ヨドコウ桜スタジアム西側 JR高架下付近