MATCH PREVIEW
試合の見どころ
Rival's Point of View
ライバルの視点
SAKURA DIARY
セレッソ番記者コラム
PICK UP PLAYER
FW 55 ヴィトール ブエノ
MATCH PREVIEW
試合の見どころ
アグレッシブに戦い、リーグ3連勝へ
開幕4試合を終えて2勝2分けの3位につけるセレッソ大阪。クラブ設立30周年のメモリアルイヤーにJ1リーグ初優勝の目標を掲げる中、好スタートを切った。この勢いをさらに加速させ、突き進んでいきたい。 前節は2週間前に敵地でサガン鳥栖と対戦した。前半はピッチコンディションと鳥栖のアグレッシブなプレーに手を焼き、“我慢の時間”が続いた。しかし、後半スタートからピッチに立ったヴィトール ブエノがゲームの流れを変える。48分、クリアボールを拾い、左足を一閃。曲がりながら急激に落ちる芸術弾を沈め、先制に成功した。64分には追加点。途中出場したばかりの柴山昌也がブエノからのスルーパスを受け、左足アウトでネットを揺らした。その後は集中を切らさず守備でハードワークし、今シーズン初の無失点勝利を達成。貴重な勝点3を手にした。 日本代表の活動による中断期間を挟んで迎えるJ1リーグ第5節。ホームに湘南ベルマーレを迎え撃つ。山口智監督体制4年目のチームは、ここまで1勝2分1敗とまずまずのスタートを切り、前節は浦和レッズと4-4という乱打戦を繰り広げた。エースだった大橋祐紀はサンフレッチェ広島へ移籍したものの、その後釜に実績十分のルキアンを獲得。20歳のFW鈴木章斗がすでに3ゴールを記録するなど新星も輝いている。チームの代名詞ハードワークと走力は健在。それだけに、セレッソとしてはまずベースとなる“闘う”部分で後手を踏まないようにしたい。競り合いや球際で互角以上の闘いができれば試合の主導権をつかめるだろう。 今節、勝利すれば3連勝を達成することになる。かつ、J1での開幕5試合無敗はクラブ史上初の記録だ。節目のシーズンを歴史的な1年にするための第一関門と呼べる重要なゲーム。まもなく咲き誇る桜のように、選手たちはピッチで輝けるか。ファン・サポーターとともに、大きな1勝をつかみ取りたい。
Rival's Point of View
ライバルの視点
勝利への第一条件は組織的な守備
課題と収穫が同居する、4-4で決した前節の浦和戦はそんな一戦だった。 得点力が目を引く。ルキアンが加入後初ゴールを含む2得点を挙げれば、鈴木章斗も2度ゴールネットを揺らし、2トップが揃い踏みで結果を残した。フィニッシュの形も多彩だ。多くが絡んでサイドや中央を攻略し、あるいは持ち前のショートカウンターでゴールを奪った。今シーズンは課題だったセットプレーからもすでに3得点を挙げており、チームとしての積み上げを感じさせる。 その反面、4失点は見過ごせない。試合開始まもなく先制を許し、その後もリードを奪いながら追いつかれた。90分をとおして悪かったわけではないが、後手を踏んだ局面があったことは否めない。 代表ウィークを経てリーグ戦が中断したこの2週間には、コンパクトにすることやラインの押し上げなど、チームとして大切にしている土台を見つめ直したという。迎える今節は、くだんの浦和戦を踏まえても、またC大阪の強力な攻撃陣を思っても、まずは組織的な守備がポイントとなろう。コンパクトなラインのもと高い位置で奪い、押し込まれても粘り強く対峙する。そうして良い守備から攻めに転じ、3試合ぶりの勝利をつかみたい。 (文=隈元大吾)
SAKURA DIARY
セレッソ番記者コラム
湘南に雪辱を果たすのは、重要なミッション
“ホーム湘南戦”は、昨シーズン、最も辛い気持ちを味わったカードの一つ。1度目は8月の天皇杯ラウンド16。PK戦までもつれたこの試合、セレッソは「決めれば勝ち」の瞬間を2度も作ったが、勝ち切ることができず、タイトルが一つこぼれ落ちた。 今節に向けた練習後、この試合について、当時のキッカーだった北野颯太に尋ねると、間髪入れず、「個人的にも、昨年一番悔しかった試合。出れるチャンスがあるなら、やり返したい」という答えが返ってきた。 2度目は9月の勝負所で巡ってきたJ1リーグ第29節。直前に鹿島、神戸に連敗し、メンタル的にも厳しい状態に追い込まれた中、相手のゴールをこじ開けることができず、0-2で敗戦。無念の3連敗を喫し、逆転優勝への道も、事実上ここで潰えた。 チーム全体で掲げた「リーグ優勝」という今シーズンの目標を達成するためには、この先いくつもの天王山が待っていることは間違いないが、“湘南にホームでリベンジすること”もミッションの一つ。昨年2試合の内容を振り返ると、攻撃がやや単調になり、ゴールが遠かったことが“連敗”の大きな要因だった。 今節、「結果で成長を示す」(小菊昭雄監督)ために求められるものはゴールのみ。バリエーションと破壊力が増した今シーズンのアタックで昨年の苦い記憶を払拭し、桜満開の3月締めといきたい。 (文=小田尚史)
PICK UP PLAYER
FW 55 ヴィトール ブエノ
ピッチに魔法をかける桜の新たな司令塔
前節のサガン鳥栖戦で決めた来日初ゴールは、見る者の度肝を抜くゴラッソだった。トラップからシュートに至る流れ、左足アウトでのミート、コースから軌道まで、一連のすべてが美しく、目の前で見たサポーターは、この先ずっと語り継げる。そんな一撃になった。 衝撃はこの1点に留まらない。16分後には、中央を鮮やかに破るスルーパスから柴山昌也のJ1初ゴールもお膳立て。昨シーズンはあまり見ることができなかった中央からの得点は、まさに彼に求めていた役割そのものだ。 「出場機会をもらえれば、自分の武器を見せるだけ。時間があればコミュニケーションもさらに合ってくる。そうなれば、もっと自分の武器を出せる」。そう手応えを語る桜の新たな司令塔は、J1初先発の可能性もある今節へ向け、「試合でベストを尽くすために準備している。持てる力を発揮したい」と意欲を掻き立てている。 今節、ホーム・ヨドコウ桜スタジアムでどんな魔法をかけるか。3連勝へ向けてキーマンとなる背番号55のワンプレー、ワンプレーに刮目したい。 (文=小田尚史)
SCHEDULE試合当日のスケジュール
- 11:00CEREZO STORE オープン
- 12:00SAKURA SOCIOブースオープン
- セレッソバルオープン
- 12:30「キッズパークSupported by YANMAR」オープン
- 13:00先行入場開始(グレードに応じ順次入場)
- 13:30一般入場
- 14:00WAKUWAKUステージスタート
- 15:15選手ウォーミングアップ
- 15:48セレッソ大阪選手紹介
- 16:03キックオフ
- 16:50ごろハーフタイムイベント
※記載時間は予定となっております
PLAYERSセレッソ大阪の注目選手
PICK UP PLAYERSセレッソ大阪の注目選手
MATCH DATA対戦成績、スタッツ
セレッソ大阪
- 1位
- 勝ち点19
- 得失点差6
- 直近5試合の戦績
湘南ベルマーレ
- 19位
- 勝ち点7
- 得失点差-6
- 直近5試合の戦績
- 過去の対戦成績
- シーズンスタッツ
- 選手リスト
CEREZOスタジアムの楽しみ方
GOODSおすすめグッズ
グッズを身に着け観戦しよう!
試合当日、スタジアムでは
セレッソ大阪のグッズを販売!
STADIUM ACCESSスタジアムアクセス
ヨドコウ桜スタジアム大阪市東住吉区長居公園1-1大阪・梅田から30分圏内!さらには最寄駅からも徒歩5分という好アクセス!
- Osaka Metro御堂筋線「西田辺」駅から徒歩7分
- Osaka Metro御堂筋線「長居」駅から徒歩7分
- JR阪和線「鶴ケ丘」駅から徒歩5分
- JR阪和線「長居」駅から徒歩8分
- 近鉄南大阪線「針中野」駅から徒歩20分
- 梅田からのアクセス
- Osaka Metro御堂筋線「梅田」駅から約20分乗車 「西田辺」駅から徒歩7分、約25分乗車 「長居」駅から徒歩7分
- なんばからのアクセス
- Osaka Metro御堂筋線「なんば」駅から
乗車約15分、「長居」駅から徒歩7分 - 天王寺駅のアクセス
- JR阪和線 「天王寺」駅から乗車約6分 鶴ケ丘駅から徒歩5分
※駐輪場をご用意しております
・ヨドコウ桜スタジアム北東側 北こども広場付近
・ヨドコウ桜スタジアム西側 JR高架下付近