MATCH PREVIEW
試合の見どころ
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SAKURA DIARY
セレッソ番記者コラム
PICK UP PLAYER
FW 9 レオ セアラ
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試合の見どころ
再開初戦にして大一番。首位・FC町田ゼルビア相手に必勝を誓う
前節のアルビレックス新潟戦から約2週間半の中断期間が空け、再開される明治安田J1リーグ。セレッソ大阪は、ホームにFC町田ゼルビアを迎え、明治安田J1リーグ第25節に臨む。首位を走る相手との一戦。セレッソにとって、再開初戦にしていきなりの大一番となる。
新潟戦では、立ち上がりこそ良い入りを見せたが、途中から守備でプレスをはがされる場面が増えると、前半36分に失点。後半も開始早々に2失点目を食らうと、そこから猛攻を仕掛けて後半アディショナルタイムにルーカス フェルナンデスが1点を返したが、及ばず。町田との前回対戦時、第14節以来リーグ戦10試合ぶりの敗戦を喫した。前々節の川崎フロンターレ戦しかり、前と後ろの守備の連動が合わず、相手に簡単に決定機を作られていることは課題。前から奪いに行くハイプレス、ミドルゾーンで構える守備と、状況に応じた使い分けはさらに磨いていきたい。町田とはリーグ戦、JリーグYBCルヴァンカップでも対戦し、そのストロングは身を持って体感している。高さ、強さ、上手さを兼ね備えた攻撃は脅威だが、それぞれの選手の特長を出させないよう、個々のバトルで競り負けないこと、グループでの距離感を徹底することを心掛けたい。7月は公式戦4試合未勝利に終わったが、いずれも先制点を許している。今節は後手を踏まずに先手を取り、試合を優位に進めたい。
中断期間中は、「EUROJAPAN CUP 2024」として、ドイツの強豪ボルシア・ドルトムントをホームに迎えて対戦。2-3と健闘した中で、柴山昌也、阪田澪哉といった若手にゴールが生まれた。他にもオランダ短期留学を経て戻ってきた北野颯太、新加入の髙橋仁胡ら若手の躍動が光っただけに、ここからのリーグ戦14試合、彼らの突き上げにも期待したい。また、京都サンガF.C.から完全移籍で加入した山﨑凌吾も前節の新潟戦でセレッソデビューを果たすと、ドルトムント戦でも好プレー。今節に向けた紅白戦でも1得点を挙げるなどフィット感は増しているだけに、今節でのプレーにも期待がかかる。中断期間中のテーマについて小菊昭雄監督は、「調整ではなく、もう一度、強度を高くトレーニングして、一人一人のレベルアップと競争につなげること。山﨑凌吾と髙橋仁胡の加入も大きく、進藤、登里、(喜田)陽の復帰もパワーになっている。新加入組と復帰組も共存しながら、いい時間にしたい」と話していたが、改めて個々の状態を上げるとともに、グループでも様々な組み合わせを試した。その成果をこの大一番で発揮したい。
町田とは、今季は公式戦で3試合戦って1分2敗と勝利がない。それだけに、このまま終わることはできない。ホームで戦う今節こそ、前回のリーグ戦、さらにはルヴァンカップ敗退のリベンジを果たさなければならない。真夏の大一番。チームの持てる力を結集させ、これからの戦いを加速させる大きな1勝を目指す。
試合前日コメント
小菊昭雄監督
Q:約2週間半の中断期間は、どのようなことに重点を置いて過ごしましたか?
「非常に有意義な時間になりました。まずドルトムントという素晴らしい相手と試合ができたこと。その試合の中で、素晴らしいパフォーマンスを発揮した選手たちが多数いたこと。そして、この期間中、新加入選手が我々の戦術にフィットして、高いパフォーマンスを発揮し続けてくれたこと。ケガで離脱していた主力の選手たちが続々と戻ってきたこと。いい雰囲気の中で競争しながら、濃い時間を過ごすことができました。明日は、その代表の18人が一人一人の役割を全うして、チーム全員で勝ちにこだわってやっていきたいと思います」
Q:前節のアルビレックス新潟戦後、「もう一度フラットに」という言葉もありました。今節に向けた紅白戦でも様々な組み合わせを試されていました。明日、選ぶメンバーは、コンディションを重視したか、連係を重視したか、どのあたりを判断の基準に置かれましたか?
「今年は複数のシステムをやってきました。相手のスタイルがどうなのか、その相手に対してどのような戦い方をするのか、その中での配置、タスクを全員で共有しました。まずはその役割を全うできる選手。もちろんコンディション、パフォーマンス、クオリティーも当然、重要になってきます。トータルで見て、自分たちのサッカーを全うするメンバーであり、相手のサッカーを理解した上で良さを消していく。その両輪を考えてメンバーを選びました」
Q:FC町田ゼルビアとは、今季公式戦で3度対戦して勝利がありません。この3試合をどう分析されて、改めて町田に勝つために必要なことをどう考えていますか?
「やはり町田は、素晴らしいチームとしてのスタイルが確立されているチームです。高さ、パワー、常にゴールを目指して戦ってくるチームです。そのスタイルをしっかり理解した上で、私たちは攻守に距離感が大事になります。オープンな展開になると、町田の前線には、個で、少数のグループで、ゴールを奪える選手たちがいます。オープンな展開にならないよう、しっかりと相手が嫌がることを優先しながらも、自分たちもしっかりとボールを、主導権を握りながら、保持する。守備でもコンパクトに、ハイプレスとブロックを形成する守備を使い分ける。そのあたりの攻守の距離感が非常に大事なポイントになると思っています」
Q:パリ五輪から戻ってきた西尾選手の状態について。明日の試合に向けては?
「スペイン戦の前にコンディション不良があり、残念ながら出場することはできなかったのですが、そこから時間が経過して、そのアクシデントの問題は解決できています。元気に練習しています。悔しい気持ちと、色んなポジションでチームに貢献できた充実感と、色んな気持ちがある中で、次の目標にターゲットを向けています。次はフル代表しかありません。そのためにセレッソでしっかりとパフォーマンスを発揮する。そこに集中して取り組んでくれています。明日の試合に関しては、長い遠征の後で、時差もあります。練習でいい汗もかけたのですが、時差もある中で、パフォーマンスがしっかり発揮できるかどうか。18人に入れるかどうか。そのあたりは、メディカルスタッフ、フィジカルスタッフ、そして本人としっかりコミュニケーションを取って、最終的には明日の朝、判断したいと思います」
レオ セアラ選手
Q:中断期間はどのようなテーマを持って過ごしましたか?
「ゆっくり休むこともできました。そこからは、自分たちを見つめ直す時間になりました。シーズン再開に向けて、より良くなるよう、全員でいい準備ができたと思います」
Q:新加入選手との連係を深める時間にもなったと思うが、特に山﨑選手の加入は、レオ セアラ選手にとってどのような効果がありますか?
「この期間、一緒に練習できて、どういう選手かも分かりました。彼らも、自分たちがどういうサッカーをしているのか、理解を深める時間になったと思います。ここから14試合、必ず手助けしてくれる選手だと思っています。いい連係を発揮していきたいです」
Q:町田とは、今季3試合戦って勝利がありません。彼らとの試合をどう振り返りますか?
「相手は1位にいるだけあって、強度の高い選手がたくさん集まっています。ただ、自分たちも、そういう相手に勝つために準備してきました。ここで勝てばまた上位に入っていけます。タイトルも狙えます。試合に勝つことだけを考えて明日に臨みたいです」
Q:勝点3が求められる試合で、どのようなプレーを発揮したい?
「中断期間で自分たちに足りなかったものを練習してきました。それをグラウンドで発揮できれば勝利に近づくと思います。自分としても、チームの勝利に結びつくプレーをしたいと思っています」
Q:特に町田で印象に残っている選手はいますか?
「素晴らしい選手が集まっていますが、ルヴァンカップでの対戦で、右サイドバックでプレーしていた選手です。身長が高くて強い選手だったので、印象に残っています」
FC町田ゼルビア戦特設サイト
Rival's Point of View
ライバルの視点
守備再建など中断期間の成果を示せるか
サマーブレイク明けのJ1リーグ再開初戦は、町田にとっての正念場だ。 現在首位を走る町田は、直近のリーグ戦である第24節の横浜FM戦に敗れているため、今節のセレッソ戦は連敗回避が懸かったアウェイゲーム。昨季の黒田体制発足以降、一度も連敗がないとはいえ、セレッソ戦のシミュレーション的位置付けだった国際親善試合のスタッド・ランス戦で敗戦を喫し、約2週間半のサマーブレイク期間はチームの再構築を余儀なくされた。 町田としては「マリノスの3トップに匹敵する」(黒田監督)セレッソの外国籍3トップから自由を奪い、少ないチャンスをモノにするゲームプランが“勝利の方程式”。直近2試合で4失点を喫した守備の再建に着手してきたサマーブレイク期間の成果が試される局面だ。 なおヨドコウ桜スタジアム初凱旋となる藤尾翔太は、セレッソ戦2日前にチームに合流。指揮官は藤尾の先発起用の明言を避けたが、本人は「できる限り出ます」と話すにとどめた。「藤尾の性格上、古巣戦で燃えているのではないか」と黒田監督が言うように、心に秘めたる思いは強い。「成長した姿を見せたい」と語る町田のチーム得点王にも注目だ。 (文=郡司 聡)
SAKURA DIARY
セレッソ番記者コラム
勝負は最後の最後まで分からない
超一流のアスリートが極限まで己を鍛え抜き、しのぎを削る五輪という舞台は、やはり見る者を惹きつけてやまない。連日、熱戦が続く中、寝不足という方も多いのではないだろうか。我らが西尾隆矢、現在はFC町田ゼルビアの一員だが、セレッソ大阪のアカデミー出身である藤尾翔太も出場した男子サッカーは、グループリーグを3戦全勝で首位通過。OA(オーバーエイジ)を招集できなかったことによる下馬評の低さをチーム一丸で覆す快進撃を見せた。準々決勝ではスペイン相手に善戦及ばず0-3で敗れたが、選手一人一人が重ねた経験値は、今後の日本サッカー界にも生きてくるだろう。 大会全体でも、手に汗握る激闘の末に勝利やメダル獲得といった歓喜に沸く競技や選手がいる一方、勝負の厳しさ、強国との近くて遠い差を突き付けられた現実もあった。スペインに敗れてベスト4進出を逃した男子サッカーだけではなく、女子サッカーも準々決勝でアメリカ相手に延長戦の末に惜敗。他競技でも、男子バスケットボール、男子バレーボールなど、世界の強豪を撃破する寸前まで追い詰めながら、涙を飲んだ試合も目立つ。バスケは判定で物議も醸したが、“勝負は最後まで分からない”ことを身に染みて感じる五輪にもなっている。ただし、どの試合も熱量が伝わる至高の戦い、心が揺さぶられる内容だったことは間違いなく、それぞれの競技の歴史に刻まれる一戦となった。 パリ五輪は終盤に差し掛かっているが、日本サッカーの土台を作るJリーグは、ここからが勝負どころ。今シーズンの目標を優勝に定めるセレッソとしては、首位・町田との現在の勝点差『12』はギリギリのラインだ。ただし、五輪の戦いが示すように、勝負は最後の最後まで分からない。熱量を保ったままシーズン終盤まで望みをつなげるためにも、何が何でも今節、勝点3をつかみ取りたい。 (文=小田尚史)
PICK UP PLAYER
FW 9 レオ セアラ
ゴールと献身性で桜を高みへと導くエース
加入2年目の今シーズン、第3節の東京ヴェルディ戦で初ゴールを挙げると、その後もコンスタントに得点を量産。ここまでリーグ戦16ゴールを記録し、堂々、得点ランクのトップに立つ。 マークの厳しさが増すシーズン後半に入っても、その猛威は止まらない。第21節・名古屋グランパス戦では、背後に抜けて独力で持ち込みシュートを決め切ると、第22節の東京V戦では、田中駿汰のスルーパスを巧みに受けて、コースを狙って決めるなど、多彩な得点パターンを披露。前線で起点になるポストプレーも含め、ストライカーとしてのすごみは増している。 まさに“桜のエース”と呼ぶにふさわしい活躍を見せている今シーズンだが、「パスをくれるみんなのおかげ」と普段から話すように、驕らない性格も魅力の一つ。体のケアも昨年以上に気を配り、努力を重ね、毎試合ベストに近い状態で臨めるよう心掛けている。前線からの守備も怠らず、常に勝利を目指して走り切る姿は、まさに“攻守一体”を掲げるチームの鑑と言える。 首位を走るFC町田ゼルビアとの一戦でも、勝利を収めるために、その得点力は必要不可欠。巧みな位置取りとともに、強じんな肉体で相手を弾き飛ばし、果敢にゴールに迫りたい。「セレッソの歴史に名前を残したい」。そう今シーズンの目標を語る背番号9だが、その目が見据える先は、自身の得点王だけではなく、チームの優勝も含まれている。頼もしきエースストライカーとともに、今節の大一番を、勝負の8月を戦い抜きたい。 (文=小田尚史)
EVENT試合当日のイベント情報
KOIZUMIサポーティングマッチ!
ダンディ坂野さんもご来場!夏の思い出ゲッツデー開催!
クレヨンしんちゃんがスタジアムにやってくる!『映画クレヨンしんちゃん オラたちの恐竜日記』とのコラボ決定!
ラモス瑠偉さんが来場!勝矢アンバサダーとのスペシャルトークショーやJリーグカレーが当たる抽選会も実施!
夏の思い出ゲッツデー記念!ファミリー写真撮影会supported by Lovegraph実施
Jリーグカレーが当たる抽選会開催!SAKURA SOCIOブースについて
泉大津市・大阪市此花区・熊取町応援デー実施のお知らせ
シンハービール サマースクラッチキャンペーンについて
泉大津市民応援デーを実施!
8月開催のホームゲームで交通安全ランドセルカバーをプレゼント!
LEADS TO THE OCEAN 海につづくプロジェクト 実施
8月のホームゲーム チケット販売について
8月の企画チケットに「席ガチャ」や「解説付きシート」などが登場!
『特別展「ネコ」~にゃんと!クールなハンターたち~』割引サービスについて
SCHEDULE試合当日のスケジュール
- 11:00CEREZO STORE オープン
- 15:30SAKURA SOCIOブースオープン
- 16:00セレッソバルオープン
- 16:30先行入場開始(グレードに応じ順次入場)
- 17:00一般入場
- 18:15選手ウォーミングアップ
- 18:48セレッソ大阪選手紹介
- 19:03キックオフ
※記載時間は予定となっております
PLAYERSセレッソ大阪の注目選手
PICK UP PLAYERSセレッソ大阪の注目選手
MATCH DATA対戦成績、スタッツ
セレッソ大阪
- 6位
- 勝ち点37
- 得失点差6
- 直近5試合の戦績
FC町田ゼルビア
- 1位
- 勝ち点49
- 得失点差18
- 直近5試合の戦績
- 過去の対戦成績
- シーズンスタッツ
- 選手リスト
CEREZOスタジアムの楽しみ方
STADIUM ACCESSスタジアムアクセス
ヨドコウ桜スタジアム大阪市東住吉区長居公園1-1大阪・梅田から30分圏内!さらには最寄駅からも徒歩5分という好アクセス!
- Osaka Metro御堂筋線「西田辺」駅から徒歩7分
- Osaka Metro御堂筋線「長居」駅から徒歩7分
- JR阪和線「鶴ケ丘」駅から徒歩5分
- JR阪和線「長居」駅から徒歩8分
- 近鉄南大阪線「針中野」駅から徒歩20分
- 梅田からのアクセス
- Osaka Metro御堂筋線「梅田」駅から約20分乗車 「西田辺」駅から徒歩7分、約25分乗車 「長居」駅から徒歩7分
- なんばからのアクセス
- Osaka Metro御堂筋線「なんば」駅から
乗車約15分、「長居」駅から徒歩7分 - 天王寺駅のアクセス
- JR阪和線 「天王寺」駅から乗車約6分 鶴ケ丘駅から徒歩5分
※駐輪場をご用意しております
・ヨドコウ桜スタジアム北東側 北こども広場付近
・ヨドコウ桜スタジアム西側 JR高架下付近