MATCH PREVIEW
試合の見どころ
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SAKURA DIARY
セレッソ番記者コラム
PICK UP PLAYER
MF 5 喜田 陽
MATCH PREVIEW
試合の見どころ
守備の安定を継続させつつ、攻守にアグレッシブな姿勢も発揮し、ホームで3連勝を目指す
連勝を飾った明治安田J1リーグ第33節・浦和レッズ戦から約2週間が空いた今節。セレッソ大阪は、3連勝を目指してホームにジュビロ磐田を迎え、明治安田J1リーグ第34節に挑む。
明治安田J1リーグ第31節・湘南ベルマーレ戦で9試合ぶりの勝利を掴んで以降、3勝1分とV字回復に成功したセレッソ。その要因は、「守備の安定が大きい」と指揮官は断言する。3バックのシステムを採用しつつ、「決して引いてゴールを守るやり方ではなく、基本的にボールを奪いにいく守備を目指しています」(小菊昭雄監督)と話すように、直近の2試合、ガンバ大阪戦と浦和戦では、特に前半は前からアグレッシブにプレスをかけることで、相手を自陣に閉じ込める戦いぶりを見せた。「守備のところが戦術的にも明白になり、全員が同じ方向に向かってやれていることが失点ゼロという結果にも出ていると思います。一人ひとりの戦術理解が整理されたことが大きいと思います」と西尾隆矢も振り返るが、前線の1トップ2シャドーから始まる11人全員での連動した守備が、現在の好調を支えている。前からしっかり限定することで、西尾を含めた後ろ3枚も、より狙いを持って相手の攻撃陣に寄せることができている。今節は、磐田が同システムでのミラーゲームを仕掛けてくる可能性もあるだけに、「局面、局面の1対1で負けないこと」(西尾)はより重要になる。前節の磐田はジョルディ クルークスが起点となり、鋭いカウンターを見せていた。熱い気持ちでプレーする選手だけに、ヨドコウ桜スタジアムでのプレーに気合いも入っているだろう。彼を抑えることも今節のミッション。当日は雨の予報もあり、グラウンドがスリッピーになる可能性もあるだけに、いい形でクロスやシュートに持ち込ませないことが必要だ。攻撃では、相手のウィングバックを引き出し、背後を狙って、3バックを横にズラすなど、スペースをうまく作り、レオ セアラ、ルーカス フェルナンデス、北野颯太を中心にゴールへ迫りたい。
磐田は降格圏の18位に位置しており、17位とも勝点6離れている。まさにJ1残留へ後がない状況であり、今節へ向けて並々ならぬ意気込みで臨んでくることは想像に難くない。「試合の入りは特に大事。そこで受けてしまうと良くない。球際や走り負けないこと、勝ちたい気持ち。そこは戦術面と同様に大切なポイントになる」と指揮官も指摘するが、先日の大阪ダービーで見せたような、相手を飲み込む気迫は今節もしっかりと発揮していきたい。セレッソもラスト5試合に懸けるモチベーションは高い。結果次第では最大で3位まで食い込める可能性があり、4位で終われば来季のAFCチャンピオンズリーグ出場の可能性も残る。また、11日には、「契約期間満了に伴い、小菊監督が今シーズンをもって退任すること」が発表された。「感謝という言葉しかありません。残り5試合、まず目の前のジュビロ戦で必ず勝点3を取って、最後まで全部勝って終わることが、僕たちができる小菊監督への唯一の恩返し」と西尾もチームの思いを代弁する。27年間セレッソ一筋で尽力された指揮官の貢献に報いるためにも、1戦1戦を大事に戦い、より上位で今季を終えることが求められる。
今節に臨む心境について、「クラブに対して、セレッソファミリーの皆様に対して、感謝の気持ちでいっぱいです。その感謝の気持ちを表現する手段としては、とにかく1試合1試合、精一杯の準備をして、勝利をお届けすること。それに尽きると思います」と述べた小菊監督。4戦無敗の攻守を発揮するとともに、スタジアム全体でより強いパワーを結集させて磐田を迎え撃ち、3連勝で、さらなる上位進出を目指す。
試合前日コメント
小菊 昭雄監督
Q:先日、「契約期間満了に伴い、今シーズンをもって退任すること」がクラブから発表されました。全ての思いを述べる機会はホーム最終戦やシーズンが終わってから、ということになるとは思いますが、リリースに対して、たくさんのサポーターからのメッセージもありました。今節に臨むにあたって、一言メッセージをいただけますでしょうか
「たくさん、お伝えしたいことがありますので、ホーム最終戦、そしてリーグ最終戦が終わった後に、自分なりにまとめてお伝えしたいとは思いますが、改めて、未熟だった私を27年間育ててくれたこのクラブに対して、セレッソファミリーの皆様に対して、感謝の気持ちでいっぱいです。その感謝の気持ちを表現する手段としては、とにかく1試合1試合、精一杯の準備をして、勝利をお届けすること。それに尽きると思います。明日の試合も感謝の気持ちを胸に、勝利する姿を皆様にお見せしたいです。私の一番の幸せは、試合終了後に皆さんが笑顔で祝福して下さる姿、選手たちが喜んでいる姿を見ることです。明日もその時間を皆様と共有できるように、精一杯、戦いたいと思います」
Q:直近3試合は無失点を続けています。継続していきたい部分、相手の対策を上回るためにさらに上積みしていきたい部分など、今節に向けて、どのようなイメージを持っていますか?
「ここ4試合で3勝1分、3試合連続クリーンシートと成績が安定している、V字回復できている要因は、守備の安定が大きいです。そこは明日も継続していきたい。今はシステムを3バックで戦っていますが、決して引いてゴールを守るというやり方ではなく、基本的にボールを奪いにいく守備を目指しています。やり方や立ち位置は変わりましたが、ハイライン、ハイプレスは変わっていないので、そこは大事にしたいです。あとは、試合の入りですね。ジュビロの今の状況を考えると、重心を強く前に仕掛けてくると思いますので、そこで受けないこと。私たちも常に前に行くこと。そこはメンタリティーも含めて大事になります。攻撃のところでは、いい守備から速い攻撃、そして、しっかりと自分たちでゲームをコントロールする時間も作ること。その使い分けは、明日も勝利へ向けてポイントになると思います」
西尾 隆矢選手
Q:直近3試合、無失点が続いています。手応えを得ている部分について
「全体的に守備のところが戦術的にも明白になり、全員が同じ方向に向かってやれていることが失点ゼロという結果にも出ていると思います。一人ひとりの戦術理解が整理されたことが大きいのかなと思います」
Q:3バックを組んでいる田中選手、進藤選手との連係については?
「進藤くんに関しては、(4バックの)CBでも何度も組ませてもらっていましたし、左右が違っても、コミュニケーションは常に取れています。とても信頼しています。駿汰くんは真ん中で僕と進藤くんのカバーリングをしっかりしてくれるので、降りた相手選手に対して僕と進藤くんが迷わず強く行けます。後ろの心配をしなくてもいいようなカバーをしてくれるのでありがたいですし、僕らも守備のスイッチを入れやすいです」
Q:よく知っているジョルディ クルークス選手、ジャーメイン良選手など、ジュビロ磐田には個々で打開してくる選手もいるが、今節の守備で大事になることは?
「前節もそうですが、やることは変えず、一人ひとりがサボらず、誰かのカバーを常にする意識でプレーすることが大事です。あとはサッカーの本質ですが、局面、局面の1対1で負けないことが大前提。前節に続いて継続できれば、必ず無失点で抑えることができると思います。前節よりも強く、球際のところはいかないといけないと思っています」
Q:先日、小菊昭雄監督の今季限りでの退任が発表されました。目の前の試合に臨む心境に大きな変化はないかも知れないですが、より気持ちが強くなる部分もありますか?
「そうですね。僕自身、小菊監督にはお世話になりましたし、感謝という言葉しかありません。プロである以上、結果は受け止めないといけないですが、自分たちにも少なからず責任はあると感じています。だからこそ、残り5試合、まず目の前のジュビロ戦で必ず勝点3を取って、最後まで全部勝って終わることが、僕たちができる小菊監督への唯一の恩返しでもあると思います。その気持ちは、より強いです」
Q:パリ五輪が終わってしばらく経ちます。引き続き好パフォーマンスが続いていると思いますが、ここから選手として目指していること、どのような思いでプレーしていますか?
「目指す場所はA代表ですし、そこを目指してやっていかないといけないと、日々の練習から思っています。1日1日を大切にしながら、少しでもレベルアップできるよう、常に自分に矢印を向けてやっていくことを大切にしています。リーグ戦としては、ラスト5試合、全部勝つことでチームの評価も高くなりますし、個人の価値も上がります。結果を求めていきたいです」
Q:現在は日本代表も3バックを採用しています。攻守にやれることを示すことが、そこにもつながっていくイメージでしょうか?
「そうですね。自分としても、守備はもちろん、CBから攻撃参加することも大事だと思っています。今、チームでは3バックの右、左とやらせてもらっていますが、積極的に、いいパスを前に提供することは、リーグ戦でもしっかりトライしていきたいと思っています」
ジュビロ磐田戦特設サイト(明治安田サポーティングマッチ)
セレ女デーを開催!
Rival's Point of View
ライバルの視点
古巣戦に挑むクルークスがキーマンに
降格圏に沈む磐田、残留へ厳しい立場に立たされている。まずは失点をしないことを最優先に現実的な戦いに舵を切った9月以降は、無失点に抑えた柏戦と福岡戦では勝点を積み上げられたが、直近の名古屋戦と広島戦では2失点を喫して連敗中。残り6試合で残留ラインまで勝ち点6差と厳しい立場だ。 ただ前節は、広島対策として横内昭展監督体制では初の3バックでスタート。結果的に敗れたものの、首位チームに善戦した。「対戦相手によって3バックと4バックをチョイスできる手応えはある」と指揮官。このタイミングで新たなオプションが増えたことは収穫だ。 もちろん残留に向けては勝点3が必須だが、「先に失点してしまうと、本当に苦しくなるということはすごく念頭にある」と監督は強調する。だからこそ簡単に失点しないことが最も重要だ。今夏加入したイスラエル人DFハッサン ヒルが出場停止から戻ってくるが、前節は代役を務めた伊藤槙人が好アピール。最終ラインは3か4かの選択も含めてポイントになる。 また中断期間はセットプレーにも時間を割いてきた。そのキッカー候補となり得るジョルディ クルークスは、「セットプレーで試合を決められるかどうかはすごく重要になる」とその責任を口にする。今夏にC大阪から完全移籍で磐田に加入した23番が古巣撃破へ導けるか。この男が勝利へのキーマンだ。 (文=森 亮太)
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セレッソ番記者コラム
最後まで“小菊セレッソ”として全身全霊で戦い抜きたい
今月11日、契約期間満了に伴う小菊昭雄監督の今季限りでの退任がクラブから発表された。記者も担当になった2009年から、コーチ、強化部、監督と立場こそ変われど、常にその存在を身近に感じながら、取材をさせていただいた。その魅力は多岐にわたるが、一つ間違いなく言えることは、27年間というキャリアのすべてを桜に捧げてきた同監督の尽力なくして、セレッソ大阪というクラブはここまで発展しなかった、ということ。歴代、セレッソから日本代表や欧州に羽ばたいた選手はもちろん、若手、ベテランを問わず、誰に聞いても、小菊監督とのエピソードは出てくる。今週、舞洲の練習グラウンドで拾った選手たちの言葉からも、その関係性はうかがえる。 「実直さ、厳しさの中に優しさがあり、今後、サッカーをするにしても、引退後にどの世界で生きていくにしても、こういう大人であるべき、というお手本になるような人」(進藤亮佑) 「選手一人ひとりと向き合う姿勢も含め、監督というだけではなく、人としても憧れる方。自分にとっては恩師。逆に言えば、自分の力不足を感じる。自分が結果を出していれば、もっと長く(監督を)やれたと思う」(北野颯太) 「コーチ時代も含め、メンタルが強くなったのは小菊さんの支えのおかげ。いろいろなところで人としても助けられた。感謝しかない。まだACLも狙えるので、最後まで一緒に戦っていきたい」(キム ジンヒョン) 「しっかりと最後、良い形で小菊さんのチームを締めくくりたい。それ以上に、27年間セレッソのためにやってこられた方なので、ふさわしい形で送り出せるようにしたい」(香川真司) ホームでの指揮は今節を含め、あと3試合。“小菊セレッソ”として積み上げてきたサッカーをピッチに刻み、全身全霊で戦い抜き、クラブの未来へつながる勝点3を掴み取る。 (文=小田尚史)
PICK UP PLAYER
MF 5 喜田 陽
大ケガから完全復活を遂げた攻守の要
トップチーム昇格時から将来を嘱望されてきた期待のボランチは、昨シーズンの後半、ついに定位置を確保。J1リーグ戦16試合に出場し、飛躍のきっかけを掴んだ。ただし、最終節に向けた練習中に右ひざ半月板を断裂。ここから、というタイミングで再び長期離脱を強いられることになる。 手術を経てリハビリからのスタートとなった今シーズン。逸る気持ちを抑えながら、肉体的なトレーニングに加え、「戦術面など外から見て学ぶことも多かった。自分と向き合えた期間になった」と、メンタル面や頭の中も進化。ピッチから離れた間も無駄にすることなく過ごすと、復帰戦となった7月のドルトムント戦では軽快なパスワークなど随所に持ち味を発揮。完全復活へ前進していることを印象付けた。 そして迎えたJ1リーグ第31節・湘南ベルマーレ戦で待望の今シーズン初先発。9試合ぶりの勝利に貢献すると、以降も3勝1分とV字回復を果たしたチームにあって、攻守に中盤をオーガナイズ。「試合を重ねるごとに、もっと良くしていける、成長できる、と思える部分は出ている」と貪欲さは増している。 今節は、後ろを5枚で固めてくる可能性もあるジュビロ磐田に対し、崩しのキーマンとして期待が懸かる。相手の守備ブロックの間に顔を出す絶妙なポジショニング、わずかな隙間を通すスルーパス、思い切ったミドルシュートで局面を打開していきたい。今シーズン限りでの退任が決定した小菊昭雄監督からも、「これからのセレッソを担う選手」と期待を寄せられている背番号5。クラブの未来を照らす旗頭として、チームを3連勝に導く。 (文=小田尚史)
EVENT試合当日のイベント情報
明治安田×Jリーグ パートナー10周年記念マッチ!
今シーズンもセレ女デー開催!ゲストに藤井夏恋さんがご来場!さらにホッケーシャツを来場先着10,000名様にプレゼント!
セレ女デーをさらに盛り上げる!Netflix「THE BOYFREIND」に出演のDaiShun来場!
WAKUWAKUステージ開催!DaiShun、おかずクラブ、藤井夏恋さんなどが登場!!
セレッソ大阪OB 田坂和昭さん来場!
変幻自在のバイオリニスト SHOGOさんがパフォーマンスを披露
選手サイン入りグッズが当たる!「シャレン!で献血」開催
「大阪市阿倍野区・大阪市住之江区・岸和田市民応援デー」を実施します!
「赤い羽根共同募金活動」を実施します
ヘアアレンジ・ネイル・フェイスペイント体験を実施!
高知県PRブース出展のお知らせ
Tixplus「セレッソ大阪カードコレクション」ブース出展のお知らせ
10月のホームゲーム チケット販売について
SCHEDULE試合当日のスケジュール
- 10:00CEREZO STORE オープン
- 11:00セレッソバルオープン
- SAKURA SOCIOブースオープン
- 12:00先行入場開始(グレードに応じ順次入場)
- WAKUWAKUステージ第1部スタート
- 12:30一般入場
- 13:00WAKUWAKUステージ第2部スタート
- 14:15選手ウォーミングアップ
- 14:48セレッソ大阪選手紹介
- 15:03キックオフ
※記載時間は予定となっております
PLAYERSセレッソ大阪の注目選手
PICK UP PLAYERSセレッソ大阪の注目選手
MATCH DATA対戦成績、スタッツ
セレッソ大阪
- 7位
- 勝ち点48
- 得失点差0
- 直近5試合の戦績
ジュビロ磐田
- 18位
- 勝ち点32
- 得失点差-16
- 直近5試合の戦績
- 過去の対戦成績
- シーズンスタッツ
- 選手リスト
CEREZOスタジアムの楽しみ方
GOODSおすすめグッズ
グッズを身に着け観戦しよう!
試合当日、スタジアムでは
セレッソ大阪のグッズを販売!
STADIUM ACCESSスタジアムアクセス
ヨドコウ桜スタジアム大阪市東住吉区長居公園1-1大阪・梅田から30分圏内!さらには最寄駅からも徒歩5分という好アクセス!
- Osaka Metro御堂筋線「西田辺」駅から徒歩7分
- Osaka Metro御堂筋線「長居」駅から徒歩7分
- JR阪和線「鶴ケ丘」駅から徒歩5分
- JR阪和線「長居」駅から徒歩8分
- 近鉄南大阪線「針中野」駅から徒歩20分
- 梅田からのアクセス
- Osaka Metro御堂筋線「梅田」駅から約20分乗車 「西田辺」駅から徒歩7分、約25分乗車 「長居」駅から徒歩7分
- なんばからのアクセス
- Osaka Metro御堂筋線「なんば」駅から
乗車約15分、「長居」駅から徒歩7分 - 天王寺駅のアクセス
- JR阪和線 「天王寺」駅から乗車約6分 鶴ケ丘駅から徒歩5分
※駐輪場をご用意しております
・ヨドコウ桜スタジアム北東側 北こども広場付近
・ヨドコウ桜スタジアム西側 JR高架下付近