

MATCH PREVIEW
試合の見どころ
For The Victory
勝負の分かれ目
SAKURA DIARY
セレッソ番記者コラム
PICK UP PLAYER
MF 8 香川真司
MATCH PREVIEW
試合の見どころ
2025シーズンのホーム開幕戦。湘南に走り負けない姿勢を発揮し、開幕連勝を目指す
5-2で快勝を収めた開幕戦の大阪ダービーから中7日。セレッソ大阪は、ヨドコウ桜スタジアムに湘南ベルマーレを迎え、今シーズンのホーム開幕戦に挑む。
週明けの練習後、初陣を飾った前節の反響を問われたアーサー パパス監督は、「開幕戦の大阪ダービーということで、大きな勝利になったことは間違いない。我々にとってもそうだし、何よりサポーターにとって大きな勝利を届けることができて良かった。ただし、試合が終わった瞬間、次の試合に頭は向いている」と話した。指揮官就任にあたり、「アタッキングのメンタリティーを植え付けたい」と抱負を述べていたパパス監督だが、早速、5得点という結果を残したことは、チーム内外に与える好影響は計り知れない。その一方で、前半は相手に攻め込まれる場面もあり、どちらに転んでもおかしくない展開だったことも事実。それだけに、「5-2というスコア、特に5点を取れたことは、『自分たちが目指しているサッカーはこういうモノだよ』と示せたゲームになった。ただ、勝利したとは言え、もっと改善しないといけないこと、修正しないといけないことはたくさんあった。今週のミーティングでも映像を見せて、改善しないといけないことは選手たちに伝えた」(パパス監督)と今節に向けて攻守両面で見直しも図った。そうした指揮官のメンタリティーに引っ張られるように、選手たちも開幕戦の勝利に慢心することなく、各々がレベルアップに務めている。先制点の起点になるなど、随所に巧みな配球を見せた畠中槙之輔も、「チームとしてのクオリティーと強度は引き続き求めていきたい。勝利した開幕戦も、色々なシチュエーションで、もっとやれる部分はあった。もっとこだわって、みんなで要求しながら改善していきたい」とさらなる高みを見据えた。
今節の相手、湘南も開幕戦では勝利。21年の途中から指揮を執る山口智監督のもと、チームは成熟の域に入っている。前線からのプレスの強度や連動性は高く、セレッソとしては、そうした相手の矢印をいかにはがして前進していけるかが問われる。「湘南も開幕戦は、しっかり準備してきたと思わせる試合をしていた。前線には個の能力が高い選手もいて、難しい展開になる時間帯もあると思う。ただし、自分たちがやりたいサッカーを表現できれば結果を残せる自信もある。相手どうこうより、自分たちがしっかりやれるか」(畠中)。開幕戦と同様、恐れることなくトライした先に、勝利は見えてくる。3バックの相手に対し、両サイドの駆け引きも試合の中でのポイントになる。開幕戦では畠中との良い連係から何度も前線に好パスを届けていた舩木翔。中と外を使い分ける自在なポジショニングでビルドアップの循環に貢献していた一方、攻めた後にスペースを突かれるシーンもあった。そのあたりのバランスについては、「攻撃しながらも、どう相手の攻撃の芽を摘めるか。そこを意識した立ち位置でボールを回すことが大事になる」とイメージしている。サイドも含め、攻守にベクトルを前に向ける両チーム。各ポジションでのせめぎ合いをいかに制するかが重要であり、走り負けないこと、球際で競り勝つことも勝負を分けるポイントになる。
Jリーグデビューとなった開幕戦について、「ダービーという大舞台で最高の結果が出て、チームとして素晴らしい試合になった。個人としても、いいデビューになった。チームメートの特長も分かってきたので、試合を重ねるごとに、もっと連係も高まっていくと思う」と振り返ったのはFWラファエル ハットン。ホーム開幕戦となる今節へ向け、「ホームのサポーターの前では初めてプレーするので楽しみ。開幕戦では、アグレッシブに、どんどんゴールを目指す監督が求めるスタイルは出せた。今節もそれを継続することが大事。自分自身、全力を出し切って、しっかりプレスをかけて、できればホームのサポーターの前で初ゴールを決めたい」と抱負を話した。新戦力のホームデビューともなる今節。ピッチとヨドコウ桜スタジアムが一体となった戦いで相手を上回り、開幕連勝を目指す。
試合前日コメント
アーサー パパス監督
Q:ホーム開幕戦を明日に控えた心境は?
「最初のホームゲームということで、とても気持ちが高揚しています」
Q:前節の試合後、「勝利したとは言え、もっと改善しないといけないこと、修正しないといけないことはあった」と話されていたが、今節に向けて見直した部分は?
「まだまだチームとして成長しないといけません。どこというより、全体的に向上しないといけません。どういう攻撃をして、どういう守備をして、トランジションはどうなのか。全部に関して、向上していく必要があります」
Q:開幕戦ではキャンプから取り組んできた攻撃の形が随所に見られたが、開幕戦で表現できた部分はどのように考えますか?
「最初に言うとすれば、メンタリティーのところです。自分たちがやりたいことを前面に出す姿勢が良かったと思います。ガンバが引いたところでも、ウチはどんどん前に出ていった。そこはいい形で表現できたと思います」
Q:その上で、攻撃でより改善したい部分はありますか?
「相手のボックス付近でのプレーを増やしていくためには、ハーフェーラインから向こう側、相手陣地でサッカーをする時間を増やしていく必要があります。自分たちのサッカーを表現するには、半分以上のところでどれだけボールを握れるか、そこはカギになります」
舩木翔選手
Q:開幕戦では、舩木選手自身、1点目と3点目の作りに貢献するなど、チームとしてのビルドアップは見応えがありました。今節の湘南はプレスの強度も高いが、そうした相手に対して、今週の取り組みについて
「開幕戦であのような勝ち方ができて、自分たちのサッカーができた手応えもありました。ただ、監督からは、週の始めの練習から、湘南戦に向けてやるべきことは伝えられましたし、チームとして『満足しない』『もっと積み上げていく』という意識で今週も取り組みました」
Q:新たなビルドアップや組み立てに対して、モチベーション高くやれている?
「そうですね。昨年とは変わった部分も多く、最初は覚えることも多かったので、考えながらプレーすることもありましたが、みんな積極的に、『監督の目指すサッカーを体現したい』という気持ちがあって、少しずつ積み上げていけているので、凄く楽しく感じています」
Q:その一方で、前節は快速の山下諒也選手が裏を突いてきました。今節も、開幕戦でトップのスプリント回数を記録した藤井智也選手が背後を狙ってくると思うが、攻撃と守備のバランスについて
「自分たちがボールを保持する展開が長ければ長いほど、相手も疲れると思います。その中で、自分たちとしては、相手にボールを奪われた瞬間の切り替えも大事になります。攻撃しながらも、どう相手の攻撃の芽を摘めるか。そこを意識した立ち位置でボールを回すことが大事になると思います」
Q:開幕戦では、舩木選手、奥田選手が内に絞った中から先制点が生まれた。サイドバックとして、ボールを握った際に意識していることは?
「パスを出した後、次のスペースを見付けること、動き直すことは意識しています。ただ、真ん中に人が多過ぎても混雑してしまうので、周りを見ながら、判断を伴った上でインサイドのポジションを取ること、むやみに突っ込まないことも意識しています」
Q:開幕戦では、相手のプレスに対し、複数の味方がパスコースを作る動きも目立ったが?
「そうですね。体の部分でも、みんなきつい練習をこなしてきて、動けるようになっています。その中で、相手が前から来た場合、どういうところにスペースがあるのか。ボールを回している間にみんなで共有しているところもあるので、そこに入った瞬間、一気にスピードアップすることは、全員で共通認識を持ってプレーできていると思います」
Q:今後に向けてさらにレベルアップしたい部分は?
「開幕戦では、攻撃の部分では、ボールを握りながら5点を取ることはできましたが、守備の部分では2失点しています。失点をゼロで抑えることは毎試合、目指していますし、特に自分のサイドから崩される場面もあったので、そこはもっと詰めていきたいです」
湘南ベルマーレ戦特設サイト
ヤンマー #Football is our engineサポーティングマッチ
For The Victory
勝負の分かれ目

ポイントは、ビルドアップと走力&ハードワーク
新監督の下、タイと宮崎で行われたキャンプは、『戦術浸透』とともに、『1年を戦う体力作り』の2本柱が主なテーマだった。その成果が、早速、開幕戦から結果となって表れた。相手のプレスを外してボールを運び、複数の選手がゴール前に走り込んで奪った1点目と3点目は、取り組んできた攻撃の成果だ。もう一つ、1位を記録した走行距離(125km)も、ハードワークを重ねてきたトレーニングの効果が表れている。指揮官が求める『戦う姿勢』を存分にピッチで表現してつかんだ大阪ダービーの勝利になったことは間違いない。 もっとも、ボールを素早く縦に入れ、全員でゴールへ向かっていく攻撃。前から激しくボールを奪いにいく守備。攻撃から守備に切り替わった瞬間、全員で戻る帰陣の速さ。そうした攻守両面でベクトルを前に向ける戦い方やスプリントは、今節の相手・湘南ベルマーレの十八番でもある。 戦術的には、湘南のプレスをかいくぐるビルドアップが機能するか。そして、戦術を支える走力やハードワークで相手を上回ることができるか。この2つが、今節、勝負を分けるポイントになる。 (文=小田尚史)
SAKURA DIARY
セレッソ番記者コラム

膨らむ“新生・セレッソ”への期待
期待と不安が入り混じった高揚感と緊張感を胸に、パナソニックスタジアム吹田へ向かった開幕戦。チケット完売、スタジアムを包む熱気は試合前から“出来上がって”おり、大阪ダービーは世界に誇れるダービーであることを改めて実感した。 セレッソとしては、新監督になり、選手も入れ替わり、チームがどのように構築されているか。方向性は確かであっても、その進捗は未知な側面もあった。そうした見方を開始7分、北野颯太が決めた先制点が吹き飛ばした。新体制の“所信表明”としては鮮やか過ぎる崩しから、今シーズンの“Jリーグ第1号”が生まれた。キャンプから取り組んできたトレーニングが形となって表れたゴール。何か新しいことが始まるのではないか。そうした息吹を感じた瞬間だった。そこからは、前半だけで十分にたぎる攻め合いを経て、後半は運動量が落ちないセレッソがガンバを圧倒。最終的には、ダービー史上、セレッソとしては最多の5得点を挙げての快勝を収めた。 爽快感に満ちたオープニングゲーム。クラブにかかわる誰もが誇りに思えた大阪ダービーとなったが、試合後のアーサー パパス監督は努めて冷静だった。会見では興奮気味に質問を繰り出す記者陣に対し、「まだ第1節が終わったばかり。ここからもっと成長していきたい」と落ち着いたトーンで返答。その目は早くも今節のホーム開幕戦へ向けられており、その姿は頼もしく映った。 1戦1戦を全力で取り組んだ先に、どのような景色が広がっていくか。2025シーズンはまだ始まったばかりだが、期待の持てる開幕戦になったことは間違いない。さぁ、待ちに待ったホーム開幕戦。ヨドコウ桜スタジアムに集まるセレッソファミリー全員で、“新生・セレッソ”を後押ししていこう。 (文=小田尚史)
PICK UP PLAYER
MF 8 香川真司

心身ともに充実。桜を高みに導く8番
史上3度目となる大阪ダービーでの開幕戦。待望の瞬間が訪れたのは、後半7分だった。左サイドからカットインして放った阪田澪哉のシュートのこぼれ球にいち早く反応。相手DFとGKの逆を突き、ゴールネットへ流し込んだ。自身にとって大阪ダービー初ゴール。勝負を決める上でも大きな得点となった。試合後は、「ゴール前に走っていくスプリントを意識していた中で、ボールが前に転がってきた。やっぱり、あのエリアに入っていかないと何も生まれない。今後、どれだけあのエリアに顔を出せるか。そこがキーになってくる」と自らの得点について話した。時計の針を巻き戻すと、ハーフウェーラインのやや後方、自身が田中駿汰と畠中槙之輔とパス交換をしたところが起点となっている。そこから相手ゴール前まで進入していったスプリントに手応えを感じていた。ボランチが相手ゴール前まで飛び出していく形は、今季のチームが求めている形でもあった。 リーグ戦全試合出場を果たした復帰初年度から一転、昨シーズンは出場機会が減る悔しい1年を過ごした。それだけに新体制となった今シーズンは、心機一転、始動日から目の色が違っていた。「今年どれだけやれるか。昨年は苦しんだところもあったので、みんな疑いの目を持っているでしょうし、それは結果やパフォーマンスで跳ね返していくしかない」。そう自らにプレッシャーをかけ、コンディションもしっかり整えて、開幕戦に臨んだ。その上で、早速、結果と内容で示した。今後へ向けた期待は否が応でも膨らむ。試合後は、勝利の余韻もほどほどに、先を見据えていた。「いいスタートを切れたことは良かった。でも、もっともっと高みを目指していける。そうした向上心こそ、このチームに必要なこと。満足せず、次の試合に向かっていきたい」。いざ、ホーム開幕戦。心身ともに充実の頼もしき8番が、チームを開幕連勝へ導く。 (文=小田尚史)
EVENT試合当日のイベント情報
2/22(土)湘南戦 サステナカップ表彰式を実施しました
【サステナビリティパーク】絵本回収のご報告と次回のご案内
【サステナビリティパーク】フードドライブのご報告と次回のご案内
Match Review
毎日放送「KICK OFF!KANSAI」に進藤 亮佑選手、丸橋 祐介アンバサダーが出演します
スタジアムでのグッズ販売のご案内 ※2/22追記
桜満開バナーシールプレゼント!
imaseさん来場!ホーム開幕戦でスペシャルパフォーマンスを披露!
Match Preview
スタジアム場外でSAKURA BUD LIVE実施のお知らせ
SDGsデー開催!長居公園で剪定された木を利用したキーホルダー作り実施!
アンケートにご協力いただくとオリジナルグッズが当たる!日本ヴェルテックブース出展
セレコレブース出展とセレコレ最新情報について!
2025シーズン前半戦ポスターデザイン決定!先着で3,000枚プレゼント!!
フラッグシンフォニー、ウォーミングアップ見学等のイベント参加者募集!
2/22(土)湘南戦 サステナカップ表彰式を実施!
SAKURA SOCIOブースについて
ヤンマー #Football is our engineサポーティングマッチ実施のお知らせ
2/22(土)湘南戦 大阪・関西万博機運醸成ブース、バレンタインジャンボ宝くじ販売ブースが出展!
WAKUWAKUステージ開催!「柿谷曜一朗」さん「坂下真心」さん「スマイル」のお二人が登場!!
セレッソ大阪OB 柿谷曜一朗さんが来場!
2/22(土)湘南戦 SDGsデー「アップサイクル コインパースを作ろう!」を実施
2/22(土)湘南戦 SDGsデー バレンタイン特別企画:フードドライブに参加して地域へ愛を届けよう!
2/22(土)湘南戦はSDGsデー!2025シーズンより「サステナビリティパーク」新設
来場者先着15,000名様に「ヤンマーオリジナルエコバック」プレゼント!
LEADS TO THE OCEAN 海につづくプロジェクト 実施
ホーム開幕戦の企画チケットは「あったかシート」!!
2月のホームゲーム チケット販売について
SCHEDULE試合当日のスケジュール
- 11:00CEREZO STORE オープン
- セレッソバルオープン
- SAKURA SOCIOブースオープン
- 12:00先行入場開始(グレードに応じ順次入場)
- 12:30一般入場
- 14:15選手ウォーミングアップ
- 14:48セレッソ大阪選手紹介
- 15:03キックオフ
※記載時間は予定となっております


PLAYERSセレッソ大阪の注目選手
PICK UP PLAYERSセレッソ大阪の注目選手
MATCH DATA対戦成績、スタッツ
セレッソ大阪
- 2位
- 勝ち点3
- 得失点差3
- 直近5試合の戦績
湘南ベルマーレ
- 5位
- 勝ち点3
- 得失点差1
- 直近5試合の戦績
- 過去の対戦成績
- シーズンスタッツ
- 選手リスト
CEREZOスタジアムの楽しみ方
CEREZO BARスタジアムフード「セレッソバル」
サポーターのお腹を満たす
フードパーク「セレッソバル」
ここでしか食べられない限定メニューも多数取り揃えています!


STADIUM ACCESSスタジアムアクセス

大阪・梅田から30分圏内!さらには最寄駅からも徒歩5分という好アクセス!

- Osaka Metro御堂筋線「西田辺」駅から徒歩7分
- Osaka Metro御堂筋線「長居」駅から徒歩7分
- JR阪和線「鶴ケ丘」駅から徒歩5分
- JR阪和線「長居」駅から徒歩8分
- 近鉄南大阪線「針中野」駅から徒歩20分
- 梅田からのアクセス
- Osaka Metro御堂筋線「梅田」駅から約20分乗車 「西田辺」駅から徒歩7分、約25分乗車 「長居」駅から徒歩7分
- なんばからのアクセス
- Osaka Metro御堂筋線「なんば」駅から
乗車約15分、「長居」駅から徒歩7分 - 天王寺駅のアクセス
- JR阪和線 「天王寺」駅から乗車約6分 鶴ケ丘駅から徒歩5分
※駐輪場をご用意しております
・ヨドコウ桜スタジアム北東側 北こども広場付近
・ヨドコウ桜スタジアム西側 JR高架下付近