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SAKURA DIARY
セレッソ番記者コラム
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DF 44 畠中槙之輔
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試合の見どころ
今シーズンのホーム初勝利を目指して臨む今節・名古屋グランパス戦。攻撃陣の躍動に期待
後半アディショナルタイムに同点に追い付き、連敗を2で止めた前節のアルビレックス新潟戦から中5日。セレッソ大阪は、ホームに戻り、今シーズンのホーム初勝利を目指し、名古屋グランパスとの明治安田J1リーグ第5節に挑む。
アウェイ連戦となった先週。第3節の柏レイソル戦は、第2節・湘南ベルマーレ戦で出た課題も生かして攻守に前向きな姿勢で臨むと、開始13分、北野颯太のゴールで先制に成功。その後も北野、阪田澪哉、柴山昌也と2列目のアタッカー陣が躍動し、追加点のチャンスを作った。ただし、2点目を決め切れずにいると、動きが落ちた後半、柏のサイドチェンジに対応し切れず、守備が崩れて2失点。悔しい逆転負けを喫した。続く第4節のアルビレックス新潟戦は、柏戦から先発4人を代えて臨んだ中、開始10分で2つの決定機を作るなど、右サイドのルーカス フェルナンデスを中心に良い入りを見せた。ただし、徐々に前からの守備が緩くなると、新潟に先制を許してしまう。それでも前半、1トップで先発した中島元彦がヘディングで同点ゴール。「プロになってからは初めてのポジションで新鮮な気持ちでプレーできている」と話す背番号13の今季2点目で振り出しに戻した。
後半は劣勢の時間が続き、新潟に勝ち越しゴールを与えてしまうが、最後まで諦めずに攻めると、後半アディショナルタイム、この試合がJデビューとなった髙橋仁胡のペナルティーエリア内への進入からのクロスにラファエル ハットンが詰めて、土壇場で同点に追い付いた。この2試合、勝点こそ1に留まったが、様々な選手がプレーし、システムも柔軟に変えながら収穫と課題を得たことは、スタートしたばかりの新チームにとっては大きい。そうした競争の中から1週間のトレーニングを経て、どのような11人がピッチに立つか。今節のメンバーが楽しみだ。
対戦相手の名古屋は現在、1分3敗と勝利がなく、最下位に沈んでいる。とは言え、この時期はまだ対戦相手との兼ね合いもあり、一概に好不調を断定することはできない。長谷川健太監督が就任4年目となる名古屋にしても、ここまでは結果が出ていないが、タレントは豊富。特に前線には、永井謙佑、山岸祐也、和泉竜司と昨季までの主力に加えて、今シーズンはマテウス カストロに浅野雄也も加わるなど、質・量ともに潤沢に備えている。キャスパー ユンカーこそケガで離脱中だが、スピードとパワーを兼備するアタッカー陣には十分に警戒が必要だ。今季の失点パターンとしては、保持の途中で奪われて、前がかりになった背後のスペースを狙われる形が目立つだけに、今節もボールの失い方には細心の注意を払い、相手のカウンターを誘発させないボール運びを心掛けたい。もっとも、だからと言ってチャレンジを止めて無難な選択肢を取るのではなく、「前に人数をかけて、攻撃的な姿勢を貫く」(パパス監督)姿勢は変わらない。先制、追加点と畳み掛けていくことが重要になる。開幕から好調を維持する北野、ここに来て存在感を増している中島ら攻撃陣の躍動に期待したい。
開幕4試合を終えて、奪った得点はリーグ最多の9と攻撃力は発揮している一方、失点もリーグで2番目に多い8。4試合連続で2失点を喫するなど守備に課題を抱えていることは明白だが、そこを意識し過れば、攻撃の良さも出ない。前からの守備がきつくなった時にどう守るか、90分の中でどうコントロールするか、といった細部を微調整していくことは必要だが、「1試合を通して『前へ、前へ』の姿勢を発揮していきたい」と話す指揮官の求めるフットボールを継続していく姿勢が何より重要だ。今シーズン2勝目、ホーム初勝利を目指し、チーム全体で前に襲い掛かる「アタッキングフットボール」を展開したい。
試合前日コメント
アーサー パパス監督
Q:先週のアウェイ2連戦では多くの選手を起用されました。様々な情報も集まったと思うが、今節に活かせそうですか?
「自分たちがやりたいフットボールがある中で、色んな選手を起用して、チャンスを掴んで欲しいという思いがありました。確実にこの選手が出る、という選手はいませんし、一番理解している選手が出るべきだと思います。今節に向けてはトレーニングする時間もあったので、その中でいいプレーをしていた選手を起用しようと思います」
Q:今節・名古屋グランパス戦のポイントについて
「相手もアグレッシブなチームですが、自分たちの形、フットボールを表現したいです。ホームゲームですし、そういった姿を見せられるように戦いたいです」
Q:攻撃的なサッカーを表現できている一方、失点も増えているが、現状について、どのように認識されていますか?
「チームとして成長していくために、何かを変えるためには時間も要します。それに加えて、若い選手を成長させていきたい中、彼らも時間を要すると思います。未来ある選手たちがどれだけ攻撃的なフットボールを体現できるか。そこに向かっていく時間だと思っています」
Q:若手の中でも北野颯太選手の成長が著しいが、監督の目にはどう映っていますか?
「プレシーズンから常に成長している選手です。責任感も持ってプレーしています。まだまだ成長するためには、謙虚な姿勢を見失わないことも必要ですし、しっかり自分を追い込んで自分を見つめていけば、もっともっといい選手に成長していくのではないかと期待しています」
中島元彦選手
Q:直近の2試合はいずれも1トップで先発しているが、改めて、今のポジションでプレーする楽しさやりがい、課題や難しさなど、どう感じてプレーされている?
「自分自身、これまではもう少し低めの位置でプレーすることが多かった。ゴールというよりアシストが多かったですし、どちらかというとチャンスメイクをすることが多かった。今のポジションは、一番前で、ゴールを狙ってポジション取りをするので、今はそういうところに新鮮さを感じています。もっと昔、小学生時代はそういうプレーもしていたので、懐かしさも感じながら、より高いレベルでチャレンジしている感覚です。常にサッカーを楽しむ、昔のイメージでやれているので、楽しいです」
Q:プロに入ってから、一番前でのプレーは初めて?
「そうですね。一番前は初めてです。2トップの一角やトップ下をしていたので。『この年齢で初めてのこともあるんやな』と思います(笑)」
Q:一番前だと相手CBのマークも激しいですが、相手と対峙する中でもしっかり背負って収めるなど、フィジカル的な成長も感じます。J1のCBを相手にどのような意識で臨んでいますか?
「強度だけで言えば、J2のCBも高かったので。J1でプレーするためには技術的なことはもっと高めないといけないですが、J2のCBの方が、逆に人には強かったので、そこで少しは慣れたのかなと思います」
Q:第2節・湘南戦の試合後、「ワントップでプレーする可能性にワクワクしている」という言葉もありましたが、メンタル的には、そのような思いで挑めている?
「そうですね。人生において、あまりネガティブに考えないようにしているので。サッカーとしても、楽しさを思い出させてくれたというか、新鮮さという意味でも楽しくプレーできています」
Q:前回、セレッソでJ1でプレーしていた時と、感覚の違いは?
「あの時はもっとガムシャラにやっていましたし、プレーに余裕がなかった。今はプレーにゆとりができたと思います。気持ちの部分だと思いますが、(ベガルタ仙台で)試合に出続けて余裕を持てるようになったので、判断もしやすくなったと思います」
Q:前回もブレイクが期待されていた中で、ここまで来るのに少し時間がかかった印象も受けるが?
「自分の実力不足かなと思います。そこからレンタル移籍も経験して、試合に出て実力も付いてきたのかなと思います」
Q:パパス監督の求めるサッカーで、1トップはタスクも多いと思うが?
「自分は身長も高くないですし、ポストプレーというタイプでもないですが、1トップで使ってもらっているということは、良さがあるから使ってもらっていると思うので、その良さをどう試合で出していくか。試合の中で模索しながら、チームがよりいい方向に向かうようにプレーできているので、楽しくやれています」
Q:開幕前のイベントでも「身長は高くないけど、ヘディングは強い」と話していたが、前節はヘディングで決めました。身長が高くない中で競り勝つ秘訣はどんなところにありますか?
「タイミングも重要ですが、自分としてはジャンプ力もあると思うので。それが合わさって、ヘディングで競り勝てるのかなと思います。試合になると、『なんでこんな飛べるんやろう』と思いますし(笑)、試合中はあまり負ける気がしないです」
名古屋グランパス戦特設サイト
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シンプルにスピードを生かし、反撃の糸口を見いだしたい
開幕4試合を終えていまだ勝点1のみ。無得点での開幕3連敗を喫した昨季に比べて、4得点と攻撃面はそこまで悪くはないが、ここまで11失点と守備の立て直しが急務となっている。ただし攻撃面での停滞感が“安い”失点の呼び水になっているところもあり、攻守両面での心機一転が今のチームには求められる部分だ。 とりわけFW陣に得点がないことは深刻で、「特に前線の選手の結果がチームの勢いをもたらす」と長谷川健太監督もアタッカー陣の奮起に期待をかける。そのためにも重視したいのはポゼッションの在り方で、ボールを保持しての戦い方に磨きをかけてきたプレシーズンでもあった一方、彼らの本来の強みは縦に速い攻撃であることには違いない。沖縄キャンプでも相手ディフェンスラインの背後を取るための保持、ポゼッションから速攻へのスムーズなリンクを重視したトレーニングは行っていたはずで、永井謙佑やマテウス カストロ、浅野雄也らのスピードをシンプルに生かすことから反撃の糸口を見いだしたいところだ。 前4試合は持ち前のインテンシティも守備のアグレッシブさもうまく表現されることが少なく、攻守ともに中途半端なままに敗戦を喫してきた印象。それだけにこのC大阪戦ではまず縦に突き抜けた攻撃から自分たちの良さを思い出し、積極的な攻守の回転から今季初勝利をもぎ取りたい。 (文=今井雄一朗)
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未来を明るくする「攻撃的な戦い方×若手の躍動」
思ったように勝点を上積みすることができなかった先週のアウェイ2連戦だったが、ピッチには未来へつながる希望が詰まっていた。まず水曜日に行われた第3節の柏レイソル戦。前線の4人は25歳の中島元彦を頂点に、2列目は阪田澪哉、北野颯太、柴山昌也と20歳前後の選手たちが並んだ。先発11人を見渡しても、舩木翔、喜田陽、西尾隆矢を含めてアカデミー出身でホームグロウンの選手が5人、揃った。前半は彼らが躍動。見事なカウンタープレスから、西尾が高い位置でカットしたボールを北野が振り向きざまにシュートを放って先制点を奪うと、後半も阪田が決定機を迎えるなど、柏を追い詰めた。もちろん、失点の仕方や90分トータルでの試合運び、前からのプレスが効かない時間帯での守り方など課題も出たが、「チームの将来は明るい」と話す指揮官の言葉に偽りはない。 続く日曜日に行われた第4節のアルビレックス新潟戦は、開始10分とラスト10分を除けば新潟にペースを握られる時間も多い苦しい試合だった。それでも後半アディショナルタイム、この試合がJデビュー戦となった髙橋仁胡が同点に追い付くランニングとクロス、最後まで諦めない気持ちをプレーで表現した。チームとしても、この得点はしっかり相手を見ながらボールをつなぎ、急所に入って崩し切る、指揮官の哲学が詰まった見事なゴールだった。もちろん、勝ち負けを度外視するつもりはなく、勝利を掴んで勝点を重ねていかなければ、「アタッキングフットボール」の道も頓挫しかねない。ただし、「攻撃的な戦い方×若手の躍動」の先に、魅力的な未来が広がっている。そう信じて貫くことで、今節のホーム初勝利につなげていきたい。 (文=小田尚史)
PICK UP PLAYER
DF 44 畠中槙之輔
新生セレッソを導く、守備の統率者
今シーズン、横浜F・マリノスから完全移籍で加入した経験豊富なセンターバック。新体制発表記者会見では、漢字一文字で今季に懸ける意気込みを問われると、色紙に「新」の文字を書き込んだ。「セレッソで新しい景色を見たい。新しい場所で、新しいチームで、新しい自分を見つけられるように頑張りたい」と新たな挑戦に踏み出した。 アーサー パパス監督とは横浜FM時代、コーチと選手の間柄で共闘。「ボールを大事にして、ただ回すだけではなく、常に前を向いてゴールを目指すサッカー」と指揮官のスタイルも熟知しており、そのサッカーを最後尾から率先して体現している。今シーズンの開幕戦、Jリーグ全体の第1号となった北野颯太の得点は、自身の縦パスが起点となっており、前節・アルビレックス新潟戦の1点目も、中央の中島元彦に差したパスから右サイドへ展開され、ゴールにつながった。「ボールを握るプレーは自分のスタイルでもあるし、その中で、よりゴールにつながるプレーを出せればいい」。そう開幕前に話していたプレーをピッチで表現している。 加入1年目だが、キャプテンを支えるリーダーシップグループの一人にも選出されるなど、ピッチ外で果たす役割も大きい。今シーズンを戦う上で重要なことについて、「新たなチャレンジに対して、自分たちを信じることが一番大事。信じて取り組めば、必ずいいサッカーができる」と話すなど、プレーのみならず、新たなサッカーを軌道に乗せるリーダーシップの面でも期待がかかる。今節も守備で失点を防ぐとともに、ビルドアップでも攻撃の第一歩として鋭いパスを入れ、チームを勝利に導きたい。 (文=小田尚史)
EVENT試合当日のイベント情報
「ロケの神様」タージンさんが来場!丸橋アンバサダーに事前企画でロケ術を伝授!?
WAKUWAKUステージ開催!「ダブルヒガシ」「シモリュウ」のお二組が登場!!
【活動実績】Bottle to Bottleプロジェクト(3/8 名古屋戦)
【サステナビリティパーク】フードドライブのご報告と次回のご案内
【サステナビリティパーク】絵本回収のご報告と次回のご案内
毎日放送「KICK OFF!KANSAI」に髙橋 仁胡選手、北野 颯太選手が出演します
Match Review
「世界自閉症啓発デー」 ・ 「発達障がいに係る啓発活動」への協力について
3月8日はレモンサワーの日! レモンサワーを飲んで楽しく観戦しよう!
選手寄せ書きサイン入りユニフォームなど豪華景品が当たる!CO2ゼロチャレンジクイズ実施!
2025シーズンもチャレンジパークを開催!
「ミモザの花を満開にしよう!」メッセージボードを掲示!
SAKURA SOCIOブースについて
スタジアム場外でSAKURA BUD LIVE実施のお知らせ
【サステナビリティパーク】絵本回収のご報告と次回のご案内
【サステナビリティパーク】フードドライブのご報告と次回のご案内
3/8(土)名古屋戦 サステナビリティパークでプラカップの「ペン立て」を作ろう!
LEADS TO THE OCEAN 海につづくプロジェクト 実施
3/8(土)名古屋戦 セレッソ大阪&OSAKA SPORTS GROOVEオリジナルグッズが当たる!大阪市ブースを出展!
3/8(土)名古屋戦 ミャクミャクも来場!「EXPO 2025 大阪・関西万博ブース」を出展!
キッズ向けスペース モニター参加者募集!
家族でセレッソ大阪を応援しよう!働く車や赤ちゃん動物大集合など、親子で楽しめるイベントが登場!
フラッグシンフォニー、ウォーミングアップ見学等のイベント参加者募集!
3月の企画チケットに「丸橋アンバサダー初挑戦!!解説付きシート」「PARTYシート」などが登場!
3/8(土)名古屋戦 チケット販売について
大阪をスポーツで熱くしよう。OSAKA SPORTS GROOVE「セレッソ大阪応援デー」を開催
SCHEDULE試合当日のスケジュール
- 11:00CEREZO STORE オープン
- 12:00セレッソバルオープン
- SAKURA SOCIOブースオープン
- 13:00先行入場開始(グレードに応じ順次入場)
- 13:30一般入場
- 15:15選手ウォーミングアップ
- 15:48セレッソ大阪選手紹介
- 16:03キックオフ
※記載時間は予定となっております


MATCH DATA対戦成績、スタッツ
セレッソ大阪
- 12位
- 勝ち点4
- 得失点差1
- 直近5試合の戦績
名古屋グランパス
- 20位
- 勝ち点1
- 得失点差-7
- 直近5試合の戦績
- 過去の対戦成績
- シーズンスタッツ
- 選手リスト
CEREZOスタジアムの楽しみ方
CEREZO BARスタジアムフード「セレッソバル」
サポーターのお腹を満たす
フードパーク「セレッソバル」
ここでしか食べられない限定メニューも多数取り揃えています!


STADIUM ACCESSスタジアムアクセス

大阪・梅田から30分圏内!さらには最寄駅からも徒歩5分という好アクセス!

- Osaka Metro御堂筋線「西田辺」駅から徒歩7分
- Osaka Metro御堂筋線「長居」駅から徒歩7分
- JR阪和線「鶴ケ丘」駅から徒歩5分
- JR阪和線「長居」駅から徒歩8分
- 近鉄南大阪線「針中野」駅から徒歩20分
- 梅田からのアクセス
- Osaka Metro御堂筋線「梅田」駅から約20分乗車 「西田辺」駅から徒歩7分、約25分乗車 「長居」駅から徒歩7分
- なんばからのアクセス
- Osaka Metro御堂筋線「なんば」駅から
乗車約15分、「長居」駅から徒歩7分 - 天王寺駅のアクセス
- JR阪和線 「天王寺」駅から乗車約6分 鶴ケ丘駅から徒歩5分
※駐輪場をご用意しております
・ヨドコウ桜スタジアム北東側 北こども広場付近
・ヨドコウ桜スタジアム西側 JR高架下付近