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試合の見どころ
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SAKURA DIARY
セレッソ番記者コラム
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MF 10 田中駿汰
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試合の見どころ
今シーズンホーム初勝利、新体制でのホーム初勝利を目指す今節。強敵・浦和レッズ相手にもオフェンシブな姿勢を前面に出して戦うことがカギ
直近のリーグ戦、横浜FCとの明治安田J1第6節から中12日。この間、日本代表が見事8大会連続でワールドカップ出場を決めた代表ウィークを挟み、セレッソ大阪はホームに浦和レッズを迎え、明治安田J1第7節に挑む。
前節の横浜FC戦は0-2の完敗を喫した。攻撃では、ボールを握るも、「足元ばかりになり、相手にとって楽な攻撃になってしまった」と試合後に田中駿汰も振り返ったように、相手のペナルティーエリア内に進入する回数が少なく、今季初の無得点。守備でも横浜FCの1トップ・櫻川ソロモンを抑えることができず、彼に収められた中から先制点を許すと、1試合を通じてサイドからの攻撃にも苦しみ、後半に追加点を献上。対人のバトルでも横浜FCの気迫に押されるなど、セレッソにとっては良い部分が見出しにくい敗戦となった。試合後は、アーサー パパス監督も攻守に完敗を認めた上で、「必ず修正し、改善」することを誓った。代表ウィークの間はJリーグYBCルヴァンカップ・1stラウンド1回戦が行われ、セレッソはJ3のカマタマーレ讃岐のホームに乗り込んだ。この試合では立ち上がりからボールを握って敵陣に進入すると、21分、チアゴ アンドラーデが加入後初ゴールを決めて先制に成功。後半の立ち上がりに一度は同点に追い付かれたが、すぐさまラファエル ハットンが勝ち越しゴールを決めると、ここからルーカス フェルナンデス、ヴィトール ブエノ、上門知樹がネットを揺らし、終わってみれば、J1リーグ開幕戦以来となる5得点を叩き込み、快勝を収めた。カテゴリーが下のチームが相手だったとは言え、「最近はうまくいっていなかったプレスのハメ方でうまくいくシーンもあった。攻撃でも5点を取れた。収穫も多かったこの試合をきっかけに、いい流れに変えていきたい」(畠中槙之輔)。
今節、対戦する浦和もここまで1勝3分2敗。スタートダッシュに苦しんだチームだが、直近の2試合は1勝1分と状態は上向き。前節は鹿島アントラーズとのアウェイゲームでも互角以上に渡り合い、勝点1を獲得している。新加入のマテウス サヴィオ、松本泰志、金子拓郎が並ぶ2列目は強烈であり、1トップに陣取るチアゴ サンタナもここまで3得点を挙げるなど、今シーズンは好調を維持。セレッソとしては、まずは彼にボールを収めさせないことを意識しつつ、浦和のサイド攻撃をしっかり食い止めることが必要だ。逆にこちらが相手の背後を取って、押し返す展開を作ることができれば、勢いにも乗れる。サヴィオと対峙することが予想されるフェルナンデスも、「相手に意識を向け過ぎず、今年、目指しているオフェンシブなサッカーを前面に出していくことが、結果的に彼を抑えることにもなります」と話す。しっかりボールを握った中で、外回しになった前節の課題を修正しつつ、ボールを縦に運び、フィニッシュへつなげていきたい。
今節に向けてパパス監督は、「浦和は試合を重ねるごとに良くなっている印象。選手の質は高く、ベンチを見ても、スタメンクラスの選手が揃っている。強い相手であることは間違いない」と相手を警戒しつつ、「サポーターが待っているのは今シーズンのホーム初勝利。試合に向けて、チーム全体で気持ちを高めて臨みたい」と力強い口調で語った。「順位も順位なので、個人というよりチームが勝つためにプレーしたい。自己犠牲する部分も必要。途中でへばってもいいから、走り回って、アグレッシブにプレーしたい」とは中島元彦。まだ6試合、されど6試合。このままJ2降格圏に居続けるわけにはいかない。今シーズン目指すサッカーに腰を据えて取り組むためにも、目先の勝点3にこだわり、現状を打破したい。「フライデーナイトJリーグ」として行われる今節、待望の今シーズンホーム初勝利、新体制でのホーム初勝利を掴み、サポーターと喜びを分かち合いたい。
試合前日コメント
アーサー パパス監督
Q:ルヴァンカップを挟んで迎える今節・浦和レッズ戦ですが、敗れた前節の横浜FC戦から今節に向けて、トレーニングで修正を図ったことについて
「ルヴァンカップではとてもポジティブな面が見られました。それを継続していくこと。攻撃のところでの改善は、質や決め切るところ、守備に関しては、ポロっと簡単に失点してしまうことがないように、というところは取り組みました」
Q:浦和は各ポジションにタレントを擁していますが、この試合で勝利するために重要なことは?
「シーズン開始から思っていましたが、浦和は質の高い選手が揃っている印象があります。ただ、自分たちがやるべき形は明確になっていますし、それは相手によって変わることはありません。明日の対戦相手に対しても、自信を持って、自分たちがやってきたことを出すことがカギになると思います」
Q:セレッソには不思議なデータがあって、浦和にはホームで5連勝をしている一方、鹿島アントラーズにはホームで12連敗しています。毎年、選手は変わる中で、このようなデータがあることは、どう思われますか?
「データに関わらず大事なことは、自分たちが積み上げていることを毎試合、出せるかどうか。相手に関わらず、自分たちが構築していることをどれだけ出せるかが大事になる、という信念です」
ルーカス フェルナンデス選手
Q:ここまで新監督のもと、リーグ戦を6試合、カップ戦を1試合、戦いましたが、今シーズンのここまでの戦いをどう振り返りますか?
「結果はあまり出ていないですが、チームが成長しているのは間違いないです。今、一番大事なことは、監督が求めるサッカーを安定した形で試合の中で発揮すること。それが、最終的に勝利という一番大きな目標につながっていくと思います」
Q:前所属の北海道コンサドーレ札幌でも攻撃的な哲学を持つ監督のもとでプレーされていました。ルーカス選手自身として、今季、取り組むサッカーに魅力も感じていますか?
「アーサー パパス監督、我々はボスと呼んでいますが、彼のサッカーは本当に攻撃的でオフェンシブ。それはチームにも浸透しています。ただ、まだまだ彼の求めるレベルには達していません。我々がもっと表現していかないといけないと思っています。その中で、自分の良さである攻撃的な姿勢は今まで以上に出せる手応えはあります。明日の対戦相手は手強いですが、その中でも、監督が求めている攻撃的な姿勢を貫いて、勝利を掴みたいと思います」
Q:ポジション上、マテウス サヴィオ選手と対面する可能性も高いですが、マッチアップして上回るために重要になることは?
「浦和さんは言うまでもなく歴史のある強豪ですし、さらに今シーズンは質の高い選手が加わりました。その中で、もちろんマテウス サヴィオ選手のクオリティーも高いです。自分が彼に対して何をできるかと言えば、まずはしっかり集中して、対峙すること。そして、我々が持っているものを全て出すことです。相手に意識を向け過ぎず、我々が求められていることをしっかり表現することで、相手を押し込んでいくことにつながります。今年、目指しているオフェンシブなサッカーを前面に出していくことが、結果的に彼を抑えること、彼の対策にもなります。応援に駆け付けて下さるサポーターの皆さんのためにも、今シーズンのホーム初勝利を手にしたいと思います」
浦和レッズ戦特設サイト
FOCUS ON DATA
データは語る

DATA① J1リーグ通算対戦成績 浦和レッズとのJ1リーグでの対戦成績は、24勝6分18敗(76得点・70失点)と勝ち越している。特に近年は相性が良く、2020シーズン以降は10試合で7勝3敗。ホームでは5連勝中と圧倒的な強さを誇る。この5試合は、どの試合でも攻められる時間もありながら、しっかりとしのぎ、得点につなげている。今節もそうした粘り強さを発揮しつつ、今シーズンの特長である攻撃的なスタイルで今シーズンのホーム初勝利を掴みたい。 ②浦和戦、セットプレーからの連続得点継続なるか “ダブル”を達成した昨シーズンの浦和戦、ホームでは2-1、アウェイでは1-0で勝利したが、3得点すべてがセットプレーから生まれている。ホーム戦ではルーカス フェルナンデスが直接FKから、奥田勇斗がCKのこぼれ球から、いずれもゴラッソと呼べる一撃でネットを揺らした。アウェイ戦でもCKから為田大貴(ジュビロ磐田)がファーでうまく合わせた。43得点のうち12得点と得点率28%を誇った昨シーズンと同様、今シーズンも10得点中3得点がセットプレーから。今節も強みにしているセットプレーはカギを握りそうだ。 ③浦和のクロスに要注意 開幕から6試合で4得点と得点力に課題を抱えている浦和だが、攻撃面で特筆すべきスタッツもある。1試合平均ドリブル数は12.8回でリーグ2位、さらに1試合平均クロス数は17.8本でリーグ1位を記録している。サイドから仕掛けてチャンスメイクすることはデータからも裏付けられているだけに、セレッソとしては、いかにいい形でクロスを上げさせないか、そして中では競り負けないこと、マークを外さないことが求められる。今シーズンのセレッソが失点を喫している形をしっかりと防ぐことが、今節はいつも以上に重要になる。 (文=小田尚史) データ提供:©JSTATS
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セレッソ番記者コラム

“緩さ”を見つめ直し、難敵に挑む
前節のアウェイ横浜FC戦は、内容も含めて完敗だった。開始早々、簡単にサイドにボールを運ばれ、クロスからピンチを招くと、その後もつなぎのミスからカウンターを食らうなど、ピリッとしない立ち上がり。もっとも、ホームチームが序盤に勢い良く飛ばしてくることはあるだけに、開始15分をしのげば、徐々にボールも握り、自分たちのターンも訪れる…と思ったが、相手の堅守を前に、パスは外回しになるばかりで一向にゴール前に迫れずにいると、相手のスローインからサイドで起点を作られ、クロスから失点。サイド、中央とも人数が揃っていたにも関わらず、あっけなくゴールを割られた。その後も横浜FCのペースは変わらず、後半に2失点目を喫すると、最後まで相手のゴールをこじ開けることができず、今季初の無得点に終わった。 振り返ると、その予兆はあった。横浜FC戦に向けた練習中、畠中槙之輔が2度ほど「緩いぞ」と全体にゲキを飛ばすシーンが見られた。これは自戒も込めてだが、どこかで「勝てるだろう」という甘さがあった感は否めない。今のJ1で“なんとなく”戦って勝てるチームは存在しない。もちろん、横浜FCがこちらの弱みを突いて、自分たちの強みを出してきた戦術的な要素も結果には反映されたが、その前提となる戦う姿勢で後手に回ったことも敗因だった。新たな戦術に取り組む今シーズンだが、そこに魂が吹き込まれていなければ、ピッチで具現化できるはずもない。J2降格圏という胃が痛くなる順位も、“緩さ”を見つめ直すいいきっかけになったと、捉えるしかない。今節、相手は強力なアタッカーが揃い、守備も堅い浦和レッズだが、前節と同じ轍を踏まぬよう、スタジアム全体で戦う雰囲気を作り出し、難敵に立ち向かいたい。 (文=小田尚史)
PICK UP PLAYER
MF 10 田中駿汰
攻守両面で重責を担う、桜の新キャプテン
加入1年目の昨シーズンは、出場停止の1試合を除くリーグ戦37試合に出場。4-3-3のアンカーや4-2-3-1のボランチ、さらに終盤は3センターバックの中央でもプレー。攻撃のリズムを作るパス、広範囲をカバーする守備と、フル回転し、チームの屋台骨を支えた。 迎えた2年目は、「より結果を出さないといけない、という責任感は増しています」と表情を引き締める。思いを新たに挑む今シーズン、その腕には腕章が巻かれている。「キャプテンは小学校以来です(笑)。中学、高校、大学と全くそんなタイプではなかったですね」と笑うが、周りに対する気配りや視野の広さ、コミュニケーション能力の高さなど、主将にふさわしい立ち振る舞いも見せている。 アーサー パパス監督を迎え、より攻撃的なサッカーに針を振ったチームにおいて、「僕自身、人もボールも動くサッカーは好きですし、実際に取り組んでみても、練習からやりがいを感じています」と共感する思いを話す。もっとも、開幕からここまで6試合で勝点は5。「結果に関しては、みんなでもっとシビアに見つめないといけないですし、相手も対策してくる中で、自分たちがどうサッカーを展開していくか。ブレずにやるところと、試合の中で臨機応変に変えていくところは、自分たちでもっと対応していかないといけません」と現在の課題に言及する。そうした攻守での舵取りも、彼に課せられた役割だ。 今節の相手、浦和レッズにはサイドから中に入って決定的な仕事をしてくるマテウス サヴィオを筆頭に、攻撃陣のタレントは多彩。まずは守備でしっかり防ぎつつ、今シーズンになって増えている攻撃参加やセットプレーでもゴールに迫り、チームを今シーズンホーム初勝利に導きたい。 (文=小田尚史)
EVENT試合当日のイベント情報
金Jをさらに盛り上げる!DJ KOOさん来場!
SAKURA SOCIOデー開催!先着4,000名様に限定クリアサコッシュをプレゼント!イベント参加者も大募集!
金曜夜はビールを持ってサッカー観戦!シンハービール半額Day開催!
毎日放送「KICK OFF!KANSAI」に登里 享平選手が出演します
Match Review
スタジアムでのグッズ販売のご案内
Match Preview
3/28(金)浦和戦「サステナビリティパーク」イベント情報
スタジアム場外でSAKURA BUD LIVE実施のお知らせ
クレーン車の展示、SNSキャンペーンを実施!平野クレーン工業ブース出展
3/28(金)浦和戦、4/2(水)岡山戦でもチャレンジパークを開催!
SAKURA SOCIOブースについて
【サステナビリティパーク】フードドライブのご報告と次回のご案内
【サステナビリティパーク】絵本回収のご報告と次回のご案内
「世界自閉症啓発デー」 ・ 「発達障がいに係る啓発活動」への協力について
LEADS TO THE OCEAN 海につづくプロジェクト 実施
3月の企画チケットに「丸橋アンバサダー初挑戦!!解説付きシート」「PARTYシート」などが登場!
大阪市平野区応援デー実施のお知らせ
3/28(金)浦和戦 チケット販売について
平日開催2試合での高校生価格試験導入のお知らせ
SCHEDULE試合当日のスケジュール
- 11:00CEREZO STORE オープン
- 16:00セレッソバルオープン
- SAKURA SOCIOブースオープン
- 16:30先行入場開始(グレードに応じ順次入場)
- 17:00一般入場
- 18:15選手ウォーミングアップ
- 18:48セレッソ大阪選手紹介
- 19:03キックオフ
※記載時間は予定となっております


MATCH DATA対戦成績、スタッツ
セレッソ大阪
- 18位
- 勝ち点5
- 得失点差-1
- 直近5試合の戦績
浦和レッズ
- 17位
- 勝ち点6
- 得失点差-2
- 直近5試合の戦績
- 過去の対戦成績
- シーズンスタッツ
- 選手リスト
CEREZOスタジアムの楽しみ方


GOODSおすすめグッズ
グッズを身に着け観戦しよう!
試合当日、スタジアムでは
セレッソ大阪のグッズを販売!


STADIUM ACCESSスタジアムアクセス

大阪・梅田から30分圏内!さらには最寄駅からも徒歩5分という好アクセス!

- Osaka Metro御堂筋線「西田辺」駅から徒歩7分
- Osaka Metro御堂筋線「長居」駅から徒歩7分
- JR阪和線「鶴ケ丘」駅から徒歩5分
- JR阪和線「長居」駅から徒歩8分
- 近鉄南大阪線「針中野」駅から徒歩20分
- 梅田からのアクセス
- Osaka Metro御堂筋線「梅田」駅から約20分乗車 「西田辺」駅から徒歩7分、約25分乗車 「長居」駅から徒歩7分
- なんばからのアクセス
- Osaka Metro御堂筋線「なんば」駅から
乗車約15分、「長居」駅から徒歩7分 - 天王寺駅のアクセス
- JR阪和線 「天王寺」駅から乗車約6分 鶴ケ丘駅から徒歩5分
※駐輪場をご用意しております
・ヨドコウ桜スタジアム北東側 北こども広場付近
・ヨドコウ桜スタジアム西側 JR高架下付近