大迫 塁
34
MF

Rui OSAKO

大迫 塁
前のプレーヤーへ次のプレーヤーへ
  • 年齢20
  • リーグ戦
    総出場試合数
    -

PROFILE
プロフィール

  • 名前大迫 塁(オオサコ ルイ)
  • 生年月日2004/10/13(20歳)
  • 出身地鹿児島県
  • 身長/体重177cm / 69kg
  • ポジションMF

PLAYER'S HISTORY
インタビュー

-幼少期-

サッカーは幼稚園の年長ぐらいから始めました。実家がラーメン屋なのですが、遊びにきてくれる近所のお兄ちゃんたちがサッカーをしていて、一緒にボールを蹴る中で自然と始めました。楽しかったことを覚えています。小学校に上がるタイミングで、谷山SSSという少年団に入ってプレーしました。4年の時に、FCサウサーレというチームに移りました。ここではフットサルもやっていました。この経験は大きかったです。サッカーを始めた小1からずっと、「将来はワールドカップに出て優勝する」という夢をもってサッカーしていました。この6年間で技術的にも上達できたと思っています。

 

-中学~高校-

中学から神村学園なのですが、あまり県外に出たくなかった(笑)。県内で探して、いいサッカーをしていて面白かったので、決めました。1年からずっと試合にも出させてもらって、伸びたと思います。中3ではキャプテンもしていましたが、難しいことはあまり考えず、純粋にサッカーを楽しんでいました。この時期くらいから年代別代表にも入り始めて成長できたと思います。14歳で出会った有馬賢二監督の影響は大きかったです。熱い方で、色々と指導してもらいました。ただ、中3のU-16アジア選手権の予選ではうまくいかず、森山佳郎監督に課題を指摘されて、「このままではヤバい」と感じました。この時の悔しさはずっと覚えています。そこで変わることができ、国体などで活躍できました。その後、U-16アジア選手権やU-17ワールドカップはコロナの影響で大会がなくなりました。この大会があればまた違う経験ができたと思いますが、仕方のないこと。また年代別代表に選ばれるように、頑張っていきたいと思います。

 

高校はそのまま神村学園に上がりました。それ以外の選択肢は考えていなかったです。苦しい時期が多い3年間でした。特に3年のインターハイあたりの時期が精神的に苦しかったです。チームとして全員が同じ方向を向くことができていないように感じ、自分にも余裕がなく、まとめるのがきつかった。この時期、セレッソへの長めの練習参加を神村の監督にお願いして、快く了承してもらいました。ここで自分と向き合う時間ができたことが良かった。キャプテンとチームは鏡というか、キャプテンの状況がチームにも出る。ここで心に余裕ができたことが、チームにとっても自分にとっても良かったと思います。夏以降、全員が同じ方向を向いてきて、内容でも結果でも勝るゲームが増えていきました。試合を重ねるにつれて、いいチームになってきたという気持ちでした。最後にプレミアリーグ昇格も決めて、選手権でも優勝できれば一番でしたが、国立まで行けたので、1年間やってきたことが少し報われたという気持ちでした。入れ替え戦はセレッソのU-18との対戦でしたが、6年間、育ててもらった神村に恩返しをしたい気持ちがありました。後輩たちには少しでもレベルの高いところでプレーして欲しい気持ちがあったので、セレッソとの対戦ということは考え過ぎずに戦いました(笑)。試合後、仲のいい春名竜聖と話したのですが、「いいチームだった」と言ってくれました。同学年では、昨年は北野颯太が一足早くプロになって活躍していました。年代別代表でも一緒にやっているので、お互いの良さは分かっています。2人で関係性を作りながらやっていけば、いいモノができるという気持ちもあります。神村での6年間は、ゲームメイクというか、自分から始まる攻撃が多かった。攻守のバランスも見ながらプレーしていました。ポジションはずっと真ん中です。チーム状況に応じてトップ下やボランチをしていました。高2では、ボランチにうまい選手がいたので、自分はトップ下にいてパスを引き出したり、得点にもこだわっていました。3年はずっとボランチで、ゲームを作る役割でした。自分の中で、パスを出す時の感覚やゲームの中での想像力は、サッカーを始めた頃からありました。ボールを持った時、あまり前を見過ぎず、相手の重心の逆を突くことを意識しています。相手の逆を取ることが好きですね(笑)。中学時代から、グティやエジル、清武さんのプレーを見ていました。アシストした時は嬉しいですが、得点を取ることも好きです。セレッソはボランチにうまい選手がたくさんいます。いいパスが出てくると思うので、前でプレーしたい気持ちもあります。

 

セレッソへの加入は、高2の8月に練習参加した時点で決めさせてもらいました。直感もありますし、練習から100%でやるトレーニングの質も、自分にとって成長できると感じました。それと、何より幼い頃からずっと清武さんのプレーを見ていたので、清武さんの近くで学びたいと思って決めました。清武さんは、練習参加した時に一緒にプレーしたのですが、めちゃくちゃうまかったです(笑)。立ち位置とかボールの置き方がうまくて、取れなかった。ただ、ここからはプロの選手になったので、もっと自分の良さや持ち味をチームに伝えていかないといけないと思っています。プレーヤーとしては、チームに1人いて欲しいと思われるような選手になりたいですね。チームがうまくいかない時にチームが回るような選手、点が欲しい時に点を取れる選手、1-0で勝っている時はしっかりゲームをコントロールできる選手。そういう選手になりたいです。神村でも、1年の頃からそういうことを意識してプレーしていました。プロ1年目の今季は自分にとって苦しい時間が続くと思いますが、そういった時間も大事にしてやっていきたいです。自分はまだサッカーのことで知らないことも多いので、指導者の方や先輩のアドバイスを謙虚に取り入れて、自分のサッカー観を広げていきたいです。奥埜(博亮)さんは守備がうまいし、(鈴木)徳真さんやリキ(原川)さんは展開力やゲームを作るプレーがうまい。他にもいい選手がボランチにたくさんいるので、いいところをたくさん取り入れていきたいです。1日でも早く試合に出て、サポーターの方々の声援の中でプレーしたい気持ちは強いです。最初はなかなか難しいかも知れませんが、日々頑張るので、応援よろしくお願いします。


CAREER
経歴

谷山SSS→FCサウサーレ→神村学園中等部→神村学園高等部→セレッソ大阪→いわきFC※育成型期限付き移籍→セレッソ大阪

NATIONAL TEAM HISTORY
代表歴

U-15日本代表 U-16日本代表 U-17日本高校選抜 日本高校選抜