PROFILE
プロフィール
- 名前舩木 翔(フナキ カケル)
- 生年月日1998/04/13(26歳)
- 出身地奈良県
- 身長/体重177cm / 65kg
- ポジションDF
PLAYER'S HISTORY
インタビュー
-幼少期-
サッカーを始めたきっかけは、4歳で行った宮島への家族旅行です。生まれた時から左利きだったのですが、左足で松ぼっくりを蹴っていたら、父から「サッカーやってみたら」と言われ、地元、奈良県の少年団に入りました。サッカーはすぐ好きになり、雨の日でも外でボールを蹴っているような少年でした。6歳からはセレッソのスクールにも入りました。祖母の仕事の関係で、セレッソのオーナーズシートで試合を見させてもらうことがあり、そこでトップチームの選手と写真を撮ってもらい、それがきっかけでスクールに入ることになりました。スクールは週1回、奈良から通って、楽しくボールを蹴っていました。この時期は地元でフットサルもやっていました。小4からはセレッソのU-12に入りました。3年生の時にセレクションを受けて、合格しました。U-12では、大畑(開)コーチに「左足のキックを磨け」と言われ、左足のキックにこだわりを持ちながら練習しました。当時、好きだった選手はロベルト カルロス選手です。長い距離を取るあの助走も真似していました(笑)。ポジションは、4、5年生は左サイドハーフ、6年生ではトップ下でした。ずっと攻撃的なポジションで、得点やアシストすることが楽しかったです。
-中学~高校-
中学では、セレッソ大阪U-15に上がりました。奈良の学校に行って、終わってから練習に向かい、夜、家に帰ってきて、翌日の学校の準備をして寝る毎日でした。母に車で送り迎えしてもらうことも多かったです。U-15で一番記憶に残っているのは、3年になった時、星原(隆昭)監督の指名でキャプテンをすることになったことです。キャプテンタイプではないと思っていたので、悩むこともありましたが、いい経験になりました。ポジションは、当初は左SHだったのですが、中1ではボランチをやり、中2で左サイドバックになりました。ここで初めて左SBを経験しました。中3ではまたボランチに戻りました。ボランチは楽しかったです。小学生まではドリブラーだったのですが、中学時代はパスを磨いた3年間でした。後ろからゲームを作る感覚は、この時期に学んだ部分もあります。小さい頃からプロサッカー選手になりたい思いはあったのですが、中学生あたりから、セレッソのトップチームでプレーしたい思いは強くなりました。
セレッソ大阪U-18への昇格は面談で伝えられました。U-15での一つ先輩に仲の良い伊藤涼太郎くんがいて、岡山の作陽高校に進学したのですが、「来て欲しい」と言われました(笑)。行きたい気持ちもあったのですが、セレッソでサッカーを続けることがトップチームに上がるには一番だと思い、昇格を決めました。高1では、最初はBチームでも試合に出られない状況でした。当時の高3は高円宮杯で優勝するようなチームで、周りのレベルに達していないと思う機会も多く、初めて「サッカーを辞めたい」と思いました。「プロは無理かな」と思って母に相談したら、「辞めれば」と言われ、それを聞いて、「辞めたらあかん」と思い直しました(笑)。Bチームは試合に絡めない分、体を追い込む走るメニューが多く、大変でした(苦笑)。ただ、フィジカルやスピードは課題でしたが、技術やキックに関しては、高校に上がっても手応えはありました。高1の最後の方にようやくAチームに入ることができました。高2になる前にU-17日本代表にも呼んでもらいました。この代表には、(森下)怜哉と一緒に呼ばれたのですが、冨安健洋や岩崎悠人もいました。
高2では、プレミアリーグWESTにも出るようになり、(年代別)代表にも呼んでもらい、サッカー人生の中でもポイントになる1年でした。少しずつ余裕も出てきて、見えるパスコースも変わっていきました。ポジションは、高校に上がってからはずっと左SBです。中学時代にプレーしていたボランチをやりたい気持ちもありましたが、SBとして攻撃参加も求められていたし、それが武器にもなっていました。点も取れるようになり、高い位置を取りながらボールを動かすことにも取り組んでいました。当時、大熊裕司監督からの指導で覚えているのは、「ゴールにつながるパスの精度を上げろ」ということ。クロスだけではなく、クサビのパスもそうですし、左足からチャンスにつながるパスを付けることは、今でもこだわっています。当時から、パスの質を高めて自分の武器を生かそうと思っていました。
高3になり、U-23ができて、J3第8節の鹿児島(ユナイテッドFC)戦で初めてスタメンで出ました。プレミアリーグでは、左SBで10点を取りました。この年、年代別代表ではAFC U-19選手権で優勝できました。「近年はずっとU-20W杯に出ることができていない」と聞いていたので、「自分たちの代で変えたい」気持ちはみんなにありました。この代表では、1学年上のプロになった選手たちと一緒にやって、メンタル面で学ぶことも多かったです。トップチームへの昇格は、8月頃に告げられました。上がれるか微妙だと思っていたので、ホッとしました。スクールからセレッソでプレーしてトップチームに上がれたことは嬉しかったです。左足を磨くことや左SBにコンバートしてもらったことも含め、セレッソのアカデミーで教えてもらっていなかったら、今の自分はないと思います。
-プロ以降-
トップチームに昇格して、ずっと見ていた丸橋祐介選手と同じプロの舞台で争うことになりました。一緒に練習して、より凄さが分かるようになりました。高い壁が目の前にある感じでした(苦笑)。一番、違いを感じた部分はスピードです。自分は昔からスピードが課題でしたが、近年は体の可動域を広げるトレーニングに取り組み始め、最近は少しずつ練習の成果も出ていると思います。プロ2年目はU-23で試合に出ることが多く、J3の試合経験を重ねたことは大きかったです。でも同時に、「やっぱりトップチームで出ないといけない」という思いにもなりました。3年目の19年は、J1の開幕戦にスタメンで出させてもらったのですが、その後は自分の力が足りず、20年、21年と移籍を繰り返すことになりました。最初に移籍したジュビロ磐田では、「ここで試合に出て成長することで、またセレッソに戻って活躍したい」という気持ちだったのですが、思いを形にすることができず、厳しい1年になりました。21年に移籍したSC相模原では、序盤こそ試合に絡めていましたが、チームの成績が振るわず監督が交代してからは試合に絡む機会が少なくなりました。この2年間、試合にはあまり出られなかったですが、気持ちの部分では大きく成長できたと思います。
セレッソに戻ってきた22年は、「今年ここで結果を出せなかったら後がない」という気持ちで臨みました。短い時間でも、どのポジションでも、与えられたところで全力で挑む気持ちでプレーした中で、センターバックもやらせてもらい、幅が広がりました。守備に対する責任感も増したと思います。復帰2年目の昨年は、試合にも多く出させてもらい、ようやく本当の意味でプロサッカー選手になれた感覚です。その中で、いい時期も悪い時期もありましたが、チームが勝てない時期に、自分も良くない試合が続きました。先頭に立って引っ張る部分では足りず、波も大きかったので、今年は波を減らしていきたいです。ずっと目標にしてきた丸橋選手が移籍して、今季はマルくんが付けていた14番も付けさせていただくことになりました。マルくんが今まで残してきた数字や実績は大きくて、そこに対する憧れもあります。みんなに好かれる人柄も含め、自分もああいう選手になりたい、という思いもありました。大きな背番号ですが、何か自分にプレッシャーをかけてサッカーをすることが大事だと思い、自分から「14番を付けたい」とチームに伝えて了承してもらいました。今年は登里享平選手という、数々のタイトルを獲得してきた選手も加わりました。ノボリくんは周りを動かす力が凄い。ボール保持の際もいいポジションを取っていますし、気が利く選手。見習わないといけないと思っています。ただ、自分としても、試合に出て、ピッチに立ち続けて、チームの勝利につながるプレーをしたい思いは強いです。どんな時でも一番声を出すことや、常に笑顔でいることなど、苦しい時でも自分が一番チームを盛り上げたい。小さい頃からお世話になったクラブで優勝したい気持ちは強いので、ピッチだけではなく、色んな場所でいい影響を発揮できる選手になりたいです。サッカーを始めてから20年近くセレッソのユニフォームを着てプレーしてきました。その中で、30周年に優勝できたら、これ以上幸せなことはありません。選手、スタッフ、事務方で働いているスタッフ、ファン・サポーター、パートナーの皆さん、全員で喜んで終わる姿を想像しながら日々の練習に取り組んでいます。1年を通して完全燃焼で終えたと言えるシーズンにしたい。そこに優勝が付いてくれば最高だと思うので、毎日を大事に努力したいと思います。
CAREER
経歴
NATIONAL TEAM HISTORY
代表歴
PERSONALITYパーソナリティー
1 ニックネーム
かける2 利き足
左足3 足のサイズ(cm)
27.54 背番号のこだわり
大好きな先輩のつけてた番号で1番好きな番号5 スパイクのこだわり
靴擦れするかしないか6 自分のプレーの特徴
左足のキック7 試合前に必ずすること
左足からぜんぶする8 オフの過ごし方
サウナ9 ストレス解消法
歌う10 サッカーを始めた年齢
5歳11 サッカーを始めたきっかけ
松ぼっくりを左足で蹴ったから12 影響を受けた指導者
竹花さん13 仲の良い選手/理由
渡邉りょう、進藤亮佑/面白い14 チームメイトの意外な一面
阪田澪哉/なめてる先輩のことはとことんなめてる15 憧れの選手
ロベルトカルロス16 サッカーで一番大切にしていること
楽しむ17 今季対戦が楽しみなチーム/理由
ガンバ大阪/負けたくないから18 今までで一番嬉しかった試合
颯太が最後に決めたヴィッセル神戸戦19 今までで一番悔しかった試合
ルヴァンカップ決勝広島戦20 将来の夢(サッカー面)
優勝21 もしサッカー選手じゃなかったら
考えられない22 あなたにとってサッカーとは
好きなもの23 今季の目標(サッカー目標)
優勝24 セレッソ大阪の好きなところ
仲良いところ25 セレッソ大阪のイメージ
家26 ヨドコウ桜スタジアムの好きなところ
サポーターの表情が見える27 どんな応援をされると嬉しい?
大きな声28 おすすめの地元飯
柿の葉寿司29 趣味・マイブーム
サウナ30 自分の性格を一言で!
ヘラヘラしてる31 生きていて1番ワクワクする瞬間
美味しいご飯食べる時32 生まれ変わったら何になりたい?
歌手33 初めての給料の使い道
忘れた34 好きな芸能人/アーティスト/芸人(男性)
ONE OK ROCK35 好きな芸能人/アーティスト/芸人(女性)
めるる36 好きな女性のタイプ
よく笑う人37 好きな女性の髪型はショート派?ロング派?
ロング38 好きなアニメ/マンガ/ゲーム
キングダム39 好きな映画のジャンル
ホラー40 好きな音楽のジャンル
ヒップホップ41 苦手な食べ物
にんじん42 この世で一番好きなもの
クロムハーツ43 今一番会ってみたい人
三代目 J Soul Brothers44 今一番欲しいもの
車45 最近チャレンジしたこと
プール46 最近嬉しかったこと
ネイル褒められた47 引退後にやってみたいこと
カフェ48 子どもの頃にやっていてよかったなと思うこと
勉強49 誕生日にもらって嬉しかったもの
シャツ50 ほっとする瞬間
家に帰った時51 いつもつけている香水(銘柄等)
TOM FORD52 今季の目標(プライベート)
車変える53 ファン・サポーターへひと言
死ぬ気で毎日努力します